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眼瞼・眼窩・涙道の外科 -スグに役立つ基本知識~高度技術

  • ページ数 : 232頁
  • 書籍発行日 : 2017年4月
  • 電子版発売日 : 2019年1月11日
¥14,300(税込)
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商品情報

内容

眼瞼・眼窩・涙道はどの診療科が担当する?

眼形成外科の「広く深く」を欲張りました。「1.手術に役立つ解剖と生理」は必読!(他15編所収)形成外科医の先生は眼科の先生方が執筆された項目に、逆に眼科の先生方には形成外科医が書いた項目の中に含まれる形成外科的発想に目からウロコが落ちるかもしれません。

序文

眼瞼・眼窩・涙道はどの診療科が担当する部位なのか? 部位的にいえば眼科なのでしょうが,眼科医は眼球や外眼筋程度までしか守備範囲にしない方が多いと思われます。外観を重視する手術を行う形成外科医や美容外科医は眼瞼を守備範囲としますが,眼窩・涙道まで扱う人は少ないという印象です。

私は形成外科医で,日本形成外科学会の理事長も務めておりますが,形成外科は治療対象とする臓器や器官が定まっていない特殊な診療科です。したがって,いろいろな臓器や器官の手術をしますので,いろいろな部位で,元々その臓器や器官を対象としている診療科との間に何らかの関係を生じます。その関係が協力関係になる場合も敵対関係になる場合もありますが,最も望ましいのは,お互いに切磋琢磨する良きライバル関係でありながら,疾患によっては二者が協力して治療に当たるような関係であろうと思っています。

眼瞼・眼窩・涙道においても,眼科と形成外科がそのような望ましい関係になって,益々この分野が進歩し発展していってほしいと思います。そのような思いも込めて,本書では眼科の先生方と形成外科の先生方が協力しながら執筆するという編集方針にしました。形成外科医の私としては,やはり眼科の先生方が執筆された項目に目を開かされることが多かったように思います。逆に眼科の先生方には,形成外科医が書いた項目の中に含まれる形成外科的発想に目からウロコが落ちるかもしれません。

本書の刊行により,眼科と形成外科との相互の協力的かつ競争的関係によって,眼瞼・眼窩・涙道の外科が発展していくことになれば編集者として至福の喜びです。


2017年3月

大阪大学形成外科 細川 亙

目次

●序文

1.手術に役立つ解剖と生理

眼瞼の解剖生理/眼窩の解剖生理/涙器の解剖生理/編者のヒトコト

2.胎生発生と先天性疾患

先天奇形発生に関する基本的事項/眼瞼・眼窩の発生/眼瞼・眼窩の先天性疾患/編者のヒトコト

3.先天性眼瞼下垂症

診断と手術時期/術式の選択と基本手技/編者のヒトコト

4.後天性眼瞼下垂症

後天性眼瞼下垂症の診断/インフォームドコンセント/各疾患の治療方針/手術方法/編者のヒトコト

5.眼瞼内反症・睫毛内反症

退行性下眼瞼内反症・睫毛内反症/退行性下眼瞼内反症に対する著者の方法/退行性上眼瞼内反症・睫毛内反症/瘢痕性内反症・睫毛内反症/編者のヒトコト

6.眼瞼外反症

各種眼瞼外反症の原因/治療法/編者のヒトコト

7.甲状腺眼症・眼瞼後退

疫学/病因/症状/検査/保存的治療/外科的治療/編者のヒトコト

8.顔面神経麻痺

眉毛・額/上眼瞼/下眼瞼/側頭筋移行術/編者のヒトコト

9.涙道閉塞・涙道再建術

疾患各論/診療の実際/トラブルシューティング/編者のヒトコト

10.眼瞼・眼窩腫瘍

眼瞼腫瘍/眼窩腫瘍/眼表面の腫瘍性疾患/編者のヒトコト

11.眼窩骨折

眼窩骨折/眼窩骨折の種類/症状/診断/手術適応/術式/眼窩壁再建材料/術後管理/編者のヒトコト

12.眼瞼の外傷

眼瞼裂創/涙小管断裂/熱傷・化学損傷/ドレッシング材や創処置について/編者のヒトコト

13.眼窩再建・義眼床再建

解剖・名称/眼窩再建/義眼床/義眼床の長期経過/編者のヒトコト

14.眼瞼再建

眼瞼の解剖/術式の選択/その他/症例/編者のヒトコト

15.眼窩骨切り

眼窩上壁骨切り/眼窩外側壁骨切り/眼窩下壁骨切り/眼窩上・外側壁骨切り/眼窩外・下・内側骨切り/眼窩全周骨切り術/編者のヒトコト

16.眼球陥凹


おわりに

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書籍情報

  • ISBN:9784771904798
  • ページ数:232頁
  • 書籍発行日:2017年4月
  • 電子版発売日:2019年1月11日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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