画像診断 2017年3月号(Vol.37 No.3) 基礎からきちんと学ぼう、胎児・新生児の画像診断

相田 典子 (著編)

株式会社 学研メディカル秀潤社

132 頁  (2017年2月)

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リリース日: 2017年12月08日

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新生児期および胎児の画像検査の総論・各論を一般放射線科医や研修医に向けてわかりやすく解説した特集!「新生児期の画像診断の進め方」「胎児MRI」「周産期の胸部疾患」ほか,多数テーマで基礎からしっかり周産期の画像診断が学べる.

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序説

周産期の画像診断の重要性は近年ますます増加し,件数も増えている.出生前の画像検査として,胎児MRIはもはや珍しい検査ではなく,時には線量を著しく低くした胎児CTも撮影される.いずれも基本的には出生時の医療的対応を決定する必要があるなど,きちんとした適応に基づいて行われるべき検査である.

出生後には様々な形態的先天性疾患の画像検査が行われるとともに,出生早期に症状の出現する先天性代謝異常に対する画像検査も行われて,早期診断に役立てなければいけない場合がある.しかし,状態の安定しない新生児期に,どのような場合にどの画像検査をすべきかを判断するには,画像診断医にも新生児疾患についての知識が必要である.出産前後に起因する低酸素性虚血性脳症(新生児仮死)では,低体温療法が標準治療として確立されており,その評価として脳MRIがほぼ必須の検査となっている.また,新生児医療の進んでいるわが国では,早産児では退院前の修正満期近くまたは修正満期前後(予定日頃)に,脳MRIで評価するのがほぼルーチンとなっている.

このように,胎児期および出生早期に行われる周産期画像検査は,以前に比べて非常に多くなり,重要性も高いが,検査・読影をする画像診断医の周産期疾患に対する知識はもとより,適切な画像検査を行うための知識や対応が必ずしも十分とはいえない現状がある.近年,次々と明らかになってきた小児期のCT検査被ばくによる発癌リスクの増大は,新生児期ではさらにそのリスクが高いことは生物学的に容易に想像ができるし,新生児は腎機能が未熟のため造影剤の使用にも注意を払わなければならないし,至適造影タイミングも年長児や成人と異なる.

そこで本特集では,胎児および新生児の画像検査の総論・各論を,一般放射線科医あるいは研修医向けにわかりやすく解説していただくことを目的とした.執筆のご依頼は私の信頼するそれぞれの分野のエキスパートにお願いしている.

未来ある小さな子どもたちのために,皆様がより良い画像診断を行える一助になれば,大変幸いである.


相田典子


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【特集】

基礎からきちんと学ぼう,胎児・新生児の画像診断

序説

新生児の画像診断の進め方

新生児HIE(仮死)の臨床

新生児脳症の画像診断

中枢神経の先天奇形-胎児MRI を中心に-

先天性胸部疾患

先天性心疾患

消化器・泌尿生殖器

骨系統疾患

【連載】

すとらびすむす

青い瞬間,魔法の時間

画像診断と病理

分葉状頸管腺過形成

ここが知りたい!

画像診断2016 年10 月号特集 「薬剤と画像─ 画像所見から薬剤による変化を想起する─」

Picked-up Knowledge from Foreign Journals

腸閉塞

CASE OF THE MONTH

Case of March

The Key to Case of January

救急CT診断演習

第7 回 いきなり肝に亀裂!?

Refresher Course

死後CTと対峙する─ おさえたいエッセンスとピットフォール─

特記事項

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