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救急·集中治療(24巻9・10号) sepsis・SIRS ―いま生かす!最新の病態把握に基づく適切な診療へ―

  • ページ数 : 272頁
  • 書籍発行日 : 2012年10月
  • 電子版発売日 : 2013年7月6日
¥6,160(税込)
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商品情報

内容

Critical Careに携わる ICU、救急、麻酔、外科、内科の医師とコメディカルを対象に、解説と情報を満載した『救急・集中治療』が電子版となりました。

本書 24巻9・10号では、sepsis・SIRSの病態を新しい視点から捉えることができるよう、また早期・適切な診断の重要性とそのための方法、いま選択しうる治療とその位置付けとその根拠をよりすっきり、明確にしていただくべくご活用いただければ幸いです。

序文

ICU入院患者の1/2は感染を合併し,合併例では有意に死亡率が高く,そして,敗血症はICUにおける最大の死亡原因です.本誌では,救急・集中治療医学における中心的テーマとしての"sepsis・SIRS"に関連した特集として,この5年間に,"生体侵襲と臓器管理(2008年9・1 0号)""感染症診療Q&A (2009年5・6号) " "ALI/ARDS-68の謎を解く一(2010年9・10号) "" DICのすべて一基礎と診療の愚前線ー(2010年1 1・12号)"などを企画してきました.


侵襲と生体反応,敗血症に関する病態,診断,治療は,ゆったりと大きくたゆまぬ流れとして変化し続ける展開があり,これとともに.この5年間においても,新たな病態概念の提唱とともに診断と治療法にも従来と異なる知見が次々と提示されています.今回,「sepsis・SIRS-いま生かす!最新の病態把握に基づく適切な診療へ-」として, sepsis・SIRSに関する新たな特集を企画しました.


本特集は,Ⅰ. sepsis・SIRSの概念と定義, 病態, Ⅱ. sepsisの診断, 重症度判定と疫学, Ⅲ. sepsisの急性期治療, Ⅳ. ICUにおけるsepsisの治療, Ⅴ. sepsisに関連する非急性期における問題として,大きく5項目に分類しました. 現時点における最新の知見に基づく病態の把握と診断・治療を提示すべく.それぞれの問題に関して取り組まれている先生に執筆をお願いしています.


救急・集中治療の臨床を支える先生たちが, sepsis. SIRSの病態を新しい視点から捉えることができるようになるとともに,早期・適切な診断の重要性とそのための方法,いま選択しうる治療とその位置付けとその根拠をよりすっきりと, 明確にそれぞれの先生自身のものとしていただきたく思います. sepsis. SIRSの患者さんの診療が一段とおもしろくなり,これにのめりこみ,さらには今後の研究のきっかけとなることができれば幸いです.



特集編集

久志本 成樹

目次

I.sepsis・SIRSの概念と定義,病態

Q1.sepsis・SIRSは,なぜ,どのように定義されて今日に至っているのか?

Q2.感染によらないSIRSとsepsisにおける炎症反応はどう違う?

Q3.Surviving Sepsis CampaignとSSCG2008からさらなる改訂へ

Q4.sepsisにおける生体反応の変容―過剰炎症反応と免疫抑制―

Q5.sepsisに伴うショックの病態

Q6.sepsis・SIRSに起因するAKI―病態から予防,治療まで―

Q7.sepsis・SIRSに起因する肝不全―病態から治療まで―

Q8.sepsis・SIRSに起因する呼吸不全の病態

Q9.sepsis-induced cardiac dysfunction―病態から診断,治療まで―

Q10.septic DICと血管内皮細胞傷害

Q11.臓器機能障害のメカニズムとしてのミトコンドリア機能不全

Q12.血球系の連携による生体防御と臓器障害

II.sepsisの診断,重症度判定と疫学

Q13.早期診断の重要性と,重症度判定―APACHEII score,MODS scoreなど―

Q14.バイオマーカーによるsepsisと重症度の診断

Q15.sepsisの疫学とその治療成績―世界とわが国の現状―

III.sepsisの急性期治療

Q16.sepsis resuscitation bundle

Q17.循環管理の目標とカテコラミンの使い分け

Q18.輸液療法:アルブミン製剤をどう使う?

Q19.蘇生のゴールとしての乳酸値

Q20.細菌学的検索をいかに行うか?―正しい血液培養と起炎病原微生物の検索―

Q21.適切な抗菌薬を速やかに投与する―de-escalationも忘れずに―

IV.ICUにおけるsepsisの治療

Q22.critical illness-related corticosteroid insufficiency(CIRCI)とステロイド

Q23.sepsisと免疫グロブリン

Q24.血糖コントロール

Q25.体温をどう評価し,どう使うのか?

Q26.抗凝固療法

Q27.抗メディエーター療法のこれまでとこれから

Q28.呼吸管理―肺保護戦略からECLAまで―

Q29.貧血のメカニズムと輸血療法

Q30.栄養管理:経腸栄養に何を期待する?経静脈栄養をいつ開始する?

Q31.PMX-DHPを含む血液浄化療法

Q32.循環・呼吸動態と酸素代謝モニタリング―PiCCO,肺動脈カテーテル,ScvO2―

Q33.VAPの予防と治療

Q34.カテーテル関連血流感染症の予防

Q35.sepsis治療に生かす心エコー検査

Q36.敗血症に合併する意識障害と患者管理の諸問題

V.sepsisに関連する非急性期における問題

Q37.non-immunocompromised hostにおけるサイトメガロウイルス感染症

Q38.抗菌薬関連下痢症とClostridium difficile腸炎

Q39.critical illness polyneuropathy/polymyopathy

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書籍情報

  • ISBN:9784883785193
  • ページ数:272頁
  • 書籍発行日:2012年10月
  • 電子版発売日:2013年7月6日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:2

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