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消化器がん化学療法レジメンブック 第4版

室 圭 (編著)

株式会社 日本医事新報社

494 頁  (2018年11月)

Android 対応製品 iOS/iPhoneOS対応製品

eBook Price(ダウンロード販売): ¥5,724 (税込) 

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リリース日: 2018年11月30日

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トップオンコロジストの知識と経験の結晶! 全70レジメン収載、約70ページ増の大改訂版出来!

最新情報をギュッと詰め込み、約70ページ増の大改訂! 2018年10月時点での標準治療はもちろん、学会発表のみで論文未発表の情報もできる限り盛り込みました。全レジメンにイメージのつく症例を掲載。免疫チェックポイント阻害薬も収載しています。

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*AndroidOSでの導入方法の詳細は こちら

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■最新情報をギュッと詰め込み、約70ページ増の大改訂! 2018年10月時点での標準治療はもちろん、学会発表のみで論文未発表の情報もできる限り盛り込みました。

■「レジメン編」「有害事象編」「Q&A編」の3部構成。「レジメン編」では70の汎用レジメンを簡潔に紹介。治療継続のネックになる「有害事象」についても最新のエビデンスに基づき解説しています。「Q&A編」では、まだ結論が出ていない問題にも、治療経験豊富な執筆陣が現時点でのベストチョイスを提示しています。

■全レジメンにイメージのつく症例を掲載。免疫チェックポイント阻害薬も収載しています。

■トップオンコロジストの工夫とコツがわかります!


お知らせ:URL掲載箇所のリンク先については、書籍版は10月初旬時点、HTML版は10月末時点のものであり、その後変更になったものについてはデッドリンクとなることがあります。その際にはお手数ですが、ご自身でキーワード検索する等お願いいたします。


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第4版 序

7年ほど前,患者数も多く近年進歩著しい消化器がん化学療法に関するレジメンの解説書をと,本書の編集を依頼された。当初私は,いわゆる「レジメン本」に興味を示してくれる人がいるのだろうかという疑問を感じたが,一方で,電子カルテ導入が進み,院内での標準治療の理解と実践が求められている中,消化器がん化学療法レジメンの網羅的な収載とその解説は,各病院でレジメン登録やクリニカルパスの作成に関与している医療者にとってはそれなりに需要があるのでは,という思いもあった。

このような経緯で編集を引き受けたが,おかげさまで2012年第1版,2014年第2版,2016年第3版と2年ごとに順調に版を重ねてきた。そしてこのたび,レジメンの大幅追加,Q&Aとして新たな複数のClinical Questionとその回答を加え,全面改訂版として第4版を出版することとなった。

本書は単なる「レジメン本」ではない。内服薬や最新のレジメンなど,2018年10月時点において,実地臨床の現場で使用されている消化器がん治療の,標準治療はもちろん,学会発表のみで論文未発表の最新のものやガイドライン不掲載のものも含め(その状況やガイドライン不掲載等の理由も記述した上で),すべてのレジメンが漏れなく記載されている。まずこれだけのレジメンを網羅しているのは本書しかないだろう。そして,それぞれのレジメンに,投与スケジュールと各施設で採用している支持療法等まで含めた実際の投与例,根拠となるエビデンス,注意点とトピック,実際の症例,留意すべき有害事象を盛り込んでいる。さらに,誰もが悩む臨床的疑問に関して,最近のClinical Questionを加えてQ&Aとして掲げた。飽きることのまったくない,どのページを開いても思わず見入り,読み込んでしまうようなキラキラした記述が散りばめられている。

これは,本書の一番の強みであるが,豪華な執筆陣によるところが大きい。あらゆるエビデンスに精通し,一方でそのエビデンスを批判的に吟味する力を有し,さまざまな病態の多くの患者の治療を自ら行う,これだけ高い臨床力を有する多くのメンバーを執筆者として迎えた類書を,私は知らない。本書は,今,日本で最もホットな新進気鋭の消化器臨床腫瘍医の知識と経験の結晶であると言っても過言ではない。本書の随所に,彼ら彼女らの膨大な知識と経験で裏打ちされた臨床的解釈や意義,実践に役立つ工夫やコツを垣間見ることができるであろう。多忙な中,快く引き受けて頂いた皆様に深く御礼申し上げたい。

消化器がんの化学療法はますます複雑になってきている。消化器がんの専門家であっても,用法・用量,投与スケジュール,起こりやすい副作用やその時期,減量・休薬・再開のタイミングや方法などの詳細な情報を,理解し把握することがとても難しくなってきているのが現状である。ましてや,経験の浅い研修医や若い医師,医療スタッフにとっては至難の業である。

