重症患者ケア(第4巻1号)ICUのモニタリング

  • ページ数 : 220頁
  • 書籍発行日 : 2015年2月
  • 電子版発売日 : 2016年10月21日
¥3,740(税込)
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商品情報

内容

呼吸・循環・代謝・神経系のモニタリングをどう見る?どう活かす?

本特集は、モニタリングに焦点をおき、種々のモニタリングの有用性や意義はもちろんのこと、臨床実践で活用できる内容とし、新人および後輩指導にも役立てる内容になっています。
モニタリングの目的や意義から、症例提示からモニタリングの重要性やアセスメント、看護実践、モニタリングに関する最新知見を踏まえた文献レビューも入り、臨床の現場で有効活用が期待される1冊。

序文

特集編集にあたって

急性•重症患者を対象とする集中治療室では,患者の全身状態の把握や評価を行っていくことはもちろんのこと,急激な状態変化への対応や予測した対応など,高度な臨床実践能力が求められます.患者の状態把握を行っていくうえで,生体情報モニタは手段の一つであり,欠かすことのできないものとなっています.血圧・脈拍(心拍),呼吸•体温といった生命徴候であるバイタルサインをはじめとし,その他の関連情報である呼吸・循環•代謝•神経系を客観的情報としてモニタリングすることで,経時的変化から患者の状態が悪化傾向にあるのか,あるいは改善傾向にあるのかを評価していることはいうまでもありません.これらのモニタリングを複合的,かつ適切に評価できることが,異常の早期発見および早期対応,あるいは回復促進に向けた早期介入を図るうえで重要不可欠なスキル(知識・技術)ともいえます.医師よりも患者のそばにいる看護師一人ひとりが,その状況をいち早く察知し,医師を含めたメディカルスタッフとディスカッションできるスキルを身につけ,患者の回復過程に寄与できることが望まれます.具体的には,種々のモニタリングの意義・目的といった知識はもとより.得られた情報からアセスメント.評価し.キュアヘの情報提供と対処.最善のケアへとつなげられるよう,根拠と実践を示せる能力が必要になります.

本特集では,モニタリングに焦点をおき種々のモニタリングの有用性や意義はもちろんのこと,臨床実践で活用できる内容とし,新人および後輩指導にも役立てられるよう企画しました.I章では,ICUで汎用される代表的なモニタリングを呼吸・循環·代謝・神経系に分け,モニタリングの目的や意義観察のポイント,注意事項を解説するとともに症例を提示し,アセスメントから判断に至るまでの根拠を示し,モニタリングの基本となる知識を中心とした構成としてあります.II章では.代表的な4つの病態について簡単な解説と.症例提示からモニタリングの重要性やアセスメント.看護実践にいたるまでを解説しており,臨床実践で活用できるような構成としております.また皿章では,モニタリングに関する最新知見を踏まえた文献レビューも入れております.

本特集が読者の方々の疑問を少しでも解決でき,臨床実践の場で有効活用されることを期待します


大槻 勝明
土浦協同病院救急救命センターICU
看護師長 集中ケア認定看護師

目次

I.モニタ機器をどのように役立てるか

呼吸器系モニタリング

パルスオキシメータ

カプノメータ

人工呼吸器のグラフィックモニタ

循環器系モニタリング

心電図モニタ

動脈圧モニタ

中心静脈圧モニタリング

循環動態モニタリング

①スワンガンツカテーテルSvO2モニタ

②ビジレオ・EV1000モニター

IABP

PCPS

代謝系モニタリング

体温モニタ

rSO2・SjO2モニタ

体温管理システム(Arctic Sun)

脳神経系モニタリング

ICP・CPPモニタ

Bispectral Index(BIS)モニタ

その他

血液ガス分析

II.代表的な病態とモニタリング(応用編)

敗血症性ショック(septic shock)患者

循環不全(急性心筋梗塞)患者

急性呼吸不全患者

頭蓋内圧亢進患者

III.文献レビュー

モニタをうまく使おう!


索引


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書籍情報

  • ISBN:9784883789092
  • ページ数:220頁
  • 書籍発行日:2015年2月
  • 電子版発売日:2016年10月21日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:2

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