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- 最新!麻酔のテクニック ―器材と技術の完全マスター―
商品情報
内容
序文
本誌の創刊号の特集「麻酔の現況と展望」にひき続き,第2巻として「最新!麻酔のテクニック―器材と技術の完全マスター―」を企画致しました.麻酔科学領域の学問としての進歩はもちろんですが,新たな技術・器材の開発によって麻酔の安全性は飛躍的に進歩してきました.
私が麻酔科医になった頃は八ロセン麻酔の時代で,パルスオキシメータや力プノメータもまだまだ希少なモニターでした.ここ20年で麻酔法は吸入麻酔一辺倒から静脈麻酔全盛となり,前述のモニターは必須のものとなりました.さらにBISモニターなどの新たなモニターも普及してきています.また,気道確保や静脈穿刺法も,力メラ技術や超音波装置の進歩に伴って進化を続けています.創刊号では,「麻酔科領域の新しい器材と技術」として誌面の関係上,最近の主な内容についてのみを総論的にとりあげましたが,今回は特集の機会をいただきましたので,さらに多くの器材・技術をとりあげ,その領域のエキスパートの先生方に執筆をお願いしました.一時的な流行で廃れていく器材や技術もありますが,現時点で集中治療やペインクリニックも含めた麻酔科領域全般において必要とされる,あるいは理解しておいた方が良いものを取り上げました.
内容については,本誌創刊の主旨であります若手麻酔科医の疑問に筈える形でのQ&A形式としています.実際の臨床の現場でレクチャーしている場面を想定していただき,原理については具体的なわかりやすい解説を,また器材や技術については実際の使用方法やコツについての記載もお願いしました.
せっかくの新しい器材も,適切に使用されなければ意味はありません.より安全な麻酔を行うために必要とされる技術は,決して名人芸ではなく,一定期間の経験を有する麻酔科医であれば誰もが行うことのできるものでなければならないと私は考えています.本号が若手麻酔科医の知識と技術向上に役立ち,また指導的立場にある麻酔科医の手助けになるものと期待しています.
編集:佐藤 哲文(岡山大学病院 集中治療部)
目次
I 麻酔全般
Q 1.麻酔器・麻酔回路
Q 2.麻酔ガス・炭酸ガスモニター
Q 3.パルスオキシメータ
Q 4.脳波モニター
Q 5.TIVA
Q 6.TCI
Q 7.脊髄くも膜下麻酔・硬膜外麻酔用器材
Q 8.麻酔シミュレーター
II 血管確保
Q 9.静脈留置針
Q10. 点滴回路
Q11. 中心静脈穿刺器材
Q12. 中心静脈穿刺-末梢静脈穿刺,皮下埋込み式-
III 超音波ガイド
Q13. 携帯型超音波画像診断装置
Q14. 超音波ガイド下中心静脈カテーテル留置法
Q15. 神経刺激装置
Q16. 超音波ガイド下末梢神経ブロック -上肢-
Q17. 超音波ガイド下末梢神経ブロック -下肢-
Q18. 超音波ガイド下末梢神経ブロック -体幹-
IV 気道確保
Q19. DAM
Q20. ラリンジアルマスク
Q21. トラキライトTM,エラスティックブジー
Q22. ビデオ喉頭鏡,ラリンゴビュー
Q23. スタイレットスコープ,気管支ファイバースコープ
Q24. エアウェイスコープTM,エアトラックTM,ブラード型喉頭鏡TM
Q25. TruView EVO2,Glidescope,McGrath喉頭鏡,クーデックビデオラリンゴスコープ
Q26. 外科的気道確保
Q27. 特殊な気管チューブ
V 循環器系
Q28. スワンガンツカテーテル
Q29. 心拍出量モニター
Q30. TEE-心臓手術
Q31. TEE-非心臓手術
Q32. 体外式ペースメーカー・除細動器
VI 脳神経系
Q33. 脳酸素・血流モニター
Q34. 脊髄機能モニター
VII 術後管理・集中治療
Q35. PCA
Q36. 肺血栓塞栓症予防
Q37. 術後 NPPV
Q38. NO 吸入療法
VIII ペインクリニック
Q39. 痛みの評価-主観的および客観的方法-
Q40. エピドラスコピー
Q41. 高周波熱凝固法
Q42. 脊髄刺激療法
Q43. 低反応レベルレーザー・光線療法
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書籍情報
- ISBN:9784883786015
- ページ数:280頁
- 書籍発行日:2009年7月
- 電子版発売日:2011年10月8日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:2
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