本書はそのような人たちにもわかりやすく,かつ興味深く読み込める入門書である。また同時に,ベテランの域に達するメディカルスタッフにとっても新しく確かな情報が満載であり,さらに知識を高め,消化器がん治療の理解を深める専門書でもある。医局や自身の机の本棚に常備した読み物として,また,病棟や外来の臨床現場での実用書として,皆様にお役立て頂ければ幸いである。

最後に,本書の編集作業は,仕事に忙殺され日々すさんだ生活を送っている自分にとって,新鮮でもあり,自身が25年来取り組んできた消化器がん治療の進歩を実感する良いきっかけともなった。忙しさに拍車をかけさせられたものの,大変楽しい作業でもあった。このような仕事を与えて頂いたすべての人に感謝申し上げたい。


2018年10月

愛知県がんセンター中央病院 副院長/薬物療法部長/外来化学療法センター長
室 圭


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レジメン+症例

食道がん

1:CDDP+5-FU〔FP療法〕

2:ネダプラチン+5-FU

3:DOC+CDDP+5-FU〔DCF療法〕:術前化学療法

4:biweekly DOC+CDDP+5-FU〔bDCF療法〕:全身化学療法

5:DOC

6:weekly PTX

7:CDDP+5-FU+放射線照射

8:ネダプラチン+5-FU+放射線照射

9:DOC+放射線照射

胃がん

10:S-1(TS-1)

11:S-1(TS-1)+CDDP

12:S-1(TS-1)+DOC:胃癌ステージⅢ術後補助化学療法

13:SOX/CapeOX

14:SOX/CapeOX+トラスツズマブ

15:カペシタビン+CDDP〔XP療法〕/トラスツズマブ+XP療法

16:IRI+CDDP(biweekly)

17:5-FU+ℓ-LV

18:5-FU+ℓ-LV+PTX〔FLTAX療法〕

19:mFOLFOX6

20:DOC+CDDP+S-1(TS-1)〔DCS;北里KDOGレジメン〕

21:weekly PTX

22:weekly PTX+ラムシルマブ/ラムシルマブ単独

23:nab-PTX/nab-PTX+ラムシルマブ

24:DOC

25:IRI

26:ニボルマブ

大腸がん

27:mFOLFOX6

28:mFOLFOX6+ベバシズマブ

29:mFOLFOX6+セツキシマブ

30:mFOLFOX6+パニツムマブ

31:CapeOX

32:CapeOX+ベバシズマブ

33:カペシタビン+ベバシズマブ

34:SOX+ベバシズマブ

34:FOLFIRI

36:FOLFIRI+ベバシズマブ

37:FOLFIRI+ラムシルマブ

38:FOLFIRI+アフリベルセプト

39:FOLFIRI+セツキシマブ

40:FOLFIRI+パニツムマブ

41:FOLFOXIRI

42:FOLFOXIRI+ベバシズマブ

43:sLV5FU2

44:sLV5FU2+ベバシズマブ

45:IRI

46:IRI+セツキシマブ

47:IRI+パニツムマブ

48:セツキシマブ

49:パニツムマブ

50:UFT+LV

51:IRI+S-1(TS-1)〔IRIS療法〕/IRIS療法+ベバシズマブ

52:カペシタビン+IRI+ベバシズマブ

53:レゴラフェニブ

54:トリフルリジン・チピラシル塩酸塩(FTD/TPI)/FTD/TPI+ベバシズマブ

膵がん

55:GEM

56:GEM+nab-PTX

57:S-1(TS-1)

58:S-1(TS-1)+放射線照射

59:FOLFIRINOX

胆管がん

60:GEM+CDDP

肝臓がん

61:ソラフェニブ

62:レゴラフェニブ

63:レンバチニブ

GIST

64:イマチニブ

65:スニチニブ

66:レゴラフェニブ

NET

67:エベロリムス

68:ストレプトゾシン

69:スニチニブ

70:ソマトスタチンアナログ(オクトレオチド,ランレオチド)

有害事象

1:白血球減少

2:貧血

3:血小板減少

4:悪心・嘔吐

5:口腔粘膜炎

6:食道炎

7:下痢

8:全身倦怠感

9:感染症

10:皮膚障害

11:手足皮膚反応

12:末梢神経障害

13:電解質異常

14:肝機能障害

15:腎機能障害

16:間質性肺炎

17:心機能低下

18:アレルギー反応

19:注入に伴う反応(インフュージョンリアクション)

20:血管外漏出

21:ベバシズマブ特有の有害事象

22:VEGF系TKI特有の有害事象

23:S-1による眼症状

24:放射線治療による晩期有害事象

25:免疫関連有害事象(irAE)

Q&A

全般

Question 1:高度肥満患者の抗がん剤用量をどう決めるか?

