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EBM血液疾患の治療2013-2014

金倉 譲 , 木崎 昌弘 , 鈴木 律朗 , 神田 善伸 (編)

株式会社 中外医学社

590 頁  (2012年10月)

Android 対応製品 iOS/iPhoneOS対応製品

eBook Price(ダウンロード販売): ¥14,040 (税込) 

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リリース日: 2012年11月30日

血液疾患に関する諸問題をいかに解決し対応すべきかを、最新のエビデンスをもとに解説する好評書の最新版。今日の診療について判断に迷うテーマや問題点について数多のEBMを拠り所としながら各領域のエキスパートが解説を加えている。

ダイナミックに変化する血液疾患のEBMを正確に把握し、実践するために、多くの臨床医の先生方やともにチーム医療を担う医療者の皆様におすすめの書です。

EBMシリーズ

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*AndroidOSでの導入方法の詳細は こちら

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血液疾患に関する諸問題をいかに解決し対応すべきかを,最新のエビデンスをもとに解説する好評書の最新版.今日の診療について判断に迷うテーマや問題点について数多のEBMを拠り所としながら各領域のエキスパートが解説を加えている.旧版に収録されていないテーマや新たなトピックスを中心に精選された項目を収載した


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この度,「EBM血液疾患の治療」を3年ぶりに改訂し出版することとなった.本書は,2009年10月に刊行した前版より編集者を一新し,新たな体制で血液疾患の日常診療で遭遇する種々の疑問に対し,最新のエビデンスを持って答える書として多くの診療の現場で受け入れられてきた.

しかしながら,この間の血液診療の進歩は目覚ましいものがある.分子標的治療薬を中心とする多くの新規治療薬が臨床の現場に導入され,これらの薬剤を用いた大規模な臨床試験が実施された結果,多くの血液疾患に対する標準的な治療法も大きく変わろうとしている.さらに,血液疾患は他のどの分野の疾患よりも分子レベルでの病態解析の進歩が早く,これらの結果が,疾患の分類,診断や予後に及ぼす影響も大きい.このように進歩の速い血液疾患に関する膨大な情報を,日常業務の多忙な臨床医がすべて把握することは極めて困難である.とは言え,われわれ臨床医は最新の情報をcatch―upし,その時々の最も高いエビデンス(科学的根拠)を有する治療を患者に提供しなくてはならない.患者の状態を正確に把握し,的確な診断と科学的根拠に基づいた治療法を選択し,ベストな医療を実践するのは臨床医の責務である.

本書は,血液疾患に対する日常診療の中で,このような科学的根拠に基づく医療,すなわちEBM(evidence―based medicine)を実践するために企画された.造血障害,造血器腫瘍(白血病,悪性リンパ腫,多発性骨髄腫),出血・血栓疾患,支持療法・輸血および造血幹細胞の領域において,当然知っておくべき疾患から判断に迷う状況まで,様々な項目を4名の編者がピックアップし,その領域におけるわが国のトップランナーの先生方に執筆をお願いした.年次ごとに進歩するエビデンスを基に,豊富な臨床経験を有する筆者により,現時点での最もup―dateな血液診療の実践書が本書である.わが国においては,とかくdrug lagの問題がとりざたされることが多い.新規治療薬の承認は早くなったとはいえ,欧米では標準的な治療がわが国では保険診療上できないことも多い.本書では,その点も考慮し,EBMを実践するための根拠に対し,その問題点と本邦で実践するための注意点に関しても豊富な経験を有するエキスパートが丁寧に解説し,より実践的な書籍となっている点が大きな特徴である.

本書がダイナミックに変化する血液疾患のEBMを正確に把握し,実践するために,多くの臨床医の先生方やともにチーム医療を担う医療者の座右の書となり活用されることを期待している.最後に,お忙しい中に本書を執筆いただいた先生方に心より御礼申し上げたい.


2012年 9月

編者


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I.造血障害

1.再生不良性貧血―非重症例の治療を中心に

2.MDSの病態と予後因子

3.低リスクMDSの治療方針

4.高リスクMDSの治療方針

5.MDSに対する新規治療薬の適応と治療成績

6.MDSに対する同種造血幹細胞移植の適応と治療成績

7.発作性夜間血色素尿症に対する治療方針

II.白血病

A.急性骨髄性白血病(AML)

1.正常核型AMLの遺伝子異常と予後

2.初発AMLの治療方針 寛解導入療法について

3.AMLにおける寛解後療法の選択

4.高齢者AMLの治療方針

5.再発・難治AMLの治療方針

6.MDSから移行したAMLの治療

7.第1寛解期AMLに対する造血幹細胞移植の適応

8.AMLに対する分子標的療法の可能性

B.急性前骨髄球性白血病(APL)

1.初発APLの治療方針

2.APLに対する維持療法

3.再発APLの治療方針

4.APL分化症候群の病態と治療

5.APLに合併するDICの治療

C.急性リンパ性白血病(ALL)

1.Ph陽性ALLの治療方針

2.Ph陰性ALLの治療指針

3.思春期ALLの治療方針

4.再発・難治ALLの治療方針

5.T細胞性ALLの治療方針

D.慢性骨髄性白血病(CML)

