小児の予防接種ハンドブック

  • ページ数 : 272頁
  • 書籍発行日 : 2016年3月
  • 電子版発売日 : 2017年2月24日
¥4,620(税込)
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商品情報

内容

特集「小児の予防接種Q&A」の全面改訂版!

予防接種をめぐって2012年以降にわが国で起きたすべての変化に対応!(刊行時点まで) Q&A方式だから、知りたいことがピンポイントでわかる!

序文

本書初版(隔月刊『小児科学レクチャー』誌2巻2号)が2012年に刊行されてから,およそ4年が経過しました.この間,日常の予防接種業務の手引き書として多くの読者の皆様方からご支持をいただきました.ありがとうございました.このたび出版社から改訂のご提案をいただき,『小児の予防接種ハンドブック』という書籍として発行する運びとなりました.当初は4年分の改訂なので,たいした作業ではないだろうと高を括っていたのですが,そうでないことが後に判明しました.

2012年といえば,日本でそれまで認可の進まなかった新世代のワクチンの認可が進むようになったものの,定期接種化はまだといった時期でした.その後起きた変化には目まぐるしいものがあり,生ポリオワクチンから不活化ポリオワクチンへの変更およびDPT-IPVワクチンの定期接種導入(2012年),Hibワクチン・小児用肺炎球菌ワクチン・ヒトパピローマウイルスワクチンの定期接種化(2013年),水痘ワクチン(A類)と成人対象肺炎球菌ワクチン(B類)の定期接種化(2014年),予防接種後副反応報告制度の改革(2013年),対応が迫られる百日咳ワクチン追加接種の問題,日本国内の麻疹排除達成(2015年),風疹の流行と先天性風疹症候群出生数増加(2012~2013年),B型肝炎母子感染予防の国際方式採用(2014年)とB型肝炎ワクチン定期接種化予定(2016年),インフルエンザワクチンの3価→4価変更(2015年),小児用肺炎球菌ワクチンの7価→13価変更(2013年),定期接種化されたヒトパピローマウイルスワクチンの積極的勧奨中止(2013年),と実に多岐にわたります.

今回の改訂では,執筆ご担当の先生方に以上のような変化すべてにご対応いただき,また出版社のほうでは使いやすいようサイズをA5判に変更いただき,全く新しい本に生まれ変わることができました.本書が,日常の予防接種業務で生じる疑問の解決に役立ち,延いてはワクチン接種率の向上に貢献できることを望みます.

最後に,本書の改訂にご努力いただいた総合医学社編集部の皆様に深謝いたします.


2016年3月

編著者 渡辺 博

目次

I.予防接種の基礎知識

ワクチンの歴史

ワクチンの免疫

生ワクチンと不活化ワクチン

ワクチンの接種法

急性感染症と予防接種

副反応

慢性疾患と予防接種1(卵アレルギーなどの食物アレルギーのある児、アレルギー疾患の児、免疫不全症の児、腎疾患の児の予防接種について)

慢性疾患と予防接種2(熱性けいれんの既往・てんかんのある児、重症心身障害児、先天性心疾患・川崎病の児、早期産児・低出生体重児の予防接種について)

血液腫瘍疾患,臓器移植と予防接種

米国の予防接種

中国の予防接種

海外旅行者とワクチン

II.ワクチンの最新情報

BCGワクチン

DTP-IPVワクチン1 百日咳ワクチンを中心に

DTP-IPVワクチン2 破傷風・ジフテリアワクチンを中心に

DTP-IPVワクチン3 不活化ポリオワクチンを中心に

麻しん風しん混合ワクチン1 麻しんワクチンを中心に

麻しん風しん混合ワクチン2 風しんワクチンを中心に

日本脳炎ワクチン

ムンプスワクチン

水痘ワクチン

B型肝炎ワクチン

インフルエンザワクチン

インフルエンザ菌b型(Hib)ワクチン

肺炎球菌結合型ワクチン

ヒトパピローマウイルスワクチン

ロタウイルスワクチン

23価 肺炎球菌多糖体ワクチン

A型肝炎ワクチン

狂犬病ワクチン

黄熱ワクチン

パリビズマブ


コラム ポリオと生ポリオワクチン

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書籍情報

  • ISBN:9784883786374
  • ページ数:272頁
  • 書籍発行日:2016年3月
  • 電子版発売日:2017年2月24日
  • 判:A5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:2

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