
症例検討で身につける 脳卒中の理学療法
玉木 彰 (監) , 諸橋 勇 (編)
株式会社 羊土社
239 頁
(2019年8月)


エキスパートPTによる20症例の臨床推論と効果的なリハプログラム!
代表的な20症例を厳選し,急性期,回復期,生活期に分けて解説.症例報告の形で各期ごとに重要な病態・症状,介入方法や結果がまとめられ,エキスパートPTの理学療法が学べる.臨床力を伸ばす74の能力養成問題付き!
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製品説明
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AndroidOS 5.0 以降 |
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外部メモリ:52.1MB以上(インストール時:108.5MB以上) *コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。 *コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcherが必要です。 *AndroidOSでの導入方法の詳細は こちら |
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iOS 5.0 以降 |
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代表的な20症例を厳選し,急性期,回復期,生活期に分けて解説.症例報告の形で各期ごとに重要な病態・症状,介入方法や結果がまとめられ,エキスパートPTの理学療法が学べる.臨床力を伸ばす74の能力養成問題付き!
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編集の序
本書は玉木 彰先生監修の既刊である『内部障害の症例検討』のシリーズとして企画し,上梓されました.本書は神経理学療法分野でも特に理学療法士がかかわることの多い,脳卒中(脳血管障害)をテーマとしました.最近の脳卒中に関する運動療法は,1990年代後半からのNudo氏,Taub氏らの研究から,中枢神経損傷後の神経機能回復を目的としたニューロリハビリテーションが確立されてきました.また,「脳卒中治療ガイドライン」はアメリカ,日本でも改訂され,装具やロボットの使用,早期からの運動量の充実,課題指向型アプローチなどが推奨されています.しかし,脳卒中の身体的,心理的な症状は多様であり,さらに患者一人ひとりのナラティブな側面,病期や環境によっても違いが生じます.したがって,臨床では症例を通してクリニカルクエスチョンを明確にし,定型化されたPICO に沿ってまとめて検証する症例検討が非常に重要となります.
本書の特徴として,病期を急性期,回復期,生活期の3章に分け,各期において重要となる病態・症状やそれらに対する運動療法を提示した症例報告となっています.急性期では5症例を提示し,リスク管理,早期から座位・立位・歩行を実施するための理論や具体的な方法などをしっかり示していただきました.また,比較的早期に出現するプッシャー症状への対応にも言及しました.回復期は12症例を提示し,回復期のなかで比較的難渋し,多くの理学療法士が問題点としてあげるにもかかわらず,適切なアプローチが十分に明記されていないような症状や徴候などもとり上げました.具体的にはボディ・イメージの再獲得,痙縮の強い人への対応,体幹へのアプローチ,歩行障害,高次脳機能障害,上肢の問題,課題指向型アプローチなどです.生活期では3症例を提示し,身体的なアプローチ,セルフケア,活動・参加に対する理学療法アプローチの要諦を具体的に報告していただきました.各症例報告とも,クリニカルリーズニングを重視し,問題点やプログラムをエビデンスにもとづいて思考した過程を記載していただき,最後にはOutcomeに対して考察を述べていただき,エキスパート達の頭のなかを明確化した内容になっています.
理学療法のなかで,症例検討の重要性は以前より提唱され,臨床実習でも必ず経験してきました.しかし,卒業後はほとんどの理学療法士が症例報告を行うことはなく,一症例を深く掘り下げて考えることが希薄になっていると考えます.本書は,臨床現場で治療の一助とすることはもちろんですが,自分の思考過程の参考にすることや臨床実習の指導や後輩の教育に使える一冊だと確信しています.経験豊かな理学療法士が執筆した20 例の症例報告を参考に,EBP実践のため,本書を役立てていただけたら幸いです.
2019年7月
諸橋 勇
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・監修の序
・編集の序
・略語一覧
第1章 急性期
1.リスク管理を行いながら廃用症候群を予防し,どう運動を引き出すか?
2.安定な座位バランスをどう獲得するのか?
3.早期立位をいつからどのように行うことが効果的か?
4.歩行のための装具療法の適応は,どう判断され実施されるのか?
5.Pusher現象を改善させるための留意点と介入方法とは?
第2章 回復期
1.ボディイメージをどのように捉え,介入へ活かすか?
2.ベッド上で動けない要因を分析し,効率的に動作獲得する介入とは?
3.座位・立位困難な症例を歩かせるために,どう道具を用いるのか?
4.麻痺側下肢の強い痙縮を軽減し,機能的な運動をどう引き出すか?
5.座位バランス・立ち上がりの改善のため,体幹機能にどう介入するか?
6.麻痺側立脚期の膝過伸展を改善し,下肢へ十分荷重させるには?
7.麻痺側遊脚期の足クリアランスが不十分な場合に必要な介入とは?
8.病識に乏しい左半側空間無視症例に有用な介入とは?
9.姿勢を改善させることは摂食・嚥下障害に有効か?
10.重度の運動/感覚障害をもつ症例に有効な感覚入力と運動療法とは?
11.歩行改善のために,上肢機能にどう介入するか?
12.課題指向型トレーニングで,症例の動作戦略を正しく変更するには?
第3章 生活期
1.退院後,歩行機能低下が予測される症例に多職種や地域でどう介入するか?
2.在宅生活に向けて介護負担軽減を目的に,セルフケアを促す介入とは?
3.活動範囲を広げ地域のなかで生活するために有用な支援とは?
索引
特記事項
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