心臓超音波テキスト 第2版

日本超音波検査学会 (監修) / 増田 喜一, 遠田 栄一 (編著)

医歯薬出版 株式会社

330 頁

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本書は,心臓超音波検査を行ってゆく上での技術的なノウハウを中心としてまとめた,「日本超音波検査学会」監修のテキスト改訂版.

基本的な計測法や走査はもちろん,近年,必須の技術となりつつあるスペックトラッキングなどの手法についても,その意義や解析方法についてわかりやすく解説.

全編にわたり豊富な写真と見やすいシェーマ,カラードプラ画像などを駆使し理解しやすく構成.また,随所に「ひとくちメモ」「ワンポイントアドバイス」を収載して,検査のコツなどを具体的に記述.


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第2版の序文

心臓超音波テキストが2001年に誕生してから8年が経過した.日本超音波検査学会の講習会などで使用してきた簡易テキストを参考にしてまとめられたのが本書である.当時,著名な先生方が執筆された心臓超音波検査(心エコー検査)の参考書は主として診断学が中心であり,技師が学ばなければならない検査技術を中心に記載された参考書は皆無であった.我々技師が日常検査を行っていくうえで必要な心臓超音波検査の技術的なノウハウをテキストにしてほしいとの要望が多く寄せられ,当時日本超音波検査学会会長であった遠田栄一,同副会長の増田喜一(書籍編集委員長)の両名が中心となり本書が誕生した.あれから改訂版発刊までに6回の増刷が行われてきたことを考えると,読者の皆様方の強い支持があったお陰と感謝の念に堪えない.

さて,心臓超音波検査は,Mモード法から始まり,2D断層法,ドプラ法とほぼ10年単位の間隔で発展し,現在ではリアルタイム3D断層法が現実のものとなった.われわれが心臓超音波検査を始めた頃には考えもつかなかったことである.さらに最近では新たにスペックルトラッキング法が開発され,ドプラ法ではなしえなかった解析が可能となり,日常臨床の場で必須の技法となりつつある.

今から30年前,リアルタイム断層法の登場により,超音波検査法が心臓の分野のみならずあらゆる領域で急速に発展してきたのは周知のことであり,現在の心臓超音波検査年齢はまさに壮年期に相当する.特に最近の新手法は,検査担当者の技術が十分に担保されていることが前提条件になっているため,ソノグラファーの果たす役割は大きく,今後さらなる精進と研鑽が望まれる.

本書は第1版に引き続き,筆者の先生方には日常行っている心臓超音波検査から得られた技術的なノウハウを記載していただくことを継承していただいている.これから心臓超音波検査を学んでいかれる方,あるいはすでに実際に検査を実施しておられる方たちに少しでも役立ててもらえるように,撮り方,考え方を中心とした事柄をできるだけ平易にわかりやすく執筆していただくようにお願いした.心臓超音波検査の基本から最近の新しい検査法まで,技師として最低限知っていなければいけない事柄は洩らさず網羅したつもりである.

本書が,心臓超音波検査の技術テキストとして皆様方に少しでもお役に立てば幸いである.また,心臓超音波検査が今後さらに発展・普及していくことを執筆者一同,心から願うものである.


2009年 1月

増田 喜一・遠田 栄一


第1版の序文

心臓超音波検査(心エコー検査)が盛んに行われるようになって20数年経つだろうか,1978年のことである.当時はMモード心エコー図が主流であり,リアルタイム断層心エコーが世の中に出始めた頃であった.新天地である国立循環器病センターに赴任して,断層心エコー検査を行った時のことを今でも鮮烈な記憶としてよみがえる.リアルタイム電子セクタスキャン,バリアン社製V-3000,本邦に1台しかない超音波装置を使用して最初に検査したのが左房粘液腫症例であった.左房-左室間を往来する腫瘍像をみてこれはとてつもない検査法だなと感激したのを覚えている.それからこの超音波検査法が心臓の分野のみならずあらゆる領域で急速に発展してきたのは周知のことである.

