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老衰を診る 人生100年時代の医療とケア

今永 光彦 (著)

株式会社 メディカ出版

144 頁  (2019年6月)

Android 対応製品 iOS/iPhoneOS対応製品

eBook Price(ダウンロード販売): ¥3,300 (税込) 

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リリース日: 2019年07月03日

老衰をとりまく臨床は奥が深い?

長寿化が進み増えてきた老衰。しかし医学的な定義はなく「治療」法もふさわしいケアも確立していないのが現状で、現場の医療職は迷いながら診療している。在宅医への綿密な調査や著者自身の臨床経験をもとに事例を用いて、老衰の診断、ケア、看取りを実践的に解説した一冊。

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*コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
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老衰の診断、ケア、看取りを実践的に解説!


長寿化が進み増えてきた老衰。しかし医学的な定義はなく「治療」法もふさわしいケアも確立していないのが現状で、現場の医療職は迷いながら診療している。老衰患者に最善の治療・ケアについて、在宅医への綿密な調査と自身の臨床経験をもとに事例を用いて考察する。


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はじめに

老衰についての書籍を出さないかとお話をいただいたときは、正直びっくりいたしました。老衰の臨床については、曖昧な部分や不確実な部分が数多くあり、指針やエビデンスもないばかりか、私自身も日々迷いながら臨床を行っているからです。そのような内容を書籍にすることができるのであろうか、はたして読者の皆様にとって意義のあるものとなるのであろうかと、お話を受けるべきか迷いました。しかし、私と同じように高齢者診療の場において、老衰を取り巻く諸々の問題について悩んだり、迷ったりしている方々に、少しでもヒントとなるようなことが提供できれば、また、少しでも議論のとっかかりとなればと思い、今回本書を出版させていただく運びとなりました。

前半で老衰における統計的な背景や私が細々と行ってきた研究内容の提示などを行い、老衰における臨床にどのような問題点があり、現状がどうであるのかについて書かせていただきました。後半は、老衰における臨床を実践するにあたっての留意点や考え方、工夫などについて書かせていただきました。ご興味のあるところから読んでいただければと思います。

内容については、エビデンスなどの根拠が乏しい分野であるため、私見や経験からの発言も多く含まれておりますがご容赦ください。少しでも読者の皆様のお役に立つことができれば幸いです。


2019年4月

今永 光彦


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序章 私が老衰に関心を持った理由

はじめての老衰の診断

老衰と診断することへの迷い

老衰について調べてみた

老衰をとりまく臨床は奥が深い?

第1章 老衰の過去・現在・未来

死亡時の年齢の変化──統計は語る(1)

老衰死の場所は在宅か──統計は語る(2)

老衰死に地域差はあるか──統計は語る(3)

的確な診断により減少──老衰の過去

多死社会だから老衰死も増加──老衰の現在

今後さらに増加──老衰の未来

第2章 老衰の診断をめぐって

老衰の診断をどうつける──臨床上の問題点(1)

家族の意見は影響するか──臨床上の問題点(2)

死亡診断書にどう記載する──臨床上の問題点(3)

在宅医へのインタビューによる質的研究

見えてきた傾向──質的研究の結果から(1)

老衰の臨床像とは──質的研究の結果から(2)

診断への葛藤や不安──質的研究の結果から(3)

他医師の考えが影響──質的研究の結果から(4)

家族との関わりを重視──質的研究の結果から(5)

結果から仮説を生成

質問紙票を用いての量的研究

死因としての老衰──量的研究の結果から(1)

老衰と考える臨床像──量的研究の結果から(2)

診断に影響すること──量的研究の結果から(3)

老衰と診断する際の気持ち──量的研究の結果から(4)

老衰と診断した際の家族の反応──量的研究の結果から(5)

死亡診断書の記載──量的研究の結果から(6)

量的研究の結果からわかったこと

医師の葛藤・不安・迷いをもたらす因子──学会発表から(1)

葛藤・不安・迷いの背景──学会発表から(2)

第3章 老衰患者へのケア

可逆的な状態を見逃すな

家族もチームの一員である

第4章 老衰の看取り

場所によって関わり方は異なる

急変したら治療すべきか

食べること・食べられなくなること

死亡診断をめぐって

終章 あとがきに代えて

特記事項

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