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潰瘍性大腸炎の診療ガイド 第3版

NPO法人日本炎症性腸疾患協会(CCFJ) (編集)

株式会社 文光堂

100 頁  (2016年10月)

Android 対応製品 iOS/iPhoneOS対応製品

eBook Price(ダウンロード販売): ¥3,456 (税込) 

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リリース日: 2019年08月21日

潰瘍性大腸炎の診療に携わる全ての医師に役立つ,実践的ガイドブック!

潰瘍性大腸炎診療は,新しい薬剤の登場,治療指針の導入,治療目標の新しい概念の確立など,進歩が著しい.本書ではこれらの最新情報を盛り込み,臨床現場の第一線で活躍している各専門家が診療のポイントをわかりやすく解説.より臨床現場で役立つ実践的な内容となった.

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好評の第2版から5年ぶりの改訂.潰瘍性大腸炎診療は,新しい薬剤の登場,治療指針の導入,治療目標の新しい概念の確立など,進歩が著しい.第3版ではこれらの最新情報を盛り込み,臨床現場の第一線で活躍している各専門家が診療のポイントをわかりやすく解説.より臨床現場で役立つ実践的な内容のガイドブックとなった.潰瘍性大腸炎の診療に携わる全ての医師,コメディカルスタッフ,患者さんにも身近に置いて活用していただきたい.


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第3版刊行にあたって

潰瘍性大腸炎の診療にあたられている消化器科の医師を始め,多くの方のお役に立つことを願って本書の初版が2007年に出版されました.

その後も治療の進歩などがあり,2011年に第2版を刊行いたしました.以来,5年が経過して,診療ガイドラインの改定,新薬の導入,治療目標の変化,指定難病に対する公的支援制度の変化などがあり,これらの情報を盛り込んだ再改訂が必要になってきました.今回も分担していただいた各著者のご協力をいただき,最新の情報を盛り込み,さらに内容を充実させた第3版を出版することができました.

炎症性腸疾患の患者数の増加によって,潰瘍性大腸炎の治療,指導,相談などの対応に迫られる医療関係者の数も増加し,この病気を理解する必要に迫られているかと思います.患者にとっても十分な説明を受けることが難しく,そのような方々にとって本書は最新の情報を盛り込み,内容は充実度に従って箇条書きにされており,読みやすく,理解しやすいガイドブックの役割を果たしております.ぜひお手元に置いて,実際の診療のお役に立ててください.本書が前版までと同様,広く皆様に受けいれられることを願っております.

第3版刊行に際し,ご多忙な中,最新の内容を盛り込んでくださった各著者に改めて感謝いたします.また,文光堂にも心から感謝いたします.


平成28年10月吉日

NPO法人日本炎症性腸疾患協会(CCFJ)顧問
福島 恒男


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第1章 診断と分類

1.潰瘍性大腸炎の診断

1 診断基準

2 診断のポイント

3 鑑別診断

2.潰瘍性大腸炎の病態の分類

1 病型の拡がりによる分類

2 臨床経過による分類

3 臨床的重症度の評価

4 活動期内視鏡的所見による重症度の評価

5 潰瘍性大腸炎(UC)の粘膜治癒の定義とその評価法

第2章 長期経過

1 初発時症状,経過

2 発症

3 罹患範囲と症状

4 合併症・経過

5 UCの自然寛解

6 ステロイド薬の有効率とその長期的な効果

7 抗TNFα抗体の有効率とその長期的な効果

8 寛解率

9 UCの病型

10 UCの長期予後

11 活動性の推移

12 長期予後に関係する因子

13 発症時年齢

14 再発,増悪因子としての感染性腸炎

15 手術率

16 多施設研究による手術率

17 生命予後

第3章 内視鏡

はじめに

1.潰瘍性大腸炎の内視鏡分類

2.潰瘍性大腸炎の内視鏡像

1 活動期

2 寛解期

3 粘膜治癒とは

3.大腸内視鏡検査を実施する際の注意点

1 前処置

2 前投薬

3 内視鏡操作および挿入時の注意

4 非定型的な内視鏡所見

第4章 病理

はじめに

1.生検診断の進め方

1 特異的所見によるA群の確定診断

2 特徴的所見によるB群の診断

3 第1診断基準によるIBDとnon-IBDの鑑別

2.IBDとnon-IBDの鑑別

3.CDとUCの鑑別

4.very early-onset IBDの診断

5.UCのcolitic cancerとdysplasia

第5章 内科的治療

総論

1.一般原則

2.難治例の治療

1 ステロイド依存例

2 ステロイド抵抗例

3.入院例の全身管理

各論(治療薬)

