週刊日本医事新報 11月特集号 2013-2014 医界8つの争点

  • ページ数 : 144頁
  • 書籍発行日 : 2013年11月
  • 電子版発売日 : 2014年6月20日
¥1,320(税込)
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商品情報

内容

医療従事者必読の「週刊日本医事新報」の月末特集号。 2013年11月特集号のテーマは医界8つの争点。

「アベノミクス」の旗印の下、経済再生を何よりも優先させる安倍内閣。そんな政治状況に異を唱え、今こそ国民を巻き込んで議論すべき医療分野の8つの問題を提起します。
TPP、診療報酬改定、専門医制度改革など各問題について、異なる立場の2人の論客に「エビデンスに基づく主張」を展開していただき、争点を明確化。
斯界きっての論客を揃え、日本医事新報編集部が自信を持ってお届けする報道特集。「まるわかり解説」などで、医事新報のニュースを普段読んでいない先生方にも楽しんでいただけるよう工夫しています。少しでも多くの方に手に取っていただければ幸いです。

序文

巻頭言

未曾有の超高齢社会を乗り切るために、医療・介護をはじめとする社会保障をどう強化すべきか。この問題について日本は"待ったなし"の状況にあり、国家の最優先課題として取り組むべき時に来ていることは言うまでもありません。

しかし、「アベノミクス」の旗印の下、経済再生を何よりも優先させる安倍内閣に、超高齢社会に対応した医療・介護システムの構築に全力で取り組む姿勢は見えず、財政再建のため社会保障給付を抑制する話ばかりが先行しているのが現状です。


11月特集号「2013-2014 医界8つの争点」では、社会保障充実・強化の議論が後回しにされている現下の政治状況に異を唱え、今、国民を巻き込んで議論すべき医療分野の8つの問題を提起しました。

前半は、医療界のみならず多くの関係者との調整が必要な政治的テーマ(自公政権の社会保障、TPPと医療・医薬品産業、薬価制度改革、診療報酬改定)、後半は、医療界の内部にも多様な意見のある医療システムに関わるテーマ(医師会の構造改革、専門医制度改革、医療事故調査制度、チーム医療)を取り上げました。それぞれの問題について争点はどこにあるかを明確にするため、異なる立場の2人の論客に「エビデンスに基づく主張」を展開していただいています。

さらに、2つの「DISCUSSION」のパートも設け、アベノミクス、TPP、消費税増税など医療を取り巻く諸問題について横倉義武(日本医師会長)、二木立(日本福祉大学長)、伊藤元重(東大大学院経済学研究科教授)の3氏に、終末期医療を含め超高齢社会の医療提供体制の問題について大島伸一(国立長寿医療研究センター総長)、武田俊彦(総務省消防庁審議官)、長尾和宏(尼崎市・長尾クリニック院長)の3氏に徹底討論していただきました。


日本医事新報は毎週の「NEWS」欄で、時々刻々変化する医療界の動向を報道・解説していますが、最新情報をお届けするばかりでなく、一度立ち止まって、複雑な要素が絡み合う医療問題を一から捉え直し、読者とともに超高齢社会・日本が選択すべき道を考えようというのが今回の特集の狙いです。

斯界きっての論客を揃え、日本医事新報編集部が自信を持ってお届けする本特集を、明日の医療を考え現場から意見を発信していくための一助としていただければ幸いです。


2013年11月

日本医事新報編集部

目次

DISCUSSION Part 1

争点1 自公政権の社会保障改革

争点2 TPP と医療・医薬品産業

争点3 薬価制度改革

争点4 診療報酬改定

DISCUSSION Part 2

争点5 医師会の構造改革

争点6 専門医制度改革

争点7 医療事故調査制度

争点8 チーム医療~特定行為の研修制度を中心に

2013年7月以降の医療を巡る動き・今後のスケジュール

執筆者紹介


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書籍情報

  • ISBN:9784784946750
  • ページ数:144頁
  • 書籍発行日:2013年11月
  • 電子版発売日:2014年6月20日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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