患者と家族を支える 認知症の本

長谷川 嘉哉 (著)

株式会社 学研メディカル秀潤社

136 頁  (2012年6月)

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『患者と家族を支える認知症の本』の改訂版

認知症の新薬について、認知症のタイプに応じた処方の仕方を事例を用いて追加。
認知症専門医の著者の体験や知識が詰まった、認知症とは何なのかをわかり易く説明した、認知症と上手に向き合うための、はじめの一冊に最適な書。

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『患者と家族を支える認知症の本』の改訂版.認知症の新薬について,認知症のタイプに応じた処方の仕方を,事例を用いて追加.


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はじめに

高齢化の進む日本において、現在、認知症患者さんの数は300万人に上ります。近い将来、その数は500万人になるともいわれていますから、患者さんのご家族も含めると、約1,000万人以上の方が何らかのかたちで「認知症」にかかわっているということになります。さらに、医師はもちろん、看護関係者や介護従事者も含めると、その数は相当になるはずです。

しかしながら、「認知症」は世の中に正しく理解されていないばかりか、多くの誤解を生んでいるようでもあります。

私は現在、岐阜県の土岐市で「認知症専門医」をしています。

もともとは名古屋の出身ですが、勤務医を経て、介護保険がスタートした 2000年に、「土岐内科クリニック」という小さな診療所と訪問看護ステーションをオープンしました。

開業当初は決して「認知症専門」と謳っていたわけではありませんでしたが、私の専門が神経内科だったこともあり、地域の認知症患者さんたちと深くかかわるうちにいつのまにかクチコミで広がり、今では岐阜県外からも多くの認知症患者さんが通ってくるクリニックとなりました。

普通、内科の場合、営業圏は半径500mというのが業界の常識です。整形外 科でも半径3kmといわれているところ、当院では100km圏内からの患者さんも多く、だいたい年に300人程度の初診患者さんがおみえになります。そういう意味では、きわめてめずらしい存在かもしれません。

決してはじめからそれを狙っていたわけではないのですが、地域の要望に応えるべく、デイサービスを作り、グループホームを作り、脳リハビリやパワーリハビリの施設を作り......。ふと気がつけば、医療と介護の両面から患者さんをサポートするネットワークをもつまでになっていました。

そして近年は、講演のご依頼などを受けるようになり、患者さんとのかかわりの中での気づきを、ケアマネジャーさんをはじめとする介護職の方たちや企業経営者の方たちの前でお話しする機会もしだいに増えていきました。

幸いにも私の話を聞いて喜んでくださる方が多いこともあり、その内容を中心にして、私のこれまでの経験や考えを1冊の本にまとめてみようと思い立ったわけです。

しかし正直なところ、大学の教授でもない、大病院の院長でもない私が本を書くことには一抹のおそれ多さを感じないでもありませんが、私は今、認知症という病気が世の中であまり正確に理解されていない現状をみるにつけ、とても心配しております。これからの日本において、認知症患者さんは間違いなく増え続けるからです。

先ほど私の専門が神経内科だと申し上げましたが、医学部の同級生80人の うち、消化器内科を選んだ人が20人だったのに対し、神経内科を選んだのはなんと私1人でした。

現在、認知症を診ているのは精神科か神経内科ということになりますが、この分野は、まず専門医の絶対数が少ないことは間違いありません。

さらにいえば、認知症を専門とする医師は、脳血管障害やうつなどを専門にする医師に比べて少数派です。

ですから、内科や外科と違って「認知症専門医」の看板を掲げている医院はまれです。もしあなたのご家族が認知症ではないかと疑われるような症状を発したとき、まず誰に診せるかを迷われるのではないかと思います。

そして、かかった医師が認知症に対する十分な知識をもち合わせている可能性は、残念ながらそう高くはないのが現状なのです。

では、私がなぜ、ある意味マイナーな道に進むことになったのか......。それは祖父の存在を抜きにして語ることはできません。

今から30年ほど前の話になりますが、私が小学校高学年から中学3年生に なるまで、わが家は認知症の祖父を抱えた家族でした。

当時はちょうど、有吉佐和子さんの小説『恍惚の人』が話題になっていた時代。認知症という病気について世間の理解は乏しく、それどころか医師自体もこの病気についてよくわかっていない時代でした。なにしろ名古屋大学で神経内科が独立したのは、1984年のことですから......。

