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FFRのすべて

田中 信大 (編集)

株式会社 メジカルビュー社

200 頁  (2015年2月)

Android 対応製品 iOS/iPhoneOS対応製品

eBook Price(ダウンロード販売): ¥5,400 (税込) 

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リリース日: 2016年02月12日

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冠血流予備量比(FFR)についてすべてが理解できる!

FFR計測はあくまで侵襲的な手技を必要とする。その必要性、正しい基本手技、ピットフォール臨床での応用法まで十分に理解したうえで、確実にFFRを計測しなければ、その有用性を引き出すことはできない。
本書は、初術者が明日からでもFFR計測を行えるよう、基本から応用まですべてを網羅した一冊となっています。

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*AndroidOSでの導入方法の詳細は こちら

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PCIの適応を決定する際,重要となる指標に冠血流予備量比(FFR)がある。FFRとは冠動脈狭窄病変がどの程度の病変であるのかを示しており,PCIを行う際の指標として現在,重要な役割を果たしている。PCIを施行する際に,FFRで狭窄度を評価することで治療方針を決定し,コンプレックス病変に対しては,どの病変から先に治療を行うべきかを示す根拠となる数値である。

昨今,このFFRについて多数の研究結果が発表され,FFRガイド下PCIが高度狭窄病変を除いてはIVUSガイド下PCIに優っている結果となり,一躍注目を集めている。実際に目で見てわかるIVUSとFFRを病変によって使い分けるという考え方が今まさに浸透している段階であり,今こそFFRをどのような病変でどのように使いこなしたらいいのかを身につける好機であるといえる。

そこで本書は,このFFRについて1冊ですべて理解できる書籍として構成。FFRとはなにか?どのように測定するのか?どのようにPCIの治療戦略を立てるために活用するのか?といった基礎的な内容と,各疾患ごとのFFRの測定方法,その活用方法を具体例を用いて解説する。


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FFR based Intervention,この30年を顧みて

1986年12月25日クリスマスの夜。オランダの医師Nico Pijlsの脳裏に,冠動脈狭窄の重症度指標として冠内圧を用いた新たなアイディアが舞い降りた。冠血流予備量比(fractional flow reserve:FFR)誕生の瞬間であった。この概念の臨床応用には圧センサーの細径化が必須であったが,後にスウェーデン中部の都市Uppsalaに本拠を構えるRadi Medical社と出会い,一気に駆け上がり北欧ドリームとなった。

FFRがなぜここまで広まったか,皆に必要とされたのか。

一つは冠動脈造影法による重症度判定の曖昧さ。狭窄の判定が単純でなかったからこそ,当初はその読影を学ぶためにエキスパートのもとに集い学んだ。狭窄率だけではなく,重症度には狭窄の長さ・形態等さまざまな要素が関与する,FFRの理論そのものである。しかしエキスパートが"黒"と言えばいつでも"黒"なのか,ときに疑問は残った。

そしてもう一つは絶対的治療の欠如。現在われわれが有している薬剤溶出ステントでさえ,である。心臓カテーテル治療の歴史において薬剤溶出ステントの出現は明らかに革新的なものであった。再狭窄は激減し,治療の適応が大きく広がった。しかしその一方で(very) late thrombosisなどの問題から,カテーテル治療の長期予後に及ぼす影響が見直され,生命予後改善の難しさを思い知らされた。またカテーテル治療の発展と同様に内科治療もさまざまな薬剤が出現し,長期予後を改善しうることが示されてきた。狭いところ(狭く見えるところ)を闇雲に拡げる,という治療が必ずしもよい結果(長期予後)につながらないということは明白であった。

欧州,米国ではESC,AHA/ACCのガイドラインにおいて,非侵襲的な負荷検査法と並んでFFRによる評価の有用性が早くから掲載されていたが,日本においてはFFRを利用した診療を行っている施設は限られていた。しかし2009年FAME試験の発表後,多くの心カテ室でFFR計測が始められ,現在まで広がり続けている。

ただし,FFR計測はあくまで侵襲的な手技を必要とする。その必要性,正しい基本手技,ピットフォール,臨床での応用法まで十分に理解したうえで,確実にFFRを計測しなければ,その有用性を引き出すことはできない。本書は初術者が明日からでもFFR計測を行えるよう,基本から応用まですべてを網羅したつもりである。

2014年12月24日クリスマスイブ。本書の結びとして,この序文を書く。28年前のNicoの思いに敬意を払い,静かなイブを過ごす。一人でも多くの患者に,その恩恵があらんことを。


2014年12月

東京医科大学循環器内科准教授
田中信大


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基礎編 FFRを知る,わかる

冠循環の基礎

冠循環の特徴

冠血管抵抗

自己調節能(auto-regulation)