1.アミノサリチル酸(ASA)製薬

1 内服

2 局所投与

3 副作用

2.副腎皮質ステロイド薬

1 全身投与(経口および経静脈投与)

2 局所投与(注腸剤および坐剤)

3 副作用

3. 免疫調節薬(アザニンⓇおよびロイケリン®

1 投与方法

2 副作用

4.抗TNFα抗体製剤

A インフリキシマブ

1 投与方法

2 副作用

B アダリムマブ

1 投与方法

2 副作用

5.免疫抑制薬(カルシニューリン阻害薬)

A タクロリムス(プログラフ®

1 投与方法

2 副作用

B シクロスポリン(サンディミュン®

1 投与方法

2 副作用

6.血球成分除去療法(cytopheresis:CAP)

7.漢方薬

第6章 小児

はじめに

1.小児の潰瘍性大腸炎の特徴

2.潰瘍性大腸炎患児の成長評価

3.薬物療法

1 アミノサリチル酸製剤(メサラジン,サラゾスルファピリジン)

2 ステロイド薬

3 免疫調節薬(アザチオプリン(AZA)/メルカプトプリン(6-MP),シクロスポリン(CsA),

タクロリムス(Tac))

4.血球成分除去療法

5.抗TNFα抗体製剤(レミケード®,アダリムマブ)

6.外科治療

7.メンタルケア

おわりに

第7章 食事および生活指導

1.食事・生活指導の必要性

2.食事指導

1 活動期

2 寛解期

3.生活指導

1 病状に応じた生活指導の内容

2 喫煙

3 進学や就職における留意点

4 公的支援の活用

5 生命保険

4.心理面での支援

1 支援の必要性

2 病状説明における留意点

3 講演会や患者会の活用

4 支援の到達目標

第8章 妊娠

1. 潰瘍性大腸炎患者での妊娠に関する基本的な考え方

2.疾患の遺伝性

3.UCによる影響

1 UCの受胎への影響

2 UCの妊娠への影響

3 UCの出産への影響

4.UCへの影響

1 UCへの妊娠の影響

2 UCへの授乳の影響

5.UC治療薬の影響

1 薬物の受精・受胎への影響

2 薬物の妊娠への影響

3 薬物の授乳への影響

6.妊娠・出産の予後への影響

第9章 癌化・サーベイランス

1.長期予後と癌化

2.リスクファクター

3.癌の特徴

4.サーベイランス法とその問題点

5.dysplasiaの分類と生検でdysplasiaが認められなかった時の対処

6.dysplasiaが認められた時の対応

7.術後のサーベイランス

8.大腸癌の予防

第10章 外科的治療

はじめに

1.手術適応と手術のタイミング

1 重症・劇症例

2 難治例

3 癌化例

4 腸管外合併症,その他

2.潰瘍性大腸炎に対する術式

1 全結腸直腸切除術

2 回腸直腸吻合術

3 回腸肛門吻合術

4 回腸肛門管吻合術

5 分割手術

6 ストーマ造設術

7 腹腔鏡手術

8 高齢者に対する術式

9 癌化例に対する術式

3.手術成績

1 術後合併症

2 術後排便機能,QOL

3 術後長期予後

4 術後の癌化

5 大腸全摘術後の妊孕性と妊娠・出産

4.小児に対する外科治療

5. 分類不能腸炎に対する回腸囊肛門(管)吻合の成績

6.回腸囊炎の治療

7.術後のストーマケア

第11章 社会支援

1.炎症性腸疾患の公的支援体制

1「難病の患者に対する医療等に関する法律」(難病法)制定の背景

2「難病医療費助成制度」における重要なポイント

2.その他の社会支援

1 NPO法人 日本炎症性腸疾患協会(CCFJ)

2 患者会

3 各保健所の取り組み

3.社会支援に関する今後の課題

1 施設間,地域間の医療・支援体制の格差是正

2 恒常的に支援し得る社会支援組織の構築

4.新たな社会支援体制

1 日本炎症性腸疾患学会(JSIBD)

5.患者やその家族の具体的な不安と要望

1 難病指定医,指定医療機関の検索

2 セカンドオピニオン

3 生命保険加入

6.最後に

特記事項

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