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画像診断 2012年9月号(Vol.32 No.10) 血管腫・血管奇形の最前線 ─ISSVA分類に基づいた診断と治療戦略─

  • ページ数 : 128頁
  • 書籍発行日 : 2012年8月
  • 電子版発売日 : 2016年1月22日
¥2,640(税込)
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商品情報

内容

体表の血管腫・血管奇形は全身のあらゆる部位に発症し,その発生部位により診療科は多岐にまたがり,疾患概念と治療法に混乱がみられる.しかし近年,ISSVA分類に基づき本疾患を診断し,治療方針を決定することが国際的に標準化しつつある.そこで,この分類を広く関連各科(形成外科,放射線科,皮膚科など)に紹介するべく,解説した.

序文

序説

今回の特集のテーマとして,“血管腫・血管奇形の最前線─ISSVA分類に基づいた診断と治療戦略─”を取り上げ,ISSVA分類に大きなウェイトを置いた.ISSVA分類を広く認知してもらうことが目的なのである.これは,1982年に形成外科医のJ.B.MullikenとJ.Glowackiが,血管腫(hemangioma)と血管奇形(vascular malformations)を血管内皮細胞の増殖性の視点から明確に区別した報告に基づいている.1996年には,ローマで開催されたthe International Society for the Study of Vascular Anomalies(ISSVA)で,血管腫と血管奇形を明確に区別した分類がISSVA分類として承認された.この分類は治療選択に直結する重要な分類である.

血管奇形は,AM(動脈奇形),CM(毛細管奇形),VM(静脈奇形),LM(リンパ管奇形)の各要素からなり,それらの複合型として表現される.治療には,形成外科,皮膚科,小児科,脳外科,血管外科など多数の科に属する医師がそれぞれの立場で関わり,標準化が遅れがちな領域でもある.

ISSVA分類をより一般的にするには,まず,CT,MRIや超音波などの画像診断にあたる放射線科医がISSVA分類をよく理解し,これに基づいた診断レポートを作成することが必要である.

本特集は現在の国内の第一線の専門家による執筆で構成され,まさに最前線の書である.是非,参考書として手元においていただきたい一冊でもある.


齋田 幸久

目次

連載 すとらびすむす

コンピュータが仕事を奪う

画像診断と病理

IPNB(intraductal papillary neoplasm of bile duct)

ISSVA分類とその臨床的意義

ISSVA分類の臨床病理学的背景

血管腫・血管奇形の臨床診断と画像診断

血管腫・血管奇形の治療とその考え方

血管奇形に対する液体塞栓物質を用いた硬化療法(塞栓療法)

血管奇形に対する塞栓療法─動静脈奇形を中心に─

血管腫・血管奇形に関連する症候群

良性血管性腫瘍の画像診断

血管腫・血管奇形と鑑別を要する腫瘍─悪性病変を中心に─

ここが知りたい!

画像診断2012年4月号特集
「腹部のcommon diseaseの画像スペクトラム─良性疾患も多岐多彩─」

Picked-up Knowledge from Foreign Journals

胆嚢,胆管

CASE OF THE MONTH

Case of September

The Key to Case of July

Refresher Course

限局性皮質形成異常の画像診断

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書籍情報

  • ISBN:9784780900347
  • ページ数:128頁
  • 書籍発行日:2012年8月
  • 電子版発売日:2016年1月22日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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