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重症患者ケア(第5巻2号)クリティカルケアにおける AKIの管理

濱本 実也, 道又 元裕 (特集編集)

株式会社 総合医学社

156 頁  (2016年6月)

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リリース日: 2016年12月02日

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ICUにおいてAKIを予防・治療は患者の生命予後を左右する重要な課題!

「AKIの管理に必要な基本的な知識」につづき,「集中治療室で遭遇する代表的な疾患や状況,小児領域,看護ケアまで含めたAKI管理」について,さらに「文献から学べる最新の知見や根拠」を3つの柱とした内容でを構成。看護師がこれらの知識を集約して学べる専門書。

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AKIとは,48時間以内に発生した急速な腎機能低下をきたした状態を示し,ICU入室患者の約30~40%に発生するといわれています.また,その死亡率は40~60%に上るともいわれ,ICUにおいてAKIを予防・治療することは患者の生命予後を左右する重要な課題であるといえます.AKIの管理には,病態の理解,リスクの把握と回避,早期発見,原因やステージ分類ごとの治療と管理,血液浄化など,幅広い知識が必要とされ,さらにICUでは原疾患ごとの治療戦略に至るまで理解して管理することが求められます.一方で,看護師がこれらの知識を集約して学べる専門書はきわめて少ないのが現状です.

そこで本誌では,「AKIの管理に必要な基本的な知識」につづき,「集中治療室で遭遇する代表的な疾患や状況,小児領域,看護ケアまで含めたAKI管理」について,さらに「文献から学べる最新の知見や根拠」を3つの柱として内容を構成しました.


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特集編集にあたって

思い起こしてみますと,ARF(acute renal failure)という概念が用いられていた時代には,その定義や診断基準が統一されておらず,専門家によってその意味するところが異なる場合も多く,医療に携わる人々にしばし混乱を生じたこともありました.しかし,2000年代にAKI(acute kidney injury)という新たな概念が提唱され,また,国際的統一基準であるRIFLE基準やAKIN基準が広く用いられるようになりました.

AKIは糸球体濾過の低下とそれにともなう血清クレアチニン(Scr)の上昇によって示される腎機能不全のみならず,早期の尿細管上皮細胞障害を含めた幅広い病態を一連のスペクトラムとして理解される必要があります.AKIとは,48時間以内に発生した急速な腎機能低下をきたした状態を示し,ICU入室患者の約30~40%に発生するといわれています.また,その死亡率は40~60%に上るともいわれ,ICUにおいてAKIを予防・治療することは患者の生命予後を左右する重要な課題であるといえます.AKIの管理には,病態の理解,リスクの把握と回避,早期発見,原因やステージ分類ごとの治療と管理,血液浄化など,幅広い知識が必要とされ,さらにICUでは原疾患ごとの治療戦略に至るまで理解して管理することが求められます.一方で,看護師がこれらの知識を集約して学べる専門書はきわめて少ないのが現状です.

そこで本誌では,「AKIの管理に必要な基本的な知識」につづき,「集中治療室で遭遇する代表的な疾患や状況,小児領域,看護ケアまで含めたAKI管理」について,さらに「文献から学べる最新の知見や根拠」を,3つの柱として内容を構成しました.

執筆者の方々には,臨床で働く中堅看護師に「是非,ここは理解してもらいたい」「この知識は看護に役立つ(あるいは,このように役立つ)」など,看護師へのメッセージを込めてご執筆頂きました.難しい内容もありますが,クリティカルケアに特化した内容で,専門的に学べると思います.


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Ⅰ.AKIの管理に必要な基礎知識~AKIの全体像を捉える~

●AKIとは?

●AKIの原因と診断

●AKIの予防と治療

①AKIの分類と治療

②薬物療法

③血液浄化療法

④栄養管理

●AKI患者の看護

①総論

②ケーススタディ

Ⅱ.状況・原因別,AKIの予防と管理上の注意点~何故なる?どう管理する?~

●術後のAKI

●術後のAKI(小児)

●循環不全(心不全,心筋梗塞)とAKI

●敗血症性AKI

●NSAIDsによるAKI

●抗菌薬による腎機能障害

●造影剤によるAKI

●降圧薬,利尿薬によるAKI

Ⅲ.文献レビュー

●AKIと適切な体液量


索引

特記事項

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