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臨床画像 2020年1月号 特集 MRIで読み解く心臓と脈管:流れと機能

株式会社 メジカルビュー社

114 頁  (2019年1月)

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リリース日: 2020年01月15日

画像医学,画像診断に携わる放射線科医や一般臨床医を対象に,画像診断の重要かつ最新のテーマ,話題のトピックスを取り上げて解説する総合画像医学雑誌。

■特集:MRIで読み解く心臓と脈管:流れと機能
 序説
 内皮細胞の血流応答異常が血管病変を招く
 頭頸部領域の4D–flow MRI
 脳動脈瘤における血行動態の可視化
 肺高血圧症の4D–flow MRI
 腹部大動脈瘤の4D–flow
 心臓手術における4D–flow MRIとCFDシミュレーションの役割
 4D–flowの時短戦略
 ほか

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序説

本特集では4D‒flow MRIを取り上げた。4D‒flow MRIの要点は,3D phase contrast法に心電図同期を併用して時間軸を加える(+1D=4D)ことと,理学・工学博士たちによって開発された後処理技術を用いて,流れを画像化および定量化することにまとめられる。

現在の超多忙な臨床現場では,MRIがT1,T2強調のCTにみえてしまう先生方も多いのではないかと思われる。しかし,MRIが本来は機能画像でもあることを本特集で再び感じていただけたら幸いである。特に循環器領域で流速や機能をみるという点から,MRIはCTよりも超音波検査に近いかもしれない。

4D‒flowを理解するにあたり,生理学的および血行動態的な解説を識者にお願いした。目次からおわかりのように,放射線科のみならず,生体工学,神経麻酔,心臓血管外科の各分野の先生方に執筆をお願いし,流速のもつ生理的および病理学的な意義を明らかにしていただいた。また脳動脈,頭頸部,肺動脈,腹部血管など,流れのみられる多くの領域で4D‒flowが有用であることを放射線科の先進の先生方に述べていただいた。

4D‒flowが臨床で広く施行されるためには,MRI撮像の高速化が欠かせない。心電図同期に加えて体幹部では呼吸同期も併用することが多く,4D‒flowの検査時間は通常は15分程度となってしまう。織田絵里香先生と関根鉄朗先生,髙橋 護先生の論文ではさまざまな4D‒flow MRIの高速化技術が紹介されており,今後この領域に挑戦する先生方を勇気付けるであろう。

歴史的にみると4D‒flow MRIの成果はDr. M. Marklとそのグループに独占されてきた。しかし本特集でも示されているように,今や多くの領域から,そしてわが国から4D‒flow MRIの臨床的な成果が報告されるようになっている。

本誌の読者が流れや機能に興味をもち,その知識が日常の読影や研究に役に立つことを期待してやまない。


天野康雄


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■特集:MRIで読み解く心臓と脈管:流れと機能

序説

内皮細胞の血流応答異常が血管病変を招く

頭頸部領域の4D-flow MRI

脳動脈瘤における血行動態の可視化

肺高血圧症の4D-flow MRI

腹部大動脈瘤の4D-flow

心臓手術における4D-flow MRIとCFDシミュレーションの役割

4D-flowの時短戦略

●Current Topics

腫瘍核医学画像のピットフォール

序説

1. 18F-FDG-PET/MRI診断におけるピットフォール

2. 骨シンチグラフィ診断のピットフォール

3. ソマトスタチン受容体イメージングのピットフォール

4. 核医学治療における画像診断の活用と注意点

●新連載

IVRの基本をおさえよう!−デバイスの選び方,使い方−[第1回]

カテーテル,シース,ガイドワイヤー

●連載

となりの読影室[第9回]

藤田医科大学

特集アドバンストコース[Vol.35,9月号]

拡散強調像:最近の技術動向と臨床展開

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