高血圧治療ガイドライン2019

日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会 (編集)

ライフサイエンス出版 株式会社

304 頁  (2019年4月)

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リリース日: 2019年11月15日

最新のエビデンスを踏まえ,5年ぶりに改訂!

高血圧治療方針決定に必携のガイドラインです。
日本の高血圧人口は推定4300万人。治療中の高血圧患者さんのうち目標値まで下がっている人は半分程度しかいません。
脳卒中,心臓病,腎臓病を引き起こす最大の原因といわれる高血圧。本ガイドラインの普及が求められています。
2019年版では,従来の作成方針に基づく教科書的記載法に加え,高血圧治療に関する臨床課題(クリニカル・クエスチョン:CQ)を決定し,それらに対するシステマティックレビューを実施して,現在のエビデンスを明らかにするとともに推奨文を作成しました。

2019年版改訂のポイント
・従来の教科書的記述に加え,より実践的な情報を盛り込んだQ&Aスタイルを追加
・徹底した文献吟味による最新の診断・治療法を提示
・家庭血圧測定をこれまで以上に重視
・目標血圧値達成に向けた多くの方策を示し実臨床に対応

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最新のエビデンスを踏まえ,5年ぶりに改訂!

高血圧は脳卒中および心疾患の最大の危険因子です。その診療方法について,学会が総力をあげて議論を重ね,1700件以上の研究論文を基にガイドラインを改訂しました。


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高血圧症は脳心血管病(脳卒中および心疾患)の最大の危険因子です。脳心血管病による死亡率は過去50年間で大幅に低下したとはいえ,高齢者において,この脳心血管病は,癌とほぼ同程度の死亡原因となっており,血圧の十分なコントロールが求められています。

この度,日本高血圧学会による「高血圧治療ガイドライン2019(JSH2019)」が出版の運びとなりました。これまでにも2000年以降,約5年ごとに改訂を行っており,今回で第5版となります。今回の改訂にご協力頂きました執筆委員,Systematic Review(SR)委員,査読委員,リエゾン学会委員,評価委員の約200名に上る多くの方々には深く感謝申し上げます。

今回のガイドラインの特徴は次のとおりです。(1)「日本医療機能評価機構(Minds)診療ガイドライン作成の手引き2014,Minds診療ガイドライン作成マニュアルVer.2.0(2016.03.15)」に従い,Clinical Question(CQ)を作成,SRを行い,数多くのエビデンスの評価,統合後に推奨文を作成する方式を,一部採用しました。この推奨文の決定に際しては,Delphi法(序章参照)を用いました。従来の教科書的な解説も残しました。また,エビデンスが十分でないが,多くの医療従事者が疑問に思っている課題については,Question(Q)として,コンセンサスレベルの解説を行いました。(2)日本医学会の「診療ガイドライン策定参加資格基準ガイダンス(平成29年)」に従い,利益相反(conflict of interest:COI)管理を行ったうえで執筆者等を決定しました。(3)JSH2019の最終案は,関連するリエゾン学会や患者団体等も含む評価委員の方々,パブリックコメントのご意見等も参考にさせて頂きました。(4)2016年末に開始した今回のガイドライン作成過程では,新たなCQ,SR方式の勉強会や,2日間にわたるconsensus conferenceを含む6回の作成委員会,メール上での意見交換等で内容の検討を進めました。

2017年に米国(ACC/AHA2017),2018年には欧州(ESC/ESH2018)が高血圧治療ガイドラインを発表しました。JSH2019も含め,3つのガイドラインには多くの共通点が認められます。第一に,治療中の患者で,現在の降圧目標に到達している割合が50%前後といまだ不十分であり,この改善に向けた方策が多く盛り込まれている点です。第二に,エビデンスの蓄積により,降圧目標値が引き下げられた疾患,病態が増えました。第三に,血圧値以外の脳心血管病のリスクを評価して,血圧値とともに考慮し,降圧治療への対応を決定していく方法が用いられています。第四に,本邦では既に多く用いられていますが,診察室外血圧測定法(家庭血圧測定)を重視する方向性が示されています。

いままで以上に,エビデンスを重視したJSH2019を活用して頂き,本邦の降圧目標達成率が上昇し,脳心血管病減少に本ガイドラインが貢献することを願っております。


2019年3月

日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会
作成委員長 梅村 敏


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序文

第1章 高血圧の疫学

第2章 血圧測定と臨床評価

第3章 治療の基本方針

第4章 生活習慣の修正

第5章 降圧治療

第6章 臓器障害を合併する高血圧

第7章 他疾患を合併する高血圧

第8章 高齢者高血圧

第9章 認知症と高血圧

第10章 女性の高血圧

第11章 小児の高血圧

第12章 特殊条件下高血圧

第13章 二次性高血圧

第14章 高血圧管理の向上に向けた取組みと今後の展望

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お客さまからの声 

★★★★★ 製品アンケートより
投稿者:匿名 (2019年12月13日 16:56)

臨床医にとって必須の本書がワンタッチで検索できる電子版は臨床医に必須と思う。

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