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画像診断2013年7月号(Vol.33No.8)膵炎・膵腫瘍の画像診断-稀な疾患との鑑別も含めて-

  • ページ数 : 120頁
  • 書籍発行日 : 2013年6月
  • 電子版発売日 : 2016年3月25日
¥2,310(税込)
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商品情報

内容

膵炎・膵腫瘍においては,画像による重症度判定や進展範囲の診断が手術適応・術式立案への決定的な役割を果たします.本特集では,頻度の高い膵炎・膵腫瘍8疾患について,丁寧な画像解剖の解説から,存在診断,鑑別診断,進展度診断の精度まで,臨床に寄与できる内容をわかりやすくまとめました.
*都合により,紙版の誌面と異なり割愛される箇所があることがございます(p.942-956は未収載となっております).

序文

序説

画像診断は非侵襲的モダリティの開発と進歩により,著しく普及した.膵は,その恩恵を大きく受けた深部臓器のひとつで,超音波検査,CTおよびMRIの登場と装置や撮像法の向上により,様々な疾患の存在診断,鑑別診断,進展度診断の精度が飛躍的に向上した.

画像診断には画像解剖の理解が重要で,例えば,急性膵炎の重症度判定には画像解剖の知識が必須である.膵癌は小さな段階で病変を見つけても周囲にすでに浸潤を伴っているため,存在診断に加え病変の進展範囲を正確に診断し,手術適応の決定と術式立案にも,精緻な画像診断が決定的な役割を果たしている.膵腫瘍の画像所見は多彩で鑑別診断に難渋することがしばしばあり,画像診断医は膵腫瘍の病理学的特徴についても最低限の知識が求められる.膵嚢胞性腫瘍の形態は多彩で,予後の異なる疾患の鑑別には,病理像を踏まえながら画像所見のスペクトラムに対応していく必要がある.

本誌「画像診断」では,2010年11月号に蒲田敏文先生(金沢大学放射線科)の企画で「膵腫瘍の画像診断と病理・病態」という特集が組まれた.膵管癌の画像診断と病理の対比を中心とする素晴らしい内容で,日々の臨床に大いに役立つ1冊となっている.しかし,当時から3年近くがたったこともあり,今回は,頻度が高く遭遇する機会の多い,急性膵炎,慢性膵炎(自己免疫性膵炎),通常型膵癌(浸潤性膵管癌),膵内分泌腫瘍,膵漿液性嚢胞腫瘍,膵管内乳頭粘液性腫瘍および膵粘液性嚢胞腫瘍の画像診断を中心に,鑑別を要する稀な疾患も取り上げ,さらに広く臨床に寄与できる特集を企画し,それぞれの領域のエキスパートにご執筆いただいた.また,膵腫瘍の画像診断に際しては,膵充実性腫瘍および嚢胞性腫瘍の病理学的特徴を押さえることで,画像診断のレベルが違ってくる.そこで,画像診断に際して鑑別のポイントとなる特徴的病理所見について,膵腫瘍の病理診断学の権威のお一人である福嶋敬宜先生(自治医科大学附属病院病理診断部)に解説をお願いした.

どの論文も秀逸であり,膵疾患の診療に携わる臨床医が"膵疾患を画像でくまなく診断する"のに役立つ特集になったと確信する.多忙な中,快くご執筆いただいた先生方に誌面を借りて改めて御礼申し上げるとともに,読者の先生方には座右の書としてぜひとも活用いただきたい.


角谷 眞澄

目次

序説

急性膵炎

慢性膵炎 -自己免疫性膵炎を中心に-

膵腫瘍の病理診断

膵管癌

膵内分泌腫瘍

膵漿液性嚢胞腫瘍

膵管内乳頭粘液性腫瘍

膵粘液性嚢胞腫瘍

すとらびすむす

"すい"と"いき"

画像診断と病理

心臓アミロイドーシス

ここが知りたい!

画像診断2013 年2 月号特集「肩関節疾患の画像診断:MRI +α」

CASE OF THE MONTH

Case of July

The Key to Case of May

Picked-up Knowledge from Foreign Journals

CT を用いた冠動脈閉塞および狭窄の評価

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書籍情報

  • ISBN:9784780900446
  • ページ数:120頁
  • 書籍発行日:2013年6月
  • 電子版発売日:2016年3月25日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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