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消化器がん化学療法 副作用マネジメント プロのコツ

小松 嘉人 (編集)

株式会社 メジカルビュー社

440 頁  (2014年9月)

Android 対応製品 iOS/iPhoneOS対応製品

eBook Price(ダウンロード販売): ¥4,320 (税込) 

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リリース日: 2015年07月17日

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臨床ですぐに使えるプロの技術と知識が満載! もう副作用マネジメントに悩まない!

POINT1
レジメンごとの治療の流れに沿って、副作用マネジメントのコツを徹底解説!
POINT2
治療を始める前に、「初回投与から減量を考慮すべきとき」「前投与すべき支持療法薬」「副作用の発現時期」をチャートで簡単チェック!
POINT3
有害事象発現時には、原因をフローチャートで簡単チェック! 原因別の対処法がすぐわかる!
POINT4
抗がん剤ごとの「原料・中止・増量基準」「併用禁忌・注意薬」「主な副作用・頻度は低いが注目すべき副作用」が一目瞭然!

電子版では、本文中のページ数や図表より該当ページを参照できるリンクも貼られています。

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抗がん剤治療の効果を最大限に得るには,治療をできるだけ長く,患者の負担なく継続することが必須であり,そのためには副作用に対して適切な支持療法を行い,必要に応じて抗がん剤を減量・休止するといった「副作用マネジメント」が重要な鍵となる。

本書では,標準治療レジメンごとの治療の流れに沿って,副作用マネジメントのためのプロのコツを徹底解説した。治療を開始する前に「初回投与から減量を考慮すべきとき」「前投与すべき支持療法薬」「副作用の発現時期」を簡単にチェックできるようにし,有害事象発現時には原因をフローチャートでチェックでき,原因別の対処法がすぐにわかるようにした。抗がん剤別の「減量・中止・増量基準」「併用禁忌・注意薬」「主な副作用・頻度は低いが注意すべき副作用」も一目で理解できるようになっている。「臨床ですぐに・本当に使える」この一冊で,副作用マネジメントにはもう悩まない!


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がん薬物療法の進歩は近年、またさらにそのスピードを速めているように思われる。

消化器がん領域では1990年代の終わりから2000年代にかけて、S-1、イリノテカン、オキサリプラチンと現在の各種標準治療におけるKey drugが登場し、進行がん患者さんに対する延命効果が格段に向上したことは記憶に新しいが、2000年代中盤から現在にかけて、分子標的薬というそれまでの殺細胞性抗がん剤とは作用機序の異なるまったく新しい系統の薬剤が一気に登場した。5-FUしかなかった時代に比べ、治療が数段も複雑になったのは誰の目にも明らかである。

わが国における分子標的薬開発の先陣を切ったものと思われる、肺がん領域で用いられるゲフィチニブの登場から10年余、消化器がん領域においても分子標的療法は非常に重要な位置を占めるようになった。実際、がん腫にもよるが、これまでに予想できなかったほどの高い延命効果が患者さんにもたらされ、大腸がんにおける転移巣切除によるconversion狙いの治療などでは、これまでには考えられなかった転移性がんの根治を目指す戦略なども試みられるようになってきた。本年(2014年)のASCO、ESMO-GI、JSMOなどでは、かつてbest supportive careで6〜9カ月であった大腸がんの全生存期間(OS)が、各種分子標的薬を用いた併用療法をしっかりと施すことで30カ月を目指せる時代となってきたことが、声高らかに報告された。

しかし、これらの輝かしい成績は、抗がん剤や分子標的薬を適当に組み合わせれば簡単に得られるわけではない。やはり大きな問題は、これまでの抗がん剤にはなかった特殊な有害事象が出現し、それに適切に対応せねばならなくなったことである。最新の治療を実施する際には、専門医であっても苦労することもあるくらいであり、決して安易に行えるものではない。しかし、進行がん患者さんは待ったなしの状態である。日本中の臨床の最前線で働く先生方が、副作用マネジメントに苦慮されていることは想像に難くない。

そこで今回本書では、実臨床が忙しくて、膨大な情報のなかからゆっくり適切な情報を吟味している暇などないような、それでもがん治療に関わらざるを得ない先生方を対象にして、エキスパートの先生方にその実際やコツをまとめていただいた。分子標的薬そのものの解説や作用機序といった基礎的な情報は最低限にとどめ、即実践で使えるような情報を満載していただいた。

本書の大きな特徴としては、よくある抗がん剤の解説書ではなく、副作用マネジメントに特化しているということである。患者さんを前にしてレジメンを決定し、さてこれからオーダーを組むという際にこの本をお手元において下されば、事前に頓服薬として出しておかねばならないもの、患者さんに注意事項として説明しておかねばならないことなどが、細かく丁寧に、実践に即して記載してある。また、副作用出現時期などもわかりやすく記載しており、例えば今年発売された新しい経口抗がん剤では、服用開始後3 週目に骨髄抑制がくるので、その時期には「感染対策をしっかりして下さいね」と患者さんに説明するなどのように使用するわけである。

