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救急・集中治療医学レビュー2014-'15 ―最新主要文献と解説―

  • ページ数 : 392頁
  • 書籍発行日 : 2014年2月
  • 電子版発売日 : 2014年8月22日
¥13,200(税込)
ポイント : 240 pt (2%)
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商品情報

内容

守備範囲が広く、日常診療に忙殺され多忙を極める救急・集中治療領域。
本書は、2012年7月から2013年6月の1年間に、この領域および関連する領域で発表された主要論文30編程度を選び、各項目に精通している専門医が分かりやすく解説した書。
時間的余裕の少ない救急医・集中治療医に、有意義な情報が満載です。

序文

この度,『救急・集中治療医学レビュー2014-'15 ─最新主要文献と解説─』がシリーズ第4号として総合医学社から発刊されました.このシリーズは,各領域で臨床現場に携わる専門医がそれぞれ得意とする項目で国内外の最新の文献を選び,その動向を見据えて解説・評価し,その意義を述べてもらうものです.救急・集中治療領域は守備範囲が広く,日常診療に忙殺され多忙を極めている救急医・集中治療医にとり,関連領域の最新の知識・技術を知ることは容易ではなく,本書のように最新の情報が各領域の専門医により纏められ,評価・提供されることは非常に有用なことです.

近年,救急・集中治療領域の研究,特に臨床研究の進歩には目覚ましいものがあります.本書により,それらの結果・エビデンスを把握して日常診療を進められることは,診療報酬上で検討されつつある医療の質の向上や病院機能評価の向上につながります.時間的余裕の少ない救急医・集中治療医にとっては非常に有意義なものになると思われます.


本書の内容は,原則として2012 年7 月から2013 年6 月の1 年間に,この領域および関連する領域で発表された主要論文30 編程度を選び,各項目に精通している専門医に読んで解説してもらう方式を取っています.そして重要領域として,Ⅰ . 救急システム,Ⅱ . 急性期の処置と治療,Ⅲ . 救急疾患への対応,Ⅳ . 集中治療,Ⅴ . 救急・集中治療に関連した重要事項,の5領域を挙げ,その中で総計54 項目につき,分かり易く解説されています.


本書は『救急・集中治療医学レビュー2014-'15』として出版されましたが,ひき続き定期的に出版される予定です.本書に目を通せば,最近の臨床のトピックス(知識や技術),あるいは各領域における世界レベルのRCT(多施設・無作為・臨床治験)の結果や最新の臨床研究の動向も把握できるものと思います.項目によって引用論文を掘り下げて読めば,研究計画書作成にも役立つものもあります.また,何にも増して現在行っている自分自身の治療法がエビデンスに沿った治療法かどうかを確認できます.救急・集中治療に携わる専門医は勿論のこと,これから専門医を目指す医師や研修医にも是非読んでいただきたい書であり,質の高い虎の巻ともいえます.


それぞれの項目は非常に良く纏まっており,超多忙な中でご執筆いただいた専門領域の各先生方に,この紙面を借りてあらためて深謝いたします.


2014年2月

監修者を代表して
前 川 剛 志

目次

Ⅰ章 救急システム

1. 病院前救護システム

2. 災害医療

3. 救急初期診断

4. シミュレーション医学と教育

5. 救急医療搬送

6. 救急医療とIT

Ⅱ章 急性期の処置と治療

1. 小児〔新生児・乳児・幼児〕脳心肺蘇生法

2. 成人脳心肺蘇生法

3. Damage Control Surgery

4. 気道確保法・気道確保困難症

5. 非侵襲的人工呼吸法

6. 気管挿管下人工呼吸法

7. ショックと循環管理

8. 輸液と輸血

9. 重症不整脈対策

10. 呼吸・循環補助

11. 脳低温療法・脳保護療法

12. 急性血液浄化法

13. 高気圧酸素治療

14. 抗菌・抗ウイルス療法

15. 緊急麻酔法

Ⅲ章 救急疾患への対応

1. 脳血管障害,神経疾患への対応

2. 心血管疾患への対応

3. 呼吸器疾患への対応

4. 代謝・内分泌疾患への対応

5. 急性腹症への対応

6. 腎泌尿器疾患への対応

7. 感染症への対応

8. 頭部外傷

9. 胸部外傷

10. 腹部外傷

11. 多発外傷

12. 骨盤骨折・四肢切断・骨格筋系疾患

13. 熱傷・電撃症・化学熱傷

14. 急性中毒

15. 熱中症・低体温

16. 小児の脳振盪と軽症頭部外傷

17. 産科救急疾患

18. 特殊感染症

Ⅳ章 集中治療

1. ICUにおける脳神経管理

2. ICUにおける呼吸管理

3. ICUにおける栄養管理

4. ICUにおける周術期管理

5. ICUにおける鎮静・鎮痛管理

6. 小児集中治療

7. 救急・集中治療の合併症への対応Ⅰ

8. 救急・集中治療の合併症への対応Ⅱ

Ⅴ章 救急・集中治療に関連した重要事項

1. 神経保護,神経再生

2. 救急・集中治療における標準治療,ガイドライン

3. 敗血症と全身性炎症反応症候群

4. 急性呼吸促迫症候群

5. 凝固線溶障害とDIC

6. 救急・集中治療のバイオマーカー

7. 救急・集中治療における基礎医学トピックス

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書籍情報

  • ISBN:9784883788682
  • ページ数:392頁
  • 書籍発行日:2014年2月
  • 電子版発売日:2014年8月22日
  • 判:AB判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:2

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