- m3.com 電子書籍
- 第5版 スタンダード免疫学
商品情報
内容
学生が最低限身につけておくべき必要な、重要な知見を厳選し、簡潔に解説した。基本となる免疫の仕組みを分子レベルで理解することにより、臨床との関連を知ることができる。「コアカリ」のキーワードも網羅。今回の改訂では、感染免疫やがん免疫など、免疫と疾病の解説を充実。半期講義に最適なボリュームはそのままに、重要な知見を厳選。
序文
第5版への序文
編著者の一人,小林が理学部で免疫学を教えはじめたころ,手に入る教科書の多くは分厚くて,免疫学を専門にしようとする人向けという印象だった.今も事情は変わらないと思う.恩師の大澤利昭先生が小山次郎先生と書かれた『免疫学の基礎』は,わかりやすく分量も適切,何よりイラストが巧みで,私は当時それを教科書に使っていた.けれどもこれは例外で,学ぶ側はもとより,教える側にとっても,適切な大きさと内容の教科書が求められていたと思う.そのような折に,小林が丸善(株)の方から教科書執筆の打診を受け,『免疫学の基礎』をもとに,やさしく,しかし,おもしろさを伝えられるように,という目標のもと,『スタンダード免疫学』初版が刊行された.今から約20年前のことである.幸いにも,それ以来ほぼ5年に1回のペースで版を重ねることができ,これも多くの方に読まれているおかげだと思うと,感謝に堪えない.
免疫学の進歩は著しい.改訂の度に内容の更新が求められる.今回は著者に若いメンバーが3名加わり,総勢6名の共著となった.どの程度詳しく書き込むかを判断するうえで,実際に免疫学を教えている人がメンバーに加わるのがよいと考えたからである.そこで今回,特に"免疫と疾患"を中心に,かなり大幅な加筆,修正を加えた.また共著にありがちな内容の重複をなるべく避けるよう努めた.それでもわかりにくい表現や思わぬ誤解があるかもしれない.そんなときにはどうか忌憚ないご意見を賜れば,幸いである.
この教科書がますます多くの方に利用されることを願ってやまない.
2018年9月
執筆者を代表して
小林 芳郎
目次
1 序論
2 抗体
3 抗原抗体反応
4 補体
5 免疫を担う細胞と分化
6 リンパ球の抗原認識分子
7 主要組織適合遺伝子複合体
8 T, B細胞の活性化機構
9 免疫応答の制御
10 細胞性免疫
11 炎症と接着分子・サイトカイン
12 免疫薬理学
13 免疫と疾病 I:アレルギー疾患と感染免疫
14 免疫と疾病 II:がん(腫瘍)の免疫学
15 免疫と疾病 III:自己免疫と免疫不全
用語解説/コラム/章末問題解答
索引
便利機能
- 対応
- 一部対応
- 未対応
-
全文・
串刺検索 -
目次・
索引リンク - PCブラウザ閲覧
- メモ・付箋
-
PubMed
リンク - 動画再生
- 音声再生
- 今日の治療薬リンク
- イヤーノートリンク
-
南山堂医学
大辞典
リンク
- 対応
- 一部対応
- 未対応
対応機種
-
iOS 10.0 以降
外部メモリ:11.7MB以上(インストール時:25.4MB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:46.8MB以上
-
AndroidOS 5.0 以降
外部メモリ:27.6MB以上(インストール時:69.0MB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:110.4MB以上
- コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
- コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcherが必要です。 導入方法の詳細はこちら
- Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
- Androidロゴは Google LLC の商標です。
書籍情報
- ISBN:9784621303382
- ページ数:264頁
- 書籍発行日:2018年11月
- 電子版発売日:2019年2月1日
- 判:A5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
お客様の声
まだ投稿されていません
特記事項
※今日リンク、YNリンク、南山リンクについて、AndroidOSは今後一部製品から順次対応予定です。製品毎の対応/非対応は上の「便利機能」のアイコンをご確認下さいませ。
※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。
※コンテンツの使用にあたり、m3.com 電子書籍(iOS/iPhoneOS/AndroidOS)が必要です。
※書籍の体裁そのままで表示しますため、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。