最近は、EBMに準じた本は多く出版されているが、本書は押さえておかねばならないEBMは押さえたうえで、エビデンスレベルは高くないが、実際にはこうしておけばこの副作用は切り抜けられるというような、ちょっとしたエキスパートのコツが満載されている。本書をポケットに入れて日常診療に立ち向かえば、実に心強い武器になってくれるものと信じている。

本書は、直接がん治療にかかわる医師のみならず、家庭医、薬剤師、看護師など、患者さんを囲むすべてのmedical staffの皆さんに参考にしていただけるものと自負している。

本書ががんと闘うすべての皆様の必携の書となり、診療の一助となることを、編者として祈念している。


2014年7月

北海道大学病院腫瘍センター診療教授
小松嘉人


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Ⅰ章 治療を始める前に

Ⅱ章 【レジメン別】プロのコツ

1 食道がん

・FP±RT−腎機能障害に注意−

・DTX単剤−好中球減少の程度とタイミングに注意−

・PTX単剤−末梢神経障害に注意し、アレルギーもお忘れなく−

2 胃がん

・S-1単剤−腎機能障害に注意−

・S-1+CDDP−嘔吐、腎機能障害に注意−

・S-1+DTX−脱毛は必発。好中球減少と消化器症状に注意−

・IRI±CDDP−併用療法は腎機能に注意、単剤療法は下痢に注意−

・PTX単剤(毎週投与法)−末梢神経障害に注意−

・nab-PTX単剤−末梢神経障害に注意−

・DTX単剤−末梢神経障害に注意−

・XP±Tmab−シスプラチンの効果を最大限に引き出そう−

3 大腸がん

・FOLFOX(+Bmabもしくは+Cmab/Pmab)−末梢神経障害は早めのStop and GOが基本−

・FOLFIRI(+Bmabもしくは+Cmab/Pmab)−下痢対策はしっかりと−

・CapeOX(or SOX)(+BmabもしくはCmab/Pmab)−適切な患者指導により強度の高い治療の継続が可能になる−

・IRIS(+BmabもしくはCmab/Pmab)−下痢をしやすいので、脱水に注意−

・レゴラフェニブ単剤−手足症候群の予防が第一−

・TAS-102単剤−好中球減少の頻度が高いため、感染症に注意−

・FOLFOXIRI−下痢と発熱に注意する−

・FL(5 -FU+LV)(+Bmab)−全身状態の悪い患者では、下痢に注意する−

・UFT+LV−下痢や悪心・嘔吐に注意−

4 肝がん

・ソラフェニブ−手足症候群、皮膚症状、高血圧などの副作用に注意−

5 胆道がん

・GEM±CDDP(GC)−腎障害、間質性肺炎に注意−

・S-1単剤−下痢に注意し、場合によっては患者の自己判断で中止も考慮−

6 膵がん

・GEM±エルロチニブ−間質性肺炎に注意−

・S-1単剤−消化器毒性が重篤化しやすいため注意。早めの休薬や減量を心がける−

・FOLFIRINOX−重篤な副作用が懸念されるため、適切な患者選択と適正使用を−

7 GIST

・イマチニブ単剤−用量調整でだめなら用法調整を−

・スニチニブ単剤−PS低下患者への投与に注意−

・レゴラフェニブ単剤−手足症候群に注意−

8 消化管NET

・エベロリムス単剤−間質性肺炎、感染症の合併に注意−

・スニチニブ単剤−心血管疾患・甲状腺疾患合併時は注意−

・オクトレオチドLAR−使用目的を明らかにする−

Ⅲ章 【症状別】プロのコツ

1 全身

・Infusion reaction−発生時に即応できるよう事前の入念な準備が重要。特にモノクローナル抗体、タキサン系薬、プラチナ系薬使用時には注意−

・倦怠感−抗がん剤だけでなく、支持療法薬、緩和医療薬なども原因となる。原因ごとの対処が必要−

・筋肉痛・関節痛−タキサン系薬で高頻度。鎮痛薬や抗がん剤の減量・分割投与で対処する−

・創傷治癒遅延−外科的処置を予定している場合は、術前・後にVEGF系薬剤の休薬期間が必要。糖尿病や黄疸も原因となる−

2 消化器

・口内炎−口腔ケアとクライオセラピーで重症化を防ぐ−

・食欲不振−口内炎と味覚障害が主な原因であるが、電解質異常などそのほかの原因にも注意−

・悪心・嘔吐−まずはリスクに応じた制吐薬の予防的投与を行い、症状が出たら適切な対処を−

・下痢・脱水−イリノテカンなどの下痢を起こす抗がん剤への対処が重要。下剤の過剰投与や感染性腸炎にも注意−

・便秘−腸閉塞を見逃さないよう注意。さまざまな薬剤が便秘の原因となる−

