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ERドクター便利帳 輸液再確認!!

三宅 康史 (編集)

株式会社 ぱーそん書房

305 頁  (2015年10月)

Android 対応製品 iOS/iPhoneOS対応製品

eBook Price(ダウンロード販売): ¥2,160 (税込) 

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リリース日: 2017年09月15日

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きらりと光るコツや裏技が多数!どこから読んでもすぐに役立つ便利帳!

若手医師・看護師を読者対象に設定し執筆。あやふやに覚えていたことを一つずつ確認できるような対話形式のステップアップパターンで、さらりと読めてぐらつかない基本知識が身に付きます。

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製品説明

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*AndroidOSでの導入方法の詳細は こちら

iOS/iPhoneOS 対応 iOS  5.0 以降
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●若手医師・初期研修医・ERナースのための、ポケットサイズの輸液実践本。

●簡潔な文章で輸液の基礎を集約。あやふやに覚えていたことを、何度も読んでぐらつかない知識に!

●どこから読んでもすぐに役立つ便利帳。どこをみて、何を考え、何をもとに輸液を決定していくのか、その過程とスキームが学べる必携書。


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緒言

この度、ぱーそん書房から、若手の救急医、初期研修医の先生方や救急外来・救命救急センターの看護師の皆さんに、現場でササッと使ってもらうポケットサイズの輸液実践本を上梓致しました。

まずは、聞き慣れない"ぱーそん書房"ですが、代表の山本さんが平成24年6月に永井書店から独立し設立した出版社です。歴史は浅いですが、結構、救急関連の出版物があります。皆さんも手に取ったことがあるかも知れません。また、本書の「便利帳」という呼称については、特に山本さんのこだわりがあるようです。今回の企画を契機にシリーズ化されるのか!? それも本書の売れ行き次第といったところでしょうか...。

輸液が予後を左右するような症例があるとすれば、それは経口摂取ができず、必要なものすべてを輸液に頼らざるを得ないような症例です。実のところ、軽症の患者さんでは輸液の内容や投与量を間違えても、患者さん自身の腎機能やホルモンの働き、必要なものをなんとか口から摂りながら、自身のもつ回復力でなんとか治っていってくれます。そのため、受け持った症例に輸液を行う場合、始める前はもちろん、輸液の最中、そして終了後に、今回行った輸液の功罪を評価していって頂きたいのです。その輸液がどのくらい効果を上げたのか、むしろharmfulなことをしていなかったか、常に反芻しながら、その経験を次の症例の糧として頂きたいと思います。

レベルや必要度に合わせて、どこから読んでもすぐに役立つ便利帳です。ぼろぼろになるまで使って頂ければ、この本の企画・編集・執筆にかかわった1人としてこれに過ぐる喜びはありません。


平成27年9月吉日

三宅 康史


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最初に読む!基本初期輸液

1 輸液を始める前に読んでほしい!体内の水と電解質の生理学

Ⅰ 輸液はどこに入っていくのか?

Ⅱ それでは、血管内(血液or血漿)と間質(組織間)を分けているのは?

Ⅲ それでは、細胞内と細胞外を分ける細胞膜の役割は?

Ⅳ このような定常状態を保つために、毎日われわれ人間はどこで水や電解質を失い、それらをどこから補充(または再利用)しているのだろうか?


2 基本初期輸液:まず何をつなぐか

Ⅰ そうなると脱水、体液喪失、それぞれにどのような輸液が最適なのであろうか?

Ⅱ 輸液は脱水補正用の5%ブドウ糖液と、体液喪失補正用の細胞外液補充液の2種類だけで足りる?

Ⅲ 初期輸液とは別に、水、電解質、エネルギーの1日必要量(維持量)は実際はどれぐらいになるのか?

Ⅳ これ以外にもたくさん輸液の種類が輸液・栄養製品組成早見表に記載されているが、これらは何?


