100倍楽しくなる麻酔科研修30日ドリル

  • ページ数 : 219頁
  • 書籍発行日 : 2015年10月
  • 電子版発売日 : 2016年4月22日
¥3,190(税込)
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商品情報

内容

研修医・指導医 次週と指導の双方に活用できる!

麻酔科専門医を目指す研修医のみならず、他の科を目指す医師にとっても、後に役立つ内容が満載!
「麻酔科」をローテートするすべての方に必須の内容が30日で書き込み式ワークブックです。
M2PLUSの電子版ではフリーラインツールで、ページ内に自由に書き込みができますので、ぜひご活用ください。

序文

はじめに
〜有意義な麻酔科研修を目指して〜

本書は「ドリル」というタイトルがついていますが,問題集というよりは「ワークブック」です.皆さんも以前に教科書のワークブックで勉強した経験があると思います.教科書の理解を助けるための,自学・自習用教材がワークブックです.

臨床研修においては,教科書で勉強した内容を,実際の臨床現場で行うために,自ら考えることが必要になります.その手助けをするのが本書です."臨床の場で経験する内容の予習・復習のための課題""教科書的な記載と各施設における実際の臨床をツナグための課題"を多く集めました.各テーマ,課題の前に,学習目標と学習のチェックポイントを設け,理解を助けるようにしました.学習のチェックポイントには重要事項をまとめてありますので,知識の整理に役立つと思います.

本書は,およそ1〜2カ月間の麻酔科研修期間で学べるように,1日目から30 日目まで課題が並んでいます.もちろん,どこから手をつけていただいても大丈夫です.

1日の学習時間の目安を示していますので,興味をもったところから,どんどん始めてください.

本書は,麻酔科専門医を目指す研修医のみならず,他の科を目指す医師にとっても,後に役立つ内容が豊富です.麻酔に携わる看護師や,メディカルスタッフの方々にも自学・自習用に使用していただけたら,麻酔科医の考えていることが理解いただけると思います.

指導医の先生にも,ぜひ本書を指導のための題材として使用していただきたいと思います.本書の答えは,解答例に掲載したものだけではありません.指導医の先生が,実際の現場で各施設の内容に応じて,適宜変更して指導していただくのが最適です.

ちなみに私の病院では,解答を渡さずにまず自習してもらい,研修終了後に解答を渡す予定です.

読者の皆さんが本書を通じて,より充実した麻酔科研修を送れることを願っています.


2015 年9月
青山和義


はじめに
〜著者たちの想い〜

小中学校のドリルにあまり楽しい思い出はないかもしれません.なぜ,楽しくなかったのでしょう? 著者たちはこう考えました.自分から進んでやりたいと思わなかったからではないかと....やる気があるのにつまづいている場合には,少し手引きがあれば楽しくなるのではないかと....

そこで,「興味はあるが適切なテキストがない」「テキストはあっても読みこなせない」「どこがポイントかがイマイチわかりにくい」「計算や導き方がわからない」そのようなさまざまな要因で足踏みをしている研修医や看護師,薬剤師などがいるのではないかと....

ある程度短期間で,小学校のドリルのような手法で楽しくするための工夫を盛り込んだ本書『100 倍楽しくなる麻酔科研修30 日ドリル』は,そのようなところから生まれました.

毎日,少しずつドリルをこなすことによって,麻酔科研修が楽しくなります.まずは,鉛筆と消しゴムを用意して,書き込みながら始めましょう.始めてみればその楽しさが少しわかります.わからなかったところ,間違えたところは,手持ちのテキストや,ガイドに従って参考書籍のページを復習しましょう.何度も調べたり書き込んだりすることで知識は定着します.間違えたところは,チェックをして2 度目,3 度目に挑戦してください.そうして続けていくうちに,麻酔科の知識が定着していきます.

得意になれば麻酔科の世界に引き込まれていくかもしれません.そんなところも狙っています.

このドリルをこなしつつ,実際の麻酔科臨床に臨んでください.そうすれば,必ずや麻酔科の専門医のやっていることや,その考え方は理解できるはずです.

なぜ楽しくないか? その答えは,やっていることが理解できないからにほかなりません.半分は,麻酔科指導医のせい,もう半分は自分のせいなのです.

さあ,始めてみましょう.30 日後には,少し成長した自分がいるはずです.


2015 年9月
讃岐美智義



目次

超重要薬剤

1日目 全身麻酔で使用する薬剤

全身麻酔/超重要薬剤

2日目 全身麻酔の3要素・4条件と麻酔薬,局所麻酔薬と循環作動薬

薬剤総論

3日目 注射薬の基本

4日目 薬剤の投与方法,μg/kg/分の計算

全身麻酔

5日目 麻酔計画(1)全身麻酔導入

6日目 麻酔計画(2)全身麻酔維持

7日目 麻酔器の構造とモニターの始業点検

8日目 全身麻酔と鎮静

術前管理

9日目 術前診察とリスク評価

10日目 術前内服薬,絶飲食

術中管理

11日目 気道管理・気管挿管

12日目 術中輸液の目的・種類・投与量

13日目 輸血

14日目 体温管理,シバリング,悪性高熱症

15日目 麻酔覚醒,抜管,手術室退室

16日目 中心静脈カテーテル(CVC)留置

モニタリング

17日目 3種の神器,モニタリングの基本

18日目 血中濃度と効果部位濃度

19日目 筋弛緩薬と筋弛緩モニター

20日目 脳波モニター

21日目 内呼吸と外呼吸,CO2モニター,スパイロメトリー

局所麻酔

22日目 局所麻酔薬,局所麻酔薬中毒

23日目 区域麻酔

呼吸生理と呼吸管理

24日目 動脈血液ガス:酸素化の評価

25日目 換気

26日目 酸素運搬

循環管理

27日目 循環管理・心血管作動薬

術後管理

28日目 術後疼痛管理

29日目 術後回診

まとめ

30日目 トラブルシューティング

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書籍情報

  • ISBN:9784758111126
  • ページ数:219頁
  • 書籍発行日:2015年10月
  • 電子版発売日:2016年4月22日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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