筆者などは恵まれた施設で著名な先生方の指導を受けて学んできたせいか,心エコーの教科書をあまり必要と感じたことがなかった.それは,日常行っている心エコー検査から得られる事柄が教科書そのものであったためと思われる.しかしながら,その当時から本学会で実施している講習会等を通じてあらゆる施設の熱心な同胞から,心エコーの技術的なノウハウを中心としたテキストの必要性を求められていた.しかし,いつも一時しのぎの簡単なテキストでお茶を濁してきたのが事実であった.最近では,著名な先生方が執筆された参考書は数多く見受けられるようになってきたが,それらの大多数が心エコー診断学を中心とした教科書であり,我々技師が日常検査を行っていく上での技術を中心としたテキストは見あたらない.そこで本学会遠田栄一会長の指導により,本会の先人たちが試行錯誤のうえに得た手法や,講習会等で披露してきたテクニックをまとめることができないかとの進言があり本書が企画されるに至った.

本書では,これから心エコーを学んで行かれる会員,あるいはすでに実際に検査を実施しておられる会員の人たちに少しでも役立ってもらえるように,撮 り方,考え方を中心とした事柄をできるだけ平易にわかりやすく執筆していただくよう各執筆者に依頼した.新進気鋭の先生方からこの道のオーソリティの先生方まで幅広く選択し,日頃から意見交換しあっている心エコー検査技術の極意を記述していただいたつもりである.

本書が,心臓超音波検査の技術テキストとして会員の皆様方に少しでもお役に立てば幸いである.また,心エコー検査が本会とともに,今後さらに発展・普及していくことを執筆者一同,心から願うものである.


2001年 4月

書籍編集委員長
増田 喜一


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第2版の発刊にあたって 関根智紀

第2版の序文 増田喜一・遠田栄一

第1版の発刊にあたって 遠田栄一

第1版の序文 増田喜一

執筆者一覧

1.基本設定

A.超音波診断装置の設定法

1.超音波診断方式の理解

2.超音波診断装置の基本設定

1)超音波診断装置の保守点検

2)正しい超音波診断装置の設定法

B.心臓超音波検査の進め方

1.患者への対し方

1)患者の誘導

2)検査の手順

C.心臓超音波検査の実際

1.経胸壁心エコー検査のアプローチ部位(エコーウインドウ)

1)エコーウインドウ

2)探触子(プローブ)の選択

2.基本断面によるスクリーニング検査

3.疾患に特徴的な記録断面

1)基本断面からの病変検出

2)応用断面からの病変検出

D.報告書の作り方

1.心エコー検査レポートの基本設定

2.依頼目的に応じたレポート作成

1)依頼目的を把握する

2)レポート作成における留意点

3)所見以外に必要な記載項目

3.心エコー検査レポート例

1)研修・指導を考慮した心エコー検査レポート

2)所見記載システムを用いた心エコー検査レポート

2.計測

A.Mモード法,断層法による計測

I. Mモード法による計測

1.計測のための基礎的事項

1)Mモードの計測は"上から上(leading edge to leading edge)"

2)画像サイズはできるだけ大きく

3)目的に応じた記録速度

2.Mモード法計測の実際

1)左室の計測法

2)左房径,大動脈径の計測法

3)心時相の計測法

4)心機能の計測

II. 断層法による計測

1.計測のための基礎的事項

1)断層法の計測は"内側から内側・(trailing edge to leading edge)"