3 救急専門医の初期輸液

Ⅰ 何を根拠に輸液戦略を立てるか

1.水電解質の補給→細胞外液でまず間違いなし

2.栄養の補給→ブドウ糖だが、まず必要ない

3.血管の確保→細胞外液でまず間違いなし

4.病態の治療

Ⅱ 主訴、現病歴と身体所見から考える輸液戦略

Ⅲ バイタルサインの回復を目的とする、いわゆる蘇生輸液


4 腎臓内科医の初期輸液

Ⅰ 何を指標に、何を見極めて輸液計画を立てるのか(初療患者を通して原則的に)

1.救急外来における輸液療法の目的

2.輸液療法の種類

3.体液量の評価

4.救急外来での適切な初期輸液

Ⅱ 水分バランス、電解質、浸透圧、酸塩基平衡異常とその補正

1.酸塩基平衡の異常

2.ナトリウム代謝異常

3.カリウム代謝異常

初療直後に読む!救急疾患別輸液法

1 脱水(体液喪失と水喪失)

Ⅰ 診断の見極め

1.高張性脱水

2.等張性脱水

3.低張性脱水

Ⅱ 具体的な疾患と鑑別診断

1.低Na血症を認めた場合

2.血管内容量が低下している場合

3.血管内容量が正常から軽度に増加している場合

4.水分喪失量増加をきたす疾患(Na正常~高Na血症)

Ⅲ 輸液を含めた治療計画 いつ、何に変更するか?

Ⅳ 「かくれ脱水」、「冬脱水」とは?

1.かくれ脱水

2.冬脱水

Ⅴ 輸液療法からみたその後のフォローアップ


2 心原性ショック(心筋梗塞、心不全)

Ⅰ 診断の見極め

1.ショックについて

2.心原性ショックの定義・病態

3.心原性ショックの診断

4.急性心不全の病態把握

Ⅱ 具体的な疾患と鑑別診断

1.バイタルサインの確認

2.病歴聴取と一般身体診察

3.検査

4.鑑別診断

Ⅲ 輸液を含めた治療計画

Ⅳ 輸液療法からみたその後のフォローアップ


3 急性腎障害、慢性腎臓病

Ⅰ 診断の見極め

1.急性腎障害の定義、疫学、重症度分類

Ⅱ 具体的な疾患と鑑別診断

1.急性腎障害の分類と鑑別方法

Ⅲ 輸液を含めた治療計画:いつ、何に変更するか

1.急性腎障害における緊急透析の適応

2.急性腎障害に対する疾患特異的な治療

3.急性腎障害に対する支持療法

4.急性腎障害に対する腎代替療法(血液透析)

Ⅳ 輸液療法からみたその後のフォローアップ


4 嘔吐・下痢および急性腹症

Ⅰ 嘔吐を起こす疾患の診断手順と治療

1.初療時のポイント

2.問診のポイント

3.嘔吐患者の輸液治療

Ⅱ 下痢を起こす疾患の診断手順と治療

1.下痢のメカニズム

2.下痢の輸液治療

Ⅲ 急性腹症を起こす疾患の診断手順と治療

1.初療時の対応

2.急性腹症の診断

3.急性腹症の輸液治療

4.急性腹症手術と術後管理


5 重症感染症

Ⅰ 診断の見極め、定義・病態

1.定義(敗血症、重症敗血症、敗血症性ショック)

2.病態

Ⅱ 具体的な疾患と鑑別診断

1.具体的な疾患

2.鑑別診断

Ⅲ 輸液を含めた治療計画:いつ、何に変更するか

1.実際の初療室での動きについて

2.生理学的アプローチ、EGDTについて

Ⅳ 輸液療法からみたその後のフォローアップ


6 出血:外傷、消化管出血(吐・下血)

Ⅰ 病態と診断の見極め

1.病態

2.診断

3.各論

Ⅱ 具体的な疾患と鑑別診断

1.外傷

2.消化管出血

Ⅲ 輸液を含めた治療計画:いつ、何に変更するか

1.初期対応、全身管理

2.成分輸血

3.輸液・輸血療法の注意点

Ⅳ 輸液療法からみたその後(術前・術後)のフォローアップ

1.腹部コンパートメント症候群(ACS)

2.カテコラミンの使用


7 アナフィラキシー

Ⅰ 診断の見極め

1.診断

2.機序と誘因

3.リスク因子

4.アナフィラキシーショック

Ⅱ 鑑別疾患

Ⅲ 輸液を含めた治療計画

1.初期治療

2.急性期にはどの輸液製剤を、どれだけ投与したらいいのか

3.輸液投与量の指標について

4.輸液療法の限界と、その他の治療方法について

Ⅳ 輸液療法からみたその後のフォローアップ

1.二相性反応について

2.自己注射型エピネフリン(エピペン®)について

3.運動誘発性アナフィラキシー


8 脳血管障害

Ⅰ 診断の見極め

Ⅱ 具体的な疾患の超急性期管理

1.くも膜下出血(SAH)

