実験医学増刊 Vol.34 No.10 エピゲノム研究

  • ページ数 : 215頁
  • 書籍発行日 : 2016年6月
  • 電子版発売日 : 2019年1月25日
¥5,940(税込)
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商品情報

内容

修飾の全体像の理解から先制・個別化医療へ~解析手法の標準化、細胞間・個人間の多様性の解明、疾患エピゲノムを標的とした診断・創薬

エピジェネティクスを総体として捉えた“エピゲノム”の違いは個人差や様々な疾患を引き起こすことが知られ,診断や治療の標的として注目されています.そこで本書では,医療展開を見据えた最新研究を特集しました.

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目次

序にかえて―多様性の理解から先制・個別化医療へ向かうエピゲノム研究

第1章 リファレンスエピゲノム確立の動き

1.国際ヒトエピゲノムコンソーシアムの設立趣意と活動―IHEC趣意書最新版より

2.エピゲノム解析手技の標準化:全ゲノムバイサルファイトシークエンシング

3.エピゲノム解析手技の標準化:ヒストン修飾解析

4.国際ヒトエピゲノムコンソーシアムのデータ公開とエピゲノム情報解析の標準化動向

第2章 形質の多様性をつくるエピゲノム

1.ヒト正常細胞におけるエピゲノムの個体差―ゲノム多型との関連を中心に

2.生殖細胞におけるエピゲノムのダイナミズム

3.エピゲノムリモデリングにおける5-ヒドロキシメチル化とTET酵素の役割

4.体内環境が規定するエピゲノム―血管内皮細胞を例に

5.体外環境が規定するエピゲノム―ストレスによるエピゲノム変化を例に

6.全エピゲノム関連解析(EWAS)

第3章 疾患エピゲノム研究

Ⅰ.がん

1.エピゲノムプロファイルによるがん症例の層別化

2.エピゲノムで胃がん発生を俯瞰する―ピロリ菌・EBV感染とDNAメチル化

3.ゲノムとエピゲノムが解き明かす大腸発がんメカニズム

4.脳腫瘍におけるエピゲノム異常と治療への展望

5.DNAメチル化状態に基づいた新たな膀胱がん診断マーカー

6.リプログラミング技術を応用したがん研究

Ⅱ.代謝疾患

7.肥満のエピジェネティクスとその世代間継承

8.糖尿病とエピゲノム―DNAメチル化を中心に

9.高血圧・腎疾患のエピゲノム異常―環境因子とメタボリックメモリー

Ⅲ.神経疾患

10.双極性障害におけるDNAメチル化の研究

11.統合失調症におけるエピゲノム異常―患者由来脳組織および末梢組織を用いた最新研究

Ⅳ.免疫疾患

12.免疫疾患のエピゲノムとT細胞のエピゲノム改変によるその制御

13.エピゲノム解析によりアレルギー疾患の病態理解は進んだか

Ⅴ.発達障害

14.エピゲノムに基づく神経発達障害の先制医療

15.自閉症スペクトラムのエピゲノム異常

第4章 先制・個別化医療に向けて:エピゲノム研究の実用化

1.先制・個別化医療のためのエピゲノムマーカー・診断機器開発

2.エピジェネティック創薬スクリーニング

3.エピゲノム制御タンパク質の阻害剤開発

4.神経系におけるエピジェネティック制御と再生医療への応用

5.心筋再生におけるエピジェネティクス機構

6.脱メチル化薬を用いた悪性腫瘍治療の展望


索引

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書籍情報

  • ISBN:9784758103558
  • ページ数:215頁
  • 書籍発行日:2016年6月
  • 電子版発売日:2019年1月25日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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