2)画像サイズとフレームレートに注意

3)計測画像の選

2.断層計測の実際

1)左室短軸径の計測法

2)四腔断層像による心房・心室径の計測法

3)左室容積の計測法

4)左房容積の計測法

5)心筋重量の測定法

6)弁口,弁輪径の計測法

B.ドプラ法による計測

1.計測のための基礎的事項

1)ドプラ入射角度に注意

2)サンプルボリュームのサイズと位置

3)目的に応じたフィルタ設定

4)ゲインの調整

2.ドプラ計測の実際

1)左室流入血流波形の計測法

2)肺静脈血流波形の計測法

3)心拍出量の計測法

4)圧較差・心腔内圧の測定法

5)左室拡張末期圧の推定

6)弁口面積の測定

C.組織ドプラ法・スペックルトラッキング法による計測

I.組織ドプラ法による計測のための基礎的事項

1)原理

2)種類

3)問題点

II.組織ドプラ法による計測の実際

1.正しい情報を得るためのポイント

1)きれいな断層心エコーを描出する

2)角度依存性の問題を考え,断面を設定する

3)フレームレートを上げる

4)ROI(関心領域)の大きさ

2.画像イメージによる観察

1)tissue synchronization imaging(TSI)法

2)strain rate imaging法

3)strain imaging法

4)tissue tracking(TT)法

III.僧帽弁輪部移動速度計測の実際

1.装置の調節

1)送信パワー(超音波出力)を最小にする

2)流速レンジを下げる

3)ローカットフィルタを低く設定する

4)ドプラゲインを下げる

2.サンプルボリュームの設定

1)断面設定

2)サンプルボリュームの大きさ

3)サンプルボリュームの位置

3.正常値

IV. スペックルトラッキング法による計測の基礎的事項

1)原理

2)利点

3)問題点

V. スペックルトラッキング法による解析の実際

1.正しい情報を得るためのポイント

1)きれいな断層心エコーを描出する

2)至適フレームレート

2.解析の実際(正常例)

1)心内膜をトレースする

2)トラッキングの良し悪しを確認する

3)radial strainの解析結果

4)radial strain rateの解析結果

5)circumferential strainの解析結果

6)longitudinal strainの解析結果

7)transverse strainの解析結果

3.自覚症状・臨床所見を診る

A.自覚症状

I. 胸痛

II. 息切れ

III. 発熱

IV. 浮腫

V. 失神・麻痺

B.臨床所見

I. 心電図

II. 胸部X線写真

III. 心雑音

4.心機能評価

I.収縮能の評価

1.左室拡張末期径・収縮末期径,左室内径短縮率

1)Mモード法による計測

2)断層法による計測

3)左室内径短縮率の注意点,問題点

2.左室拡張末期容積・収縮末期容積,駆出率

1)Mモード法による左室容積,駆出率の計測

2)Mモード法による左室容積,駆出率の計測の問題点と限界

3)断層法による左室容積,駆出率の計測

3.1回拍出量,心拍出量

1)心拍出量から心機能評価をする際の生理学的問題点

2)弁逆流や短絡疾患が存在する場合の問題点

4.PEP/ET(Weissler index)

5.peak dP/dt

II.拡張能の評価

1.僧帽弁Mモードによる左室拡張能の評価

2.左室流入血流速波形による左室拡張能の評価

1)正常パターン

2)弛緩障害パターン

3)偽正常化パターン

4)拘束パターン

3.左室流入血流速波形の正常,偽正常化パターンの鑑別

4.左室流入血流速波形と肺静脈血流速波形の関係

5.左室流入・肺静脈血流速波形のピットフォールと限界

1)加齢(年齢)の影響

2)左房圧(前負荷)の影響

3)心拍数の影響

4)不整脈の影響

5)僧帽弁疾患の影響

6.組織ドプラ法を用いた僧帽弁輪移動速度による左室拡張能の評価

1)僧帽弁輪移動速度の意義と計測法

2)左室流入血流速波形との関係

7.左房容積からみた左室拡張能の評価

8.左室拡張末期圧の推定

1)肺動脈弁逆流血流速による推定

2)左室流入血流速波形による推定

3)左室流入血流速波形と肺静脈血流速波形による推定

4)左室流入血流速波形と僧帽弁輪移動速度による推定

9.左室拡張能評価の流れ

III.総合的な心機能評価(Tei indexによる心機能評価)

5.壁運動評価

A.虚血性心疾患の病態

B.壁運動異常の検出

1.壁運動評価のためのアプローチ

1)傍胸骨長軸断面

2)傍胸骨短軸断面

3)心尖部二腔断面および心尖部長軸断面

4)心尖部四腔断面

2.左室壁の区分と責任冠動脈

3.何を見て壁運動を評価するか

1)心内膜面の動き

2)壁厚の変化

3)壁エコー性状

4.壁運動異常の重症度

5.虚血がなくても壁運動異常をきたす病態

1)刺激伝導系の異常(完全左脚ブロック,WPW症侯群など)