2.脳出血

3.脳梗塞

Ⅲ 具体的な疾患の急性期管理

1.くも膜下出血(SAH)

2.脳出血

3.脳梗塞

Ⅳ 輸液療法からみたその後(亜急性期管理)


9 血糖異常(糖尿病患者の急性代謝失調)

Ⅰ 糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)と高浸透圧性高血糖症候群(HHS)の病態生理

1.DKAの病態生理

2.HHSの病態生理

Ⅱ DKAとHHSの診断

1.DKAの診断

2.HHSの診断

Ⅲ DKAとHHSの治療

1.初期輸液

2.その後の輸液

3.インスリン投与

4.電解質補正

5.原因検索と支持療法

Ⅳ 低血糖

1.交感神経症状

2.中枢神経症状

3.大脳機能低下

Ⅴ 乳酸アシドーシス(LA)

Ⅵ アルコール性ケトアシドーシス(AKA)


10 特殊な病態

Ⅰ 急性中毒

Ⅱ 環境障害

1.熱中症

2.低体温症

Ⅲ 特殊な外傷、外因性障害

1.脊髄損傷

2.熱傷

3.溺水

Ⅳ 終末期


11 高齢者、小児

Ⅰ 高齢者

1.生理学的特徴

2.高齢者の輸液療法の実際

3.まとめ

Ⅱ 小児

1.成人との違い

2.生理学的特徴

3.維持輸液

Ⅲ 小児のショック

1.ショックの輸液療法の実際

2.まとめ

Ⅳ 小児の脱水

1.基本

2.輸液の組成・速度

3.まとめ

一段落したら読む!輸液エキスパートへの道!

■腎臓内科専門医が見極める腎機能評価と腎障害の程度

Ⅰ なぜ、輸液に際して腎機能評価が重要なのか

1.尿浸透圧

2.輸液による溶質負荷

3.「CKD患者は高K血症にも低K血症にもなりやすい」

4.「CKD患者は高Na血症にも低Na血症にもなりやすい」

5.「CKD患者はアシドーシスにもアルカローシスにもなりやすい」

6.「CKD患者は高血糖にも低血糖にもなりやすい」

7.「CKD患者の血清Ca/P/Mg値は高値にも低値にもなりやすい」

Ⅱ 腎機能低下時の体液量評価のピットフォール

Ⅲ 輸液に際しての腎機能評価のピットフォール


■非公式ながらよく使う裏ワザ

・冷やしラクテックあります

・維持輸液=3号液?

・FENaとは

・動脈血液ガスと静脈血液ガス

・浸透圧脱髄性症候群(ODS)

・高Na血症とhypovolemic shockの合併を認める場合

・橋中心髄鞘崩壊症(CPM)

・Swan-Ganzカテーテルについて

・TPTDを用いた循環動態の評価

・カテコラミンの選択

・入院後の輸液管理

・急性腎障害の発症場所と頻度

・血清Cr値はGFRが極端に低下しても......

・緊急透析を行う可能性がある症例に対しては......

・急性腹症術後の輸液のポイント

・いつ中心静脈カテーテル(CVC)を留置し、いつ血管収縮薬を開始する?

・ショック指数を用いるときの注意点

・Permissive hypotension, restrictive fluid resuscitationという考え方

・大動脈遮断バルーン(IABO)

・アドレナリンの投与について

・原因不明の遷延する意識障害

・迷ったときの抗血栓薬の選択

・HHSの治療の主体は......

・フルマゼニルはベンゾジアゼピンの拮抗薬であるが......

・高体温に対していち早く冷却輸液を投与するが......

・加温輸液が足らない場合は......

・頸髄損傷患者は体温調節機能も低下しているので......

・初期の重症度評価において、サウナ内、岩盤浴での熱傷は......

・淡水による溺水で、低Naに陥るような......

・治療撤退と現状維持を識別することそのものが......

・小児の静脈路確保

・経口補液療法

特記事項

※今日リンク、YNリンク、南山リンクは現在AndroidOSには未対応となっております。何卒ご了承下さいませ。

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