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重症患者ケア(第3巻3号)集中治療における 早期リハビリテーション

  • ページ数 : 152頁
  • 書籍発行日 : 2014年8月
  • 電子版発売日 : 2016年9月16日
¥3,740(税込)
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商品情報

内容

集中治療での早期リハビリテーションをより確実なものに―

平成26年度診療報酬改定で、入院早期からのリハビリテーションがきわめて重要な役割と責任を負いました。一定の広がりをみせている集中治療での早期リハビリテーションをより確実なものにするために、本特集は集中治療の現場の最前線の方々が執筆。実践的な内容になっています。

序文

特集編集にあたって

近年,これまでになく集中治療でのリハビリテーションが注目されています.平成26 年度診療報酬改定の基本方針の重点課題のなかにも,"(1)医療機関の機能分化・強化連携,在宅充実等"のなかに,「急性期の患者の早期退院・転院やADL(日常生活動作)低下等の予防ため,早期からのリハビテーション実施や退院・転院支援の充実等も重要である」とあり,この診療報酬改定で,入院早期からのリハビテーションがきわめて重要な役割と責任を負いました.

一方,われわれが集中治療領域の医師や集中ケア認定看護師を対象に行った全国調査では,リハビリテーションの重要性を認識しながらも,関連他職種との連携や協働にはまだ多くの課題や問題があるとの結果でした.今後,より高度急性期病床機能の明確化が進むなかで,現在の集中治療チームにリハビリテーションを定着させるかは大きな課題です.2009 年に『Lancet』に掲載されたSchweickert らの論文のインパクトは強烈で,Early mobilization に代表される早期リハビリテーションが広く浸透する原動力になっていますが,多くの課題や問題があるままでは,一時のブームにとどまってしまうのではないかという危惧もあります.

一定の広がりを見せている集中治療での早期リハビリテーションをより確実なものにして,多くの患者さんが早期リハビリテーションの恩恵を享受していただけるようにとの思いで,本書は企画されました.集中治療の現場の最前線の方々に執筆いただき,実践的な内容になっていると思います.

このたびの特集が,集中治療でのリハビリテーションに携わる皆様にとって大いに役立つことを期待しています.

高橋 哲也
東京工科大学 医療保健学部 教授

目次

イントロダクション

集中治療における早期リハビリテーション 〜歴史的背景や進歩について〜

集中治療における早期リハビリテーションに関連する評価表・ガイドラインについて
〜PADガイドラインを中心に〜

リハビリテーションのコツ

集中治療におけるROMエクササイズのコツ
〜ROMエクササイズは早期リハビリの基本!〜

集中治療における末梢骨格筋トレーニングのコツ
〜ケアの合間にすぐできるトレーニング〜

集中治療における端坐位・起立・歩行練習のコツ
〜ICUから早期離床を始めよう〜

疾患別リハビリテーション

心臓外科手術後の早期リハビリテーション
〜心臓を切っても動きましょう〜

呼吸不全患者に対する早期リハビリテーションの実際
〜明確な目的に応じた体位管理を行いましょう〜

多発外傷患者に対する早期リハビリテーションの実際
〜明日から怖くない多発外傷患者のリハビリテーション〜

脳損傷患者に対する早期リハビリテーションの実際
〜チームの総合力で決まる,早期リハビリ!〜

多職種連携

集中治療における人工呼吸器離脱に向けた多職種連帯
〜自分の評価を治療に活かす方法〜

集中治療における栄養管理の多職種連携
〜ザ・チーム医療〜

集中治療におけるICU-AW,廃用性筋萎縮に対する多職種連携
〜重症熱傷患者を通じて〜

せん妄や疼痛に対する多職種連携
〜多職間でいかに共有するのか〜

ICU専従理学療法士は必要か?
〜これからは専従作業療法士,言語聴覚士も必要! 専従の問題点を理解して打倒,廃用症候群〜

文献レビュー

人工呼吸器装着患者の早期リハビリテーション
〜ここまでわかっている! 早期リハビリテーションの効果〜

心臓外科術後の早期リハビリテーション
〜エビデンスを知って質の高い看護ケアを提供しよう!!〜

せん妄に対する早期リハビリテーション
〜早期リハビリテーションによるせん妄予防のエビデンス〜

栄養管理と早期リハビリテーション
〜集中治療における栄養管理と早期リハの新たな視点〜

集中治療における神経筋刺激療法(NMES)
〜動かせない重症患者さんは電気刺激で筋のコンディションを整える〜

書評:「ナースの疑問に答えます! 入院中のリハビリテーション」

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書籍情報

  • ISBN:9784883789078
  • ページ数:152頁
  • 書籍発行日:2014年8月
  • 電子版発売日:2016年9月16日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:2

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