冠動脈狭窄前後の圧較差と冠血流の関係

反応性充血と冠血流予備能(coronary flow reserve:CFR)

冠血流速波形パターン

FFRの理論

圧較差とFFR

FFRの理論的根拠

冠血流−冠内圧関係曲線

FFR測定の基本手技とピットフォール

機器(インターフェース)の設置,初期設定

セットアップ

Equalization / Normalization

冠動脈内へのワイヤー挿入

最大充血状態の惹起

PCI中のモニタリング

圧引き抜き曲線の記録

カテーテル圧との補正

計測時のピットフォール

核医学検査との関係

心臓核医学検査による冠動脈病変の評価

心臓核医学検査とFFR

下壁の評価は核医学検査よりFFR

多枝病変例における責任病変の推定

まとめ

IVUS・OCTとの関係

IVUSとOCT

FFRとIVUSの関係

FFRとOCTの関係

FFRのエビデンス

虚血閾値をあらわすFFR値

BMS時代のPCI適応決定におけるFFR

DES時代の多枝疾患のPCI適応決定におけるFFR

Functional SYNTAXスコア

PCI vs. OMT(至適薬物療法)

FFRの閾値は0.75か,0.80か?

Editor's column : FFR計測はいつ行うのか?

実践編 FFRを使いこなす

左主幹部病変の評価

FFRが果たすべき役割とはなにか?

CAGで十分か?

IVUSとFFRの関係

LMT病変をFFRで評価した場合の予後

LMT病変におけるFFR計測の注意点

末梢病変が併存する場合のLMT病変の評価

重複病変の評価(tandem lesion)

重複病変の評価・治療(tandem lesion)

PCI後の評価

分岐部病変の評価

側枝の治療適応とFFR

Provisional stentingにおけるFFR

多枝病変におけるFFR

多枝病変症例における虚血評価

機能的病変枝数

Functional SYNTAXスコア

陳旧性心筋梗塞におけるFFR

FFR 0.75と心筋梗塞の関係

心筋梗塞領域のFFR測定

当院における梗塞後狭心症に対する冠インターベンションの実際

陳旧性心筋梗塞症例におけるFFR

症例提示

亜急性心筋梗塞におけるFFR

急性心筋梗塞早期のFFR

まとめ

急性冠症候群におけるFFR

虚血の強さとFFR

不安定狭心症におけるFFR

急性心筋梗塞における他枝残存病変の評価

インターベンション手技の際のFFR(PCI後の解離,リコイルの評価)

POBA後の解離とFFR

POBA後リコイルの評価

ステント拡張状態,ステント端の解離の評価

ステント留置後の予後予測

PCI後に計測するFFRでなにがわかるか?

BMS時代

DES時代

末梢血管EVTにおける血管内圧測定

従来の末梢血管病変に対する圧測定

プレッシャーガイドワイヤーを用いた腎動脈狭窄の機能的評価

下肢動脈病変に対するプレッシャーガイドワイヤーを用いた圧測定

症例提示

冠微小循環障害と冠内圧

FFRとCFRになぜ乖離現象が起こるのか?

冠微小血管抵抗指標

h-MRv,HMR

冠微小血管抵抗指標(IMR)

FFR / CFR比

冠血流速−冠内圧関係曲線

Editor's column : iFR™(instantaneous wave free ratio)

ポイント解説

ポイント解説①

冠内圧引き抜き曲線記録時のカテーテル位置に注意!

症例提示

▶FFRを使いこなすためのプロセス:次になにを考えるか

結果

他症例に活かすべき点

ポイント解説②

ステント後圧較差の残存に注意!

症例提示

▶FFRを使いこなすためのプロセス:次になにを考えるか

結果

他症例に活かすべき点

ポイント解説③

Reverse mismatchの存在を十分認識すべし!

症例提示

▶FFRを使いこなすためのプロセス:次になにを考えるか

結果

他症例に活かすべき点

ポイント解説④

灌流領域の広さは,FFRの重要な規定因子の一つである

症例提示

▶FFRを使いこなすためのプロセス:次になにを考えるか

結果

他症例に活かすべき点

ポイント解説⑤

FFRはさまざまな病態における冠循環評価が可能である

症例提示

▶FFRを使いこなすためのプロセス:次になにを考えるか

結果

他症例に活かすべき点


Editor's column : FFRCT

特記事項

※今日リンク、YNリンク、南山リンクは現在AndroidOSには未対応となっております。何卒ご了承下さいませ。

※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。

※書店でも購入できます。取り扱い書店は こちら

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