もちろん行政もわかっていませんから、社会的な整備も何もされていない時代です。いわば、この小説が認知症の存在を世に広めることになったようなものです。

そんな環境ですから、認知症患者さんを抱えるご家族の苦労は、今とは比べ物にならないくらい大きかったと思います。正直なところ、「祖父さえいなければ......」と思ってしまったことも何度かありました。

しかし、実際に祖父を看取った後、私は強い後悔の念に苛まれることになります。

「どうして自分はいい孫になれなかったんだろうか......」

「自分にも、もっとできることはなかったのか......」

そんな想いが私を突き動かし、医師、なかでも認知症を診る神経内科の専門医の道へと向かわせたように思えます。

以前私が、名古屋市厚生院というお年寄りばかりの病院に赴任したとき、最初に挨拶に行った院長室で、こんな質問を受けたのをよく覚えています。

「あなたはお年寄りと暮らしたことがありますか?」と。

もちろん、私はすぐさま「あります」と答えましたが、その後「どうしてそんな質問をするのですか?」と院長に尋ねたところ、今の医師の中には、お年寄りと暮らしたことのない人がけっこういるのだと教えてくれました。

つまり、核家族化した今の社会では、お年寄りと暮らすことはもとより、「病気」あるいは「死」というものに面と向かった経験のない人間が多いということです。

誰しもの心の中に「いつかは......」という漠然とした思いはあるにせよ、それはどこか非現実的で、ぼんやりとした認識にすぎないのではないでしょうか。

2009年にアカデミー賞の外国語映画賞を受賞した『おくりびと』という映画が多くの人たちの心を打ったのも、そんな社会背景と大きく関係しているように思えてなりません。

ですが、この映画のヒットをきっかけに、人々の心が、誰もが平等に迎える「死」というものに向くのは、とてもよいことだとも感じています。

「死」はどこか遠くの世界にあるものではなく、自分の人生に必ず訪れるものとしてきちんと向き合ってほしい、本書にはそんな想いをも織り込んでいきたいと考えています。

何ごとにおいても、予測し、心構えをもたないものは、みな「突然」と感じてしまうものです。

しかし、自分を含めた家族の人生を最良のものにするためには、病気や死が「ある日突然訪れるもの」であってはなりません。

いささか大きいテーマにはなりますが、よい人生とはいかなるものか、そしてどう「最期」を迎えるのが本当の幸せなのか......。本書がそんなことを考えるきっかけになればという想いもあります。

少子高齢化が進むこれからの日本において、私のこれまでの体験や知識が少しでもお役に立てるなら嬉しい限りです。どうぞしばらくの間、お付き合いください。


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序章 明日はわが身

1.電話中に相手を忘れる母

2.物忘れと病気の差

3.この家には泥棒がいる!?

第1章 認知症の理解

1.認知症とは

2.認知症の症状

3.認知症の検査

4.認知症の治療

5.認知症の介護

6.社会資源の活用

第2章 一生をよりよく生きる

1.祖父との時間

2.祖父の抱えていた喪失感

3.人生最後の大きな仕事

4.人の死は穢らわしいもの!?

5.幸せな最期とは

6.高齢者とは

7.「ホームホスピス」という発想

第3章 End of LifeをHappyにするために

1.妻を忘れない夫・夫を忘れる妻

2.健康に投資する時代の到来

3.10 歳若くあるためのシンプル健康法

4.交感神経優位の生き方を見直す

5.認知症は予防できるのか~高血圧の話~

6.運動と食生活の話

7.アルツハイマー型認知症の予防

8.閉じた生き方と開かれた生き方

9.所有しない生き方

10.あなたにとっての幸せな最期とは

第4章 症状別認知症ケアの実際

柔らかな気持ちを忘れずに

1.無気力・無関心

2.こだわり

3.記憶障害

4.見当識障害

5.人物誤認

6.せん妄

7.被害妄想

8.抑うつ

9.不眠

10.徘徊

11.食行動の異常

12.排泄失行

13.着衣失行

14.清潔行為

15.異常性欲

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