
新合併症患者の麻酔スタンダード
武田 純三 (編集)
克誠堂出版 株式会社
350 頁
(2017年6月)


あの大好評書が、より充実して登場!
疾患の概要、治療の概略、麻酔計画(当日麻酔前の注意、麻酔法の選択、術後管理)、緊急手術の場合、等についてまとめた。目次には、疾患名以外のものも挙げられている。
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製品説明
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AndroidOS 5.0 以降 |
原則、国内キャリア経由で販売される端末につきましてはサポートする方針で対応を行っております。端末固有の問題が発生した場合には実機を入手し動作確認を行います。なお国内キャリア経由の販売であっても、Google Play Store非対応の端末ではアプリ本体のダウンロードがいただけないため、お使いいただけません。 | |
外部メモリ:58.9MB以上(インストール時:147.2MB以上) *コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。 *コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcherが必要です。 *AndroidOSでの導入方法の詳細は こちら |
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iOS 5.0 以降 |
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iOS/iPhoneOSについては諸般の事情により、対応が遅れております。大変申し訳ございません。現在のところ、8月下旬の対応を予定しております。大変恐縮ですが、今しばらくお待ちいただければ幸いです。 |
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医学・医療が急速に進歩する一方で、より丁寧で詳細な患者・家族への説明が求められるようになった。十分な説明を行うためには、しっかりとした術前評価と治療方針の決定が不可欠である。そのためには、術前麻酔科依頼やコンサルテーションがたいへん重要な位置を占めることになる。しかし、依頼者の求めに呼応し、理解してもらえる回答を返すためには、術前依頼に対して、何を、どのように答えるかといった、論理の進め方、回答の内容、書き方が重要となることは、論を俟たない。
合併症に関する術前依頼にどのように答えるかをテーマに、「合併症患者の麻酔スタンダード」を、2008年11月に出版してから9年が経過した。しかし、この間に術前合併症に関する他科依頼についての書籍はほとんど出版されなかったことから、改訂版の発刊を検討してきた。
またこの9年の間に、ガイドラインやスタンダードが各領域で整備され、標準治療への認識が高まった。麻酔科医も他領域の標準治療にも通じている必要があり、ガイドラインやスタンダードにそった対応が求められる。また、医学の進歩により、医療内容も変化してきている。例えば、スガマデクスの発売は重症筋無力症での筋弛緩薬を使用しての麻酔管理を大きく変化させた。一方で、抗凝固薬・抗血小板薬の多種多様化が進み、これらへの知識と配慮が必要となってきた。さらに、患者の高齢化により術前の合併疾患の多種多様化、重篤化がいっそう進行してきている。同時に肥満患者や睡眠時無呼吸症候群患者などの合併症の顕在化なども挙げられる。そこで、この度「新合併症患者の麻酔スタンダード―他科依頼にいかに答えるか―」を出版することになった。
今回も、前回の企画趣旨である『術前合併症には日常よく遭遇する合併症、稀にしかみられない合併症などが存在するが、術前依頼に対して依頼者が十分理解できるように的確に答えるのは難しい。本書では、術前依頼にどう答えるかを念頭に置いて、術前合併症対策をまとめておきたい』を踏襲することとした。
本書の趣旨として、
・術前依頼・コンサルテーションに答えることを前提とした。
・項目は、疾患名や症状、状態であったりするが、実際に依頼があったりありそうな内容とした。
・何を、どう答えるべきか、その根拠となる資料・文献を提示した。
・学会等で制定のガイドライン、スタンダードなどを盛込み、各領域での標準治療を提示した。
・予定手術と緊急手術に分けて記述した。
・全身麻酔、区域麻酔などの麻酔法の選択について記述した。
・術前合併症以外に、術前コンサルテーションに役立つ項目も挙げた。
日本麻酔科学会は、他学会に先んじて専門医制度を構築してきた。筆記試験に加えて実地試験を行ってきたが、専門医として他科からのコンサルテーションへの対応も重要な要素と考え、口頭試問も行ってきた。口頭試問では、答えるために必要な問題点の整理と考え方、回答の根拠となる資料の提示などが求められる。本書では、コンサルテーションへの対応の基本的姿勢と論理の進め方を盛込んだ。本書が、専門医を目指す麻酔科医の参考になればと、考えている。
2017年5月吉日
慶應義塾大学名誉教授
武田 純三
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I.全身状態
1 術前の発熱,予防接種後
II.呼吸,気道
2 肺機能低下
3 気管支喘息
4 睡眠時無呼吸症候群
5 高度肥満
6 挿管困難
III.循 環
7 心臓弁膜症
8 心筋梗塞後,冠動脈血行再建後
9 胸・腹部大動脈瘤
10 ペースメーカ,除細動器植え込み
11 肥大型・拡張型心筋症,たこつぼ型心筋症,Brugada症候群
12 肺高血圧症
IV.脳神経
13 内頸動脈狭窄症,高安病,もやもや病
14 未破裂脳動脈瘤,痙攣・てんかん
V.血液・凝固
15 貧血
16 抗血小板薬,抗凝固薬服用中
17 深部静脈血栓症,肺血栓塞栓症
18 止血・凝固異常,血栓性疾患
19 ヘパリン起因性血小板減少症,骨髄移植後
VI.肝臓,腎臓
20 肝硬変・肝炎
21 腎障害,人工透析中
VII.産 科
22 妊娠中
23 妊娠高血圧症候群・HELLP症候群の帝王切開術,産後の出血性ショックに対する止血術
24 合併症患者の帝王切開術(先天性心疾患術後)
VIII.内分泌,代謝
25 糖尿病
26 甲状腺・副甲状腺機能亢進症,低下症
27 褐色細胞腫
IX.精神
28 認知症・パーキンソン病
29 せん妄既往
X.神経,筋
30 筋ジストロフィー,ミオパチー,強直性脊椎炎
31 脊髄損傷
32 重症筋無力症
XI.薬物・薬剤
33 薬物アレルギー
34 長期ステロイド服用
35 長期向精神薬服用
36 長期オピオイド服用
XII.その他
37 関節リウマチ
38 悪性高熱症
39 熱傷
40 下肢切断術
特記事項
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