2)右心負荷

3)開心術後

4)心膜腔液大量貯留

5)外部からの圧排

C.心筋梗塞の合併症

1.心室瘤

2.仮性心室瘤

3.心破裂

4.心室中隔穿孔

5.乳頭筋不全症侯群・乳頭筋断裂

6.機能的僧帽弁逆流

7.壁在血栓

6.弁膜疾患診断のポイント

A.逆流

1.僧帽弁逆流

1)原因検索

2)重症度評価

3)心機能評価

2.大動脈弁逆流

1)原因検索

2)重症度評価

3)心機能評価

3.三尖弁逆流

1)原因検索

2)重症度評価

3)三尖弁逆流血流速による右室収縮期圧の推定

B.狭窄

1.僧帽弁狭窄

1)病因

2)病態生理

3)典型的な僧帽弁狭窄の心エコー所見

4)僧帽弁狭窄の直接的所見

5)僧帽弁狭窄の重症度評価

6)右室圧(肺動脈圧)の推定

7)僧帽弁狭窄の間接的所見

8)僧帽弁狭窄症に対する手術適応

2.大動脈弁狭窄

1)病因

2)病態生理

3)大動脈弁狭窄の直接的所見

4)大動脈弁狭窄の重症度評価

5)大動脈弁圧較差の推定

6)大動脈弁狭窄症(AS)の間接的所見

7)大動脈弁狭窄症(AS)に対する手術適応

7.人工弁機能不全診断のポイント

A.人工弁の種類と使われ方

1.人工弁開発の歴史的背景

1)機械弁

2)生体弁

2.人工弁の構造

1)ATS弁

2)St.Jude Medical弁

3)Medtronic-Hall弁

4)Carpentier-Edwards PERIMOUNT(CEP)弁

5)Freestyle弁

3.人工弁の使われ方

1)機械弁と生体弁の特徴

2)機械弁と生体弁の使用頻度

B.人工弁置換後の合併症

1.合併症の分類

1)構造的弁劣化

2)非構造的弁劣化

3)血栓弁

4)塞栓症

5)出血性合併症

6)人工弁心内膜炎

2.合併症の発症頻度

C.人工弁機能不全などのチェックポイント

1.検査する前に行うこと

1)手術時期,人工弁の位置,種類,サイズを調べる

2)前回のエコー所見を調べる

3)臨床症状や血液・生化学データを調べる

4)聴診する

2.人工弁症例のチェックポイント

1)弁尖に石灰化や損傷はないか(生体弁)

2)弁葉の開閉は正常か(機械弁)

3)弁や弁周囲に異常構造はないか

4)弁座の動揺はないか

5)異常逆流はないか

6)弁狭窄の評価指標

3.ドプラ指標の基準値

8.心筋・心膜疾患診断のポイント

A.肥大心

I.肥大心の原因と肥大様式の特徴

1.左室圧負荷疾患

2.肥大型心筋症

3.二次性心筋症

II.心エコー検査による肥大心の診断

1.肥大部位の壁厚の正確な計測

1)心筋と心室内構造物とを鑑別する

2)心室壁に対して垂直に計測する

3)複数の断面から肥大部位の最大壁厚を計測する

2.肥大様式の形態評価

1)肥大様式が求心性か非対称性かを鑑別する

2)肥大型心筋症の分類(Maronらの分類)

