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薬物動態のイロハ

加藤 基浩 (著)

株式会社 南山堂

115 頁  (2016年2月)

Android 対応製品 iOS/iPhoneOS対応製品

eBook Price(ダウンロード販売): ¥2,090 (税込) 

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リリース日: 2019年05月24日

薬物動態を学ぶ第一歩はこの一冊から!

薬物の体内での吸収・分布・代謝・排泄という薬物動態全般について解説された入門書.本書では,苦手意識の強い数式を用いずに薬物動態の概念が理解できるよう,著者独自に調べた情報等を基に分かりやすく解説.薬物動態の勉強の第一歩としてお勧めの一冊.

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薬物動態を学ぶ第一歩はこの一冊から!


薬物の体内での吸収・分布・代謝・排泄という薬物動態全般について解説された入門書.本書では,苦手意識の強い数式を用いずに薬物動態の概念が理解できるよう,著者独自に調べた情報等を基に分かりやすく解説.薬物動態の勉強の第一歩としてお勧めの一冊.


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この本は,薬物の吸収・分布・代謝・排泄の薬物動態全般についての入門書です.薬物動態というと数式が多くてよくわからないと思われる方も多いと思います.心配ご無用です.本書では数式は用いません.数式が多いのは薬物速度論で,薬物動態の1つの分野です.薬物動態パラメータについては説明をしますが,基本的に本書では薬物速度論は取り扱いません.薬物速度論はその薬物の特性を理解するために必要な知識であり,投与設計するために重要な学問です.しかし,それだけではありません.本書では,薬物動態の概念を理解していただきたいと思います.

みなさんは,「この薬はグレープフルーツジュースでのんではいけない」とか,「この薬は眠くならない」とか,「この薬は食後にのんでください」とか,聞いたことがありませんか?こういったことはすべて薬物動態に関係した事柄です.さらに,人によって薬の効き方が違うということも知っていると思います.これも薬物動態が影響しています.同じ投与量でも,血中濃度が違い,ある人には10mgの錠剤でよく効いても,ほかの人には20mg必要となったりします.

薬物動態は医薬品の適正使用のために重要な知識なのですが,一般的には,その認知度はそれほど高くないように感じています.そこで,薬物動態全般の入門書を執筆しました.

薬物動態の概念を理解してもらうため,2010〜2012年に日本において新規に承認された経口剤のインタビューフォームあるいは添付文書の情報を調べました.これらのまとめは,あくまで薬物動態を理解してほしいためのものであり,1つひとつの薬物について述べているわけではありません.また記載のされ方も整合性が完全にあるわけではないので,筆者の基準で判断して不採用としている情報もあり,すべての情報が掲載されているわけではないことにも注意してください.薬物動態の相場観がわかってもらえればと思います.

入門書の位置づけで執筆しましたが,筆者の切り口で記載していますので,わかりづらいとか誤解を与える表現があるかもしれません.それは筆者の能力の至らなさのためであり,お許しください.薬物動態を勉強する第一歩として本書を利用していただければ幸いです.

最後に本書の出版をご快諾いただきました南山堂編集部に感謝いたします.


2015年初冬

加藤 基浩


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1 薬物動態の基礎

① 薬物動態とは

② アルコールの体内動態を例として

③ 薬物動態の考え方の基本は水と油

2 薬物動態パラメータ

① 血中濃度と血漿中濃度

② 薬物動態パラメータ

③ バイオアベイラビリティ

④ 単回投与と反復投与

⑤ 有効濃度と半減期

⑥ 市販薬による薬物動態パラメータの相場観

3 吸収

① 経口剤の吸収

② 薬をいつのむのか?―食前・食後・食間

③ 溶 解

④ 吸 収

a ありのままの膜透過

b トランスポーターという名の運び屋,追い出し屋

⑤ 溶解性と膜透過によるグループ分け

⑥ 初回通過代謝

⑦ プロドラッグ

⑧ 非線形性

4 分布

① 血流による運搬

② 分布容積

③ タンパク結合(血漿中,組織中)

④ トランスポーター

5 代謝

① 薬物の2つの代謝反応

② 代謝はどこで起きるか?

③ 代謝反応の種類

a 酸化反応

b 還元反応

c 加水分解反応

d グルクロン酸抱合反応

e その他の代謝反応

④ 代謝酵素

a ミクロソームの酵素

1) シトクロムP450(CYP)

2) フラビン含有モノオキシゲナーゼ(FMO)

3) グルクロン酸転移酵素

4) エステラーゼ

b サイトソールの酵素

c その他の酵素

6 排泄

① 排泄経路

② 尿中排泄

③ 腎障害患者での薬物動態

④ 胆汁中排泄

7 薬物間相互作用

① のみ合わせ

② 薬物間相互作用の2つのパターン

③ 代謝酵素の阻害と誘導

a 代謝酵素の阻害

b 代謝酵素の誘導

④ トランスポーター阻害

⑤ タンパク結合の阻害

⑥ 実際の相互作用の例

付録 ― 薬剤情報

1. 1日の投与回数

2. 異なる含量の製剤数

3. 製剤の種類

4. 製剤の大きさ

5. 製剤の重量

6. 薬物動態試験の被験者数

特記事項

※今日リンク、YNリンク、南山リンクについて、AndroidOSは今後一部製品から順次対応予定です。製品毎の対応/非対応は上の「便利機能」のアイコンをご確認下さいませ。

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