Question 2:シスプラチンを含んだレジメンにおける腎障害軽減のための補液量・前投薬などは?

Question 3:抗EGFR抗体薬使用時の低マグネシウム血症のマネジメントは?

Question 4:根治的化学放射線療法施行後の食道がんに対し,追加化学療法を行うべきか?

Question 5:進行胃がんでパクリタキセル不応後のドセタキセル,またはドセタキセル不応後のパクリタキセル投与は意味があるのか?

Question 6:進行大腸がんにおいて一次治療で抗EGFR抗体薬使用が選択される事例としては,どのような場合があるか?

Question 7:アプレピタントの3日間服用で遅発性嘔吐抑制が不十分な患者に,同剤5日間内服は意義があるか?

Question 8:イリノテカン使用前のUGT1A1測定にはどれほどの意義があるのか?

Question 9:HBVキャリアにおける化学療法の適切なやり方は?

Question 10:アジュバントでのL-OHPと経口フッ化ピリミジン系薬剤の使い分けは?

Question 11:シオキサリプラチンを末梢投与する際の血管痛対策で有効なものは何か?

化学療法

Question 12:高度黄疸例における抗がん剤の減量の必要性は?

Question 13: 抗EGFR抗体薬の投与に際し,皮膚障害対策の予防投与はどこまで必要か?

支持療法

Question 14:神経障害の診断基準,予防薬・対症療法薬は何が推奨されるか?

Question 15:骨転移例の支持療法の適応はどのように考えるか(ゾレドロン酸水和物,放射線治療,アイソトープ治療など)?

Question 16:抗がん剤と麻薬(オピオイド鎮痛薬)の併用は可能か?またどのような点に注意が必要か

大腸がん

Question 17:切除不能肝転移を有するがconversionを狙える大腸がんに対する最適レジメンは何か?

Question 18:切除可能肝転移を有する大腸がんで術前補助化学療法(NAC)を行う場合の最適レジメンは何か?

Question 19:ベバシズマブを含む化学療法中に観血的処置を行う場合の休薬の目安は?

Question 20:肛門管がんと虫垂がんは特別な治療が必要か?

Question 21:抗EGFR抗体薬の使い分けはどのように考えるべきか?

Question 22:切除不能大腸がん肝転移の化学療法後にconversionできるのはどのような症例か?

Question 23:二次治療においてFOLFIRI+ベバシズマブとFOLFIRI+ラムシルマブ,FOLFIRI+アフリベルセプトをどう使い分けるか?

Question 24:レゴラフェニブとトリフルリジン・チピラシル塩酸塩はどう使い分けるか?

Question 25:経口フッ化ピリミジン単独療法の大腸がん補助化学療法をどう使い分けるか?

Question 26:オキサリプラチン併用の大腸がん術後補助化学療法について,6カ月投与/3カ月投与をどのように考えるか?

胃がん

Question 27:S-1+シスプラチン療法のシスプラチンの投与日はなぜDay 8なのか?

Question 28:術後補助化学療法でのS-1内服は,4投2休と2投1休で効果に差があるか?

Question 29:化学療法後に縮小した進行胃がんのconversionは意義があるのか?

Question 30:標的病変のない進行胃がんの診断および評価方法は?

Question 31:術後補助化学療法として,S-1,CapeOX(XELOX),SOX,S-1+DOCの使い分けは?

Question 32:トラスツズマブの二次治療以降の使用方法,意義や考え方は?

Question 33:胃がん三次治療としてニボルマブとイリノテカンをどう使い分けるか?

食道がん

Question 34:食道胃接合部がんの治療戦略は?

Question 35:海外と日本で治療法・治療成績に差があるのはなぜか?

Question 36:術前化学療法と術前化学放射線療法は,効果・安全性の面からどちらがよいか?

NET

Question 37:消化管原発NETに対する治療はどのようにすべきか?

膵がん

Question 38:GEM+nab-PTX,FOLFIRINOXをどう使い分けるか?


索引

特記事項

※今日リンク、YNリンク、南山リンクは現在AndroidOSには未対応となっております。何卒ご了承下さいませ。

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