画像診断 2016年3月号(Vol.36 No.3) 肺感染症のすべて -臨床,病理,画像を学ぶ-

芦澤 和人 (著編)

株式会社 学研メディカル秀潤社

120 頁  (2016年2月)

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"肺炎は日本人の死因第3位となり,肺感染症は益々重要な疾患となっている.本特集では日本呼吸器学会の診療ガイドライン,肺炎の病理学的分類や起因病原体の病理像,画像所見や診療に苦慮する非感染症との鑑別などを解説.肺感染症の臨床,病理,画像診断すべてが学べる1冊! *都合により,紙版の誌面と異なり割愛される箇所があることがございます(p.255-268は未収載となっております)."

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肺炎は日本人の死因第3位となり,肺感染症は益々重要な疾患となっている.本特集では日本呼吸器学会の診療ガイドライン,肺炎の病理学的分類や起因病原体の病理像,画像所見や診療に苦慮する非感染症との鑑別などを解説.肺感染症の臨床,病理,画像診断すべてが学べる1冊!
*都合により,紙版の誌面と異なり割愛される箇所があることがございます(p.255-268は未収載となっております).


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序説

肺炎は,2011年に脳卒中を抜いて死因の第3位となった.人口の高齢化が大きくかかわっており,今後ますます重要な死因となる可能性が予想されている.しかし,実臨床では,必ずしも肺炎の診断は容易ではなく,非感染性疾患との鑑別を含めて診断に苦慮することもしばしば経験される.感染症では,一刻を争うような重篤な病態も存在するため,迅速な診断と治療が必要である.そのためには,的確な画像診断が診断の鍵となることも決して珍しくない.

画像診断は,

1) 画像上の異常所見の抽出,

2) 抽出された異常所見と臨床情報を加味した重み付けによる鑑別診断,

の2つのステップから成り立っている.1)異常所見の抽出は,ある一定期間の修練を積めば習得が可能であるが,2)異常所見と臨床情報を加味した鑑別診断は,的確な重み付けに経験の差が大きく反映されると思われる.特に,胸部領域の画像診断では,異常所見が非特異的なことは少なくなく,症状や検査所見などの臨床情報をうまく加えながら鑑別診断を進めていく必要がある.したがって,画像診断医も,各疾患の臨床所見,さらには病理所見に関する正しい知識の習得が要求される.

そのような理由から,今回の特集では,肺感染症の画像のみならず,臨床と病理まで学べるように企画した.まずは臨床的なアプローチとして,市中肺炎,医療・介護関連肺炎,院内肺炎,肺抗酸菌症,肺真菌症に関して,疫学動向や学会の診療ガイドラインについて概説していただいた.

次いで感染症の病理について,特に臨床的に病理所見が重要となる肺抗酸菌症,肺真菌症に焦点を置いて,解説をしていただいた.

画像診断では,まず総論として,画像所見を"限局性浸潤影""びまん性すりガラス影""びまん性粒状影""孤立性結節・腫瘤影""多発性結節・腫瘤影""空洞・嚢胞性陰影"の6つのパターンに分類して,各パターンごとに解説をお願いした.次に各論として,各種起因病原体[細菌性肺炎,非定型肺炎,肺結核症,肺真菌症,ニューモシスチス肺炎(PCP)とサイトメガロウイルス(CMV)肺炎,肺寄生虫疾患]ごとに,宿主の免疫状態による画像所見および代表的な非感染性疾患との鑑別について解説していただいた.いずれも力作揃いであり,読者が感染症の臨床,病理,画像に関して,これまでの知識を整理し理解を深めていただけると確信している.

この特集号が,実臨床でお役に立つことを心から願っている.最後になりましたが,ご多忙な中,重要なポイントを押さえて記載いただいた諸先生方に心から感謝致します.


芦澤 和人


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肺感染症の臨床

肺感染症の病理

肺感染症の画像によるパターン分類

非定型肺炎-マイコプラズマ,クラミドフィラ,レジオネラ,ウイルス-

肺結核症

肺真菌症

PCPとCMV肺炎

肺寄生虫疾患

すとらびすむす

画像診断と病理

デスモイド

ここが知りたい!

画像診断2015年10月号特集「放射線科専門医必見!乳腺画像診断の道しるべ」

Picked-up Knowledge from Foreign Journals

胃癌

CASE OF THE MONTH

Case of March

The Key to Case of January

Refresher Course

婦人科腫瘍のWHO分類第4版の解説

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