・消化管潰瘍・出血・穿孔−鎮痛薬使用時には症状が出にくい。VEGF系薬剤使用時には特に注意−

・肝機能低下・黄疸−化学療法中に肝機能低下・黄疸が疑われたら、まずその原因検索が重要。原因薬剤は速やかに中止を−

・腸炎−抗がん剤起因性腸炎以外の病態も考慮−

・膵炎−まれな合併症。鑑別は胆石性を念頭に−

・B型肝炎ウイルスの再活性化−化学療法開始前にリスクを確認し、病態に応じた対応を−

3 腎・泌尿器

・蛋白尿−蛋白尿の原因となる疾患や薬剤はないか? 抗VEGF抗体薬の蛋白尿にも注意−

・腎機能低下−腎機能低下をみたらまず、腎前性、腎性、腎後性のどの原因に当てはまるのかを調べる−

・血尿−消化器がんの抗がん剤による血尿はまれ。まずは腫瘍などの薬剤以外の原因を考える−

4 呼吸器

・間質性肺炎−すべての薬剤が原因となる可能性があるため、まずは原因薬剤の検索を−

5 循環器

・心機能低下−心機能低下を起こす薬剤と心毒性について知っておく−

・高血圧−降圧薬の投与を行いながら、化学療法を継続する。安易な減量・中止は行わない−

・血栓症 閉塞部位をまず確認。ベバシズマブ・チロシンキナーゼ阻害薬使用時には特に注意

6 血液

・血小板減少症−骨髄抑制によるものか、合併症によるものかの鑑別が重要−

・貧血−急激な貧血進行は、骨髄抑制以外の原因を疑うこと−

・播種性血管内凝固症候群(DIC)−原疾患の治療が最重要。抗凝固療法は線溶活性により治療方針が異なることに注意−

7 神経

・視覚障害−視覚障害の原因は多岐にわたる。鑑別診断能力を磨こう−

・味覚障害・嗅覚障害−原因に対する正しい対処でQOL低下を最小限に抑える−

・末梢神経障害・聴覚障害−機能障害に至る前に適切に休薬を−

・うつ・不安−適切な診断・治療、コミュニケーションが患者のQOLを改善する−

・頭痛・めまい・ふらつき−まずはリスクの高い中枢性疾患をスクリーニング。ベバシズマブやプラチナ系薬も原因となる−

8 皮膚

・爪囲炎−自覚症状が出てからでは対処が遅れる可能性も。早期発見と迅速な皮膚科コンサルトを−

・皮疹−まずは緊急性の判断を。EGFR阻害薬使用前の予防的スキンケアが効果的−

・手足症候群−痛みが出たらまず休薬を。回復も治療再開もスムーズになる−

・色素沈着−化学療法と同時に皮膚と心のケアを開始。出現後はほかの皮膚障害との鑑別に注意−

・脱毛−毛が抜けることに気を抜くな! 脱毛出現前からの説明とサポートが大切−

9 代謝

・浮腫−タキサン系薬剤およびイマチニブ投与時には要注意。原因薬剤に応じた対処を−

・抗利尿ホルモン不適合分泌症候群−膵がんでの発症が多い。悪性腫瘍以外に脳・呼吸器疾患も原因となる−

10 感染症

・発熱性好中球減少症(FN)−典型的な症状・身体所見が欠如していることも。発症時には抗菌薬の速やかな投与が重症化を回避する−

・感染症予防−好中球減少症にはさまざまなパターンがある。ワクチン接種やカテーテル関連血流感染症の予防も重要−

11 そのほか

・流涙症、涙道閉塞−QOLを大きく下げるので、特にS-1服用時は要注意。予防的点眼と早期発見・治療がカギ−

・妊孕性低下−がん治療医が妊孕性温存治療の専門医にコンサルトするかどうかが、患者の将来の妊孕性を決める−

Ⅳ章 早期からの緩和ケアのかかわり

付録

【抗がん剤別】薬剤の特徴、代謝経路、減量・増量・再開基準、併用禁忌/併用注意、主な副作用/頻度は低いが注意すべき副作用

・フルオロウラシル(5-FU)

・S-1

・テガフール・ウラシル(UFT)

・カペシタビン(Cape)

・オキサリプラチン(L-OHP)

・シスプラチン(CDDP)

・ネダプラチン(CDGP)

・イリノテカン(IRI、CPT-11)

・パクリタキセル(PTX)(nab-PTX 含む)

・ドセタキセル(DTX)

・トリフルリジン・チピラシル塩酸塩(TAS-102)

・ゲムシタビン(GEM)

・トラスツズマブ(Tmab)

・エルロチニブ

・ベバシズマブ(Bmab)

・セツキシマブ(Cmab)

・パニツムマブ(Pmab)

・ソラフェニブ

・レゴラフェニブ

・イマチニブ

・スニチニブ

・エベロリムス


全身状態(ECOG PS およびKPS)

体表面積表(DuBois 式)

RECIST v1.1

CTCAE v4.0

薬剤索引

索引

略語一覧

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