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小児科学レクチャー(3巻3号)Q&Aで学ぶ 乳幼児健診・学校検診―育児支援と成長・発達の診かたの最新知識―

  • ページ数 : 251頁
  • 書籍発行日 : 2013年5月
  • 電子版発売日 : 2013年10月11日
¥5,280(税込)
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商品情報

内容

小児科に携わるすべての医師のための雑誌「小児科学レクチャー」の3巻3号「Q&Aで学ぶ 乳幼児健診・学校検診ー育児支援と成長・発達の診かたの最新知識ー」が電子版となりました。

小児の健診の重心は、病気の早期発見・早期治療から、発達障害の早期発見・育児支援へと移っています。小児科医、また健診業務に携わる皆様に役立つ最新の情報をぜひご活用ください。

序文

我が国では,小児の健診の重心は,病気の早期発見・早期治療から,発達障害の早期発見・育児支援へと移っています.私が医師になった時分と比べて,大きな変化です.同時に,その枠組みも変化しつつあるようです.1997年改正の母子保健法で定められている乳幼児健診は,1歳6ヵ月児健診と3歳児健診のみです.それにもかかわらず,1ヵ月,4ヵ月,10ヵ月,1歳の健診がされていることがほとんどです.最近は,5歳児健診も開始されています.また,出産前から関与していくペリネイタル・ビジットを県単位で行っている医師会もあります.2007年4月からは,厚労省の事業として乳児家庭全戸訪問事業(別称:こんにちは赤ちゃん事業)が開始され,生後4ヵ月までの乳児がいる家庭を全部訪問して,子育て支援につなげようとしています.そして,聴覚スクリーニングは,1990年から開始された3歳児に加えて,最近は新生児期にも行われています.さらに,学校に入学すれば,内科検診の他に腎臓検診,心臓検診などもあります.このように,乳幼児期,小学生,中学生までの各年代で,綿密な健診/検診を行っている国は,世界でも稀ではないでしょうか.

小児科医のidentity の一つに,人間の発達に関わることがあります.器質的疾患に対する医療より,発達,心理,精神の問題への対応が,最近の小児科医には,大きな問題になっていそうです.Generalistとしての小児科医が,Generalistの内科医と明らかに異なる点です.この本を読んでいただければ,ご執筆いただいた先生方が,子どもだけでなく,子どもの家庭とのかかわり合いに,いかに気配りをしているかを肌で感じ取れます.

この本は,小児科医だけでなく,園医,学校医をされている医師,養護教諭,保健師,看護師を念頭において編集しました.診察室,学校の保健室,保健センターの健診会場の片隅においていただければ,これ以上,うれしいことはありません.

最後に,この本の編集に多大な尽力を注いでいただきました総合医学社編集部の皆様に深謝いたします.


賀藤 均(文責),伊藤秀一,田原卓浩

目次

I 「かかりつけ医」の役割

1.「かかりつけ医」として園・学校へどうかかわるべきか

II 乳幼児健診で知っておきたいこと

2.ペリネイタル・ビジット

3.こんにちは赤ちゃん事業

4.乳幼児の診かた

5.1ヵ月児健診

6.3~4ヵ月児健診

7.6~7ヵ月児健診

8.9~10ヵ月児健診

9.1歳児健診

10.1歳6ヵ月児健診

11.3歳児健診

12.5歳児健診

13.ことばの発達の診かたとフォローアップ

14.聴覚スクリーニングと異常への対応

15.見え方のチェックと眼科疾患

16."発達障害"スクリーニングと発達障害への対応

17.歯科健診

III 園・学校検診/健診で知っておきたいこと

18.腎臓検診

19.心臓検診

20.学校感染症―課題と対応

IV 疾患を見つけるためのPointとTopics

21.皮膚疾患

22.整形外科疾患

23.内分泌疾患

24.泌尿器疾患

25.外科疾患

26.眼科疾患

27.食物アレルギー

28.肥満とメタボリックシンドローム

コラム

出生前診断カウンセリング

赤ちゃんの頭の形

結核健診

側弯症検診の意義

園医による健診のポイント

食育と給食

熱中症対策

禁煙指導

虐 待

特別支援教育

“いじめ”対策

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書籍情報

  • ISBN:9784883787616
  • ページ数:251頁
  • 書籍発行日:2013年5月
  • 電子版発売日:2013年10月11日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:2

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