1.初発CML-CPの治療方針

2.TKIによるCML治療のモニタリングと予後予測

3.イマチニブ投与中止の可能性

4.イマチニブ抵抗性・不耐容の慢性期CMLに対する治療方針

5.移行期/急性転化CMLの治療方針

6.CML治療における造血幹細胞移植の位置づけ

7.CMLに対する新規治療法の開発状況

E.骨髄増殖性腫瘍(MPN)

1.真性赤血球増加症の治療方針

2.本態性血小板血症の治療方針

3.原発性骨髄線維症の治療方針

4.慢性好酸球増加症の病態と治療

5.MPNに対する分子標的療法の可能性

III.リンパ系腫瘍

A.慢性リンパ性白血病(CLL)

1.初発CLLの治療方針

2.CLLに対する新規治療法

3.CLL類縁疾患の治療

B.濾胞性リンパ腫・マントル細胞リンパ腫

1.濾胞性リンパ腫に対するリツキシマブ維持療法

2.再発した濾胞性リンパ腫の初回救援治療

トピックス 十二指腸原発濾胞性リンパ腫の治療は必要か?

3.マントル細胞リンパ腫の治療方針

C.びまん性大細胞型B細胞リンパ腫

1.びまん性大細胞型B細胞リンパ腫で,R-CHOP療法を凌駕する方法はあるか?

トピックス CD5陽性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫は,CD5陰性のものと異なる方針をとるべきか?

2.びまん性大細胞型B細胞リンパ腫に対する中間PETを用いた治療の層別化

トピックス 精巣原発びまん性大細胞型B細胞リンパ腫はどこまで治療すべきか?

3.CNS原発リンパ腫に対する治療方針

D.T/NK細胞リンパ腫

1.T細胞リンパ腫の治療方針

トピックス 血管免疫芽球型T細胞リンパ腫に対するシクロスポリン療法の有用性は?

トピックス γδ型T細胞リンパ腫の治療方針は?

2.限局期鼻NK/T細胞リンパ腫の治療法

3.進行期および再発・難治の節外性NK/T細胞リンパ腫の化学療法

E.成人T細胞性白血病/リンパ腫(ATL/L)

1.ATLに対する化学療法の成績

2.ATLに対する造血幹細胞移植の現状

3.ATLに対するインターフェロンα+抗レトロウイルス剤の位置づけ

4.ATL/Lに対する抗体療法

F.ホジキンリンパ腫

1.限局期ホジキンリンパ腫の治療は,どこまで弱められるか?

2.進行期ホジキンリンパ腫に,ABVD療法を超える治療はあるか?

3.再発・難治性ホジキンリンパ腫の治療

4.結節性リンパ球優位型ホジキンリンパ腫の治療方針

G.総合

1.慢性関節リウマチに対するTNF阻害剤は,リンパ腫の発症リスクを高めるか?

2.肝炎ウイルスの感染は,リンパ腫の発症リスクを高めるか?

3.モノクローナル抗体療法は,進行性多巣性白質脳症のリスクを高めるか?

IV.多発性骨髄腫と関連疾患

1.若年者(移植可能年齢)骨髄腫の治療指針

2.移植非適応高齢者骨髄腫の治療指針

3.再発・難治骨髄腫の治療方針

4.多発性骨髄腫治療における地固め・維持療法の意義

5.多発性骨髄腫に対する同種造血幹細胞移植の可能性

6.多発性骨髄腫に対する合併症の治療(腎,骨,感染症)

7.形質細胞性白血病の治療方針

8.原発性マクログロブリン血症の治療方針について

9.原発性アミロイドーシスの治療

V.出血・血栓性疾患

1.ITPの治療指針

2.難治性ITPに対する新規治療薬による治療

3.血友病に対する治療

4.von Willebrand病の治療

5.DICに対する治療指針

6.抗リン脂質抗体症候群

7.TTP/HUSに対する治療

8.ヘパリン起因性血小板減少症に対する治療

9.深部静脈血栓症に対する対策と治療

VI.支持療法・輸血

1.骨髄不全症に対するG-CSFの適応と至適投与

2.血液疾患における貧血に対するEPO治療の可能性

3.造血器腫瘍治療における輸血療法の適応

4.鉄代謝と輸血後鉄過剰症に対する治療方針

5.輸血関連急性肺障害の予防と治療

6.予防的抗菌薬・抗真菌薬の適応

トピックス ニューモシスチス肺炎の予防はどのような患者に必要か?

7.発熱性好中球減少症の治療指針

8.侵襲性真菌感染症の治療

9.造血器腫瘍治療におけるウイルス感染症に対する診断と治療

VII.造血幹細胞移植

1.HLA 1抗原不適合血縁者間移植とHLA適合非血縁者間移植の優劣

2.HLA抗体を有する患者に移植を行う際の考慮

3.フルダラビンを用いた様々な移植前処置の役割

トピックス 移植前処置におけるATGの適切な投与量は?

4.急性GVHDに対する治療方針

5.サイトメガロウイルス感染に対する対策

6.同種造血幹細胞移植後の二次発がんに対するスクリーニング

7.慢性GVHDの治療方針

8.移植後再発に対する治療方針

索引

特記事項

※今日リンク、YNリンク、南山リンクは現在AndroidOSには未対応となっております。何卒ご了承下さいませ。

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