脊椎脊髄ハンドブック 第3版

德橋 泰明 (監修) / 日本大学医学部整形外科学系整形外科学分野 脊椎班 (著)

株式会社 三輪書店

320 頁  (2018年10月)

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リリース日: 2018年11月23日

脊椎脊髄診断学の基本を8年ぶりに全面改訂 !

脊椎脊髄疾患の多様化、画像診断の進歩に伴う疾患分類や評価法(MRIを用いた評価法など)を大幅に増やすとともに、神経学的診察法、局所診察法についても、初心にかえって全面的に見直した。特に慢性疼痛や心因性疼痛、脊柱変形、骨粗鬆症、脊髄脱髄疾患、脊髄変性疾患については、大幅に加筆した。 外来診察室やベッドサイドなどで使用頻度が高い内容について、多数の図表を用いて簡潔にまとめているため、脊椎脊髄領域を専門としない整形外科医、脳神経外科医をはじめ、脳神経内科医、リハビリテーションスタッフ、研修医などにも、すぐに役立つ実践書である。

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初版を出版後の約18年間に、脊椎脊髄疾患は、疾病としての頻度が高いことやその多様性などから、整形外科、脳神経外科、脳神経内科、放射線科、リハビリテーション科で、以前にも増して重要な診療対象となった。また、集学的な視点から診断・治療しなければならないことも明確になった。本書の改訂後も、高齢化に伴う脊椎脊髄疾患の多様化、画像診断のさらなる進歩、治療の進歩により、疾患によっては新たな診断、評価法が必要になった。一方、普遍的で基本的な神経学的診察法、局所診察法は、疾患の多様化や画像診断の進歩などが大きければ大きいほど、的確な診断を行うためにより重要になった。

そこで、脊椎脊髄疾患の多様化、画像診断の進歩に伴う疾患分類や評価法(MRIを用いた評価法など)を大幅に増やすとともに、神経学的診察法、局所診察法についても、初心にかえって全面的に見直した。特に慢性疼痛や心因性疼痛、脊柱変形、骨粗鬆症、脊髄脱髄疾患、脊髄変性疾患については、大幅に加筆した。

外来診察室やベッドサイドなどで使用頻度が高い内容について、多数の図表を用いて簡潔にまとめているため、脊椎脊髄領域を専門としない整形外科医、脳神経外科医をはじめ、脳神経内科医、リハビリテーションスタッフ、研修医などにも、すぐに役立つ実践書である。また、脊椎脊髄領域を専門とする指導医、認定医にも、スタッフの教育に活用していただければ幸いである。


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第3版の序文

『脊椎脊髄ハンドブック』が出版されてから,すでに18年になります.その間に2010年に第2版への改訂をしてからも,早8年がたちました.また,日本だけでなく韓国でも韓国語版が出版され,非常に多くの方々に本書をご愛顧いただいたことを心から御礼申し上げます.

この約18年間に脊椎脊髄疾患は,疾病としての頻度が高いことやその多様性などから,整形外科,脳神経外科,脳神経内科,放射線科,リハビリテーション科で,以前にも増して重要な診療対象となりました.また,集学的な視点から診断・治療しなければならないことも明確になりました.本書の改訂後も,高齢化に伴う脊椎脊髄疾患の多様化,画像診断のさらなる進歩,治療の進歩により,疾患によっては新たな診断,評価法が必要になりました.一方,普遍的で基本的な神経学的診察法,局所診察法は,疾患の多様化や画像診断の進歩などが大きければ大きいほど,的確な診断を行うためにより重要になりました.

そこで,脊椎脊髄疾患の多様化,画像診断の進歩に伴う疾患分類や評価法(MRIを用いた評価法など)を大幅に増やすとともに,神経学的診察法,局所診察法についても,初心にかえって全面的に見直しました.特に慢性疼痛や心因性疼痛,脊柱変形,骨粗鬆症,脊髄脱髄疾患,脊髄変性疾患については,大幅に加筆しました.

最後に,私どものわがままな度重なる改訂の願いを快く聞いて,ご尽力をいただいた出版元である三輪書店関係者に,改めて心から御礼申し上げます.


2018年10月

德橋 泰明


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第1章 脊椎脊髄疾患への神経学的アプローチ

はじめに

A 神経学的高位診断

1 脊椎と脊髄髄節の位置関係

2 皮膚分節

3 筋節

4 反射

5 硬分節

6 自律神経症候

 (1) 交感神経系が主に関与

 (2) 副交感神経系が主に関与

7 膀胱直腸障害

 (1) 排尿障害

 (2) 排便障害

B 神経学的横位診断

1 長経路徴候

 (1) 錐体路徴候

 (2) 後索症候

 (3) 脊髄視床路症候

2 髄節徴候

 (1) 前角症候

 (2) 後角症候

3 脊髄横断面での特殊な症候群

 (1) Brown-Séquard症候群

 (2) 脊髄中心症候群

 (3) 横断性脊髄障害

 (4) 後索症候群

 (5) 前脊髄動脈症候群

C 脊髄高位別症候

(1) 大後頭孔病変

(2) 頸髄病変

(3) 胸髄病変

(4) 脊髄円錐部病変

(5) 馬尾病変

(6) 髄液病変

(7) 心身医学的諸問題

第2章 各疾患別診断のポイント

A 頸椎部疾患

1 頸椎症(頸部脊椎症)

2 頸椎椎間板ヘルニア

3 頸椎後縦靱帯骨化症

4 頸椎・頸髄損傷

5 胸郭出口症候群

B 胸椎部疾患

1 胸椎椎間板ヘルニア, 胸椎症性脊髄症

2 胸椎靱帯骨化症

 (1) 後縦靱帯骨化症

 (2) 黄色靱帯骨化症

 (3) 胸椎靱帯骨化症の診断上の注意点

3 胸椎・胸髄部外傷

C 腰椎部疾患

1 腰椎椎間板ヘルニア

 *外側椎間板ヘルニア

2 腰部脊柱管狭窄症

 *外側型狭窄症

3 腰椎変性すべり症

4 腰椎分離症・分離すべり症

 *下垂足を生じる疾患とその鑑別

D 先天性疾患

1 頭蓋頸椎移行部

2 腰仙部奇形

 (1) 脊柱管癒合不全症

 (2) 腰部神経根奇形

 (3) 腰仙移行椎

E 腫瘍性疾患

1 脊椎腫瘍

2 脊髄腫瘍

3 嚢腫様病変

4 腰仙椎脊柱管内嚢腫

 (1) 椎間関節嚢腫

 (2) 椎間板嚢腫

 (3) 仙骨嚢腫

F その他の脊柱疾患

1 骨粗鬆症

2 ステロイド性骨粗鬆症

3 脊柱変形

 (1) 小児側弯症

 (2) 後弯症

 (3) 成人脊柱変形

4 脊椎炎症性疾患

 (1) 関節リウマチ脊椎病変

 (2) 脊椎関節炎

 (3) 掌蹠膿疱症性骨関節炎

 (4) 感染性疾患

G 脊髄疾患

1 脊髄空洞症

2 脊髄血管障害

3 炎症性脊髄疾患

4 脊髄脱髄疾患

 (1) 多発性硬化症

 (2) 視神経脊髄炎

5 脊髄変性疾患

 (1) 運動ニューロン疾患

 (2) 脊髄小脳変性症

6 脊髄代謝性疾患

7 脊髄中毒性疾患

 (1) SMON

 (2) 有機リン中毒

 (3) 破傷風

 (4) 放射線脊髄症


引用文献

和文索引

欧文索引

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