3)右室壁の肥厚の有無についても観察する

3.心室内閉塞の評価

1)左室流出路閉塞

2)心室中部閉塞

3)心尖部閉塞

4)右室内閉塞の有無も確認する

4.左室拡張能の評価

5.経過観察中に拡張相肥大型心筋症への移行

6.二次性心筋症の診断

1)心アミロイドーシスの心エコー所見

B.拡大心

1.左室拡大

1)左室拡大例における心エコー検査の進め方

2)左室拡大をきたす各種疾患の特徴と心エコー検査のポイント

3)合併症の診断

4)心機能評価

2.右室拡大

1)右室拡大例における心エコー検査の進め方

2)肺高血圧

3)不整脈源性右室心筋症

C.心膜疾患

1.心膜の構造と役割

2.心膜液貯留

1)貯留量の推定

2)エコー性状

3)心タンポナーデの有無

4)心膜液と鑑別すべきもの

3.収縮性心膜炎

1)血行動態と心エコードプラ所見

2)呼吸による特徴的所見

3)類似の所見を示す疾患との鑑別

4.心膜欠損

9.先天性心疾患診断のポイント

A.乳幼児・小児に対する検査の進め方

1.知っておきたい胎児期の血行動態

1)胎児循環

2)動脈管と卵円孔

3)胎児期の肺動脈圧

2.先天性心疾患診断のための記録断面とチェックポイント

3.区分診断法

1)心房位

2)心室位

3)大血管位

4)心房心室関係

5)心室大血管関係

B.乳幼児・小児期にみられる先天性心疾患

1.完全大血管転位

2.総肺静脈還流異常

3.房室中隔欠損症

4.Fallot四徴症

5.単心室

6.左心低形成症候群

7.両大血管右室起始

8.単純型大動脈縮窄

C.成人にみられる先天性心疾患

1.心室中隔欠損症

1)形態

2)血行動態

3)チェックポイント

2.心房中隔欠損症

1)形態

2)血行動態

3)チェックポイント

3.動脈管開存症

1)形態

2)血行動態

3)チェックポイント

4.修正大血管転位

1)形態

2)血行動態

3)チェックポイント

5.Ebstein奇形

1)形態

2)血行動態

3)チェックポイント

6.右室二腔症

1)形態

2)血行動態

3)チェックポイント

7.冠動脈瘻

1)形態

2)血行動態

3)チェックポイント

10.心血管内における異常エコー診断のポイント

A.心血管腔内に出現する異常エコー

I.Minor Anomaly

1.右房内

1)右房内腫瘍?

2.左房内

1)三心房心?

2)左房内血栓?

3)左心耳内血栓?

II.心腫瘍

1.粘液腫

2.乳頭状線維弾性腫

III.血栓

1.左房内

1)左心耳血栓

2)左房内浮遊血栓

2.左室内

3.肺動脈内

IV.その他の異常エコー

1.ペースメーカリード線

B.アーチファクトの種類とその見分け方

1.サイドローブ

2.グレーティングローブ

3.反射によるアーチファクト

4.多重反射

11.危急の心疾患に対するアプローチ法

A.検査手順

1.現場の状況を即時に判断する(空気を読む)

2.検査の進め方

1)まず下大静脈から見る

2)大きさと形を判断する

3)心室(左室)の動きを判断する

4)心膜液の有無をしっかり判断する

5)異常構造物

6)ドプラ検査

3.検査の進め方(小児例)

4.CCUおよびICUでの注意事項

5.日頃から備えておくべき心構え

B.危急の疾患とその鑑別法

1.強い胸痛

1)急性心筋梗塞

2)急性心筋梗塞に類似する疾患

3)急性大動脈解離

4)急性肺動脈血栓塞栓症

5)急性心筋炎

2.呼吸困難・起坐呼吸

3.心不全の急性増悪

1)心室中隔穿孔

2)乳頭筋断裂

3)心破裂

4)心停止

4.意識障害

1)心腔内血栓

2)疣贅

3)腫瘍

5.その他

1)急性心タンポナーデ

2)感染性心内膜炎

3)人工弁機能不全

4)循環器以外の可能性

12.特殊検査の進め方

A.経食道心エコー法

I. 経食道心エコー法の適応

II. 超音波探触子

III. 検査方法

1.検査依頼

2.検査前日の確認

3.機器の準備

4.前処置

5.探触子の挿入

6.基本的な断面

1)四腔断面

2)二腔断面

3)長軸断面

4)大動脈弁短軸断面

5)右房流入路断面

6)左室短軸断面

7)大動脈

7.検査後の処置

1)後処理

2)探触子の洗浄と消毒

IV. 検査技師の役割

V. なにを診るか

1.左房内血栓

2.僧帽弁逸脱

3.大動脈弁疾患

4.人工弁の評価

B.負荷心エコー検査

I.負荷心エコー検査の適応

1.虚血性心疾患の診断と評価

2.心臓弁膜疾患の重症度評価

3.心予備能の評価

II.負荷心エコー検査の種類

III.負荷心エコー検査の特徴

1.運動負荷心エコー検査

1)トレッドミル運動負荷心エコー法

2)臥位エルゴメータ負荷心エコー法

3)坐位エルゴメータ負荷心エコー法

4)ハンドグリップ負荷心エコー法

2.薬物負荷心エコー検査

1)ドブタミン負荷心エコー法

2)血管拡張薬を用いた負荷心エコー法

IV.負荷心エコー検査の実際

1.検査前の準備

1)検査人員

2)検査に必要な物品と薬剤

3)被検者の情報

2.負荷の準備

1)事前の検査説明

2)心電図の装着

3)血圧計の装着

4)薬物負荷時の静脈路確保

3.安静時(負荷前)の記録と確認

1)安静時(負荷前)の断層像記録

2)安静時心電図の記録(胸部電極位置の移動)

3)安静時血圧の記録

4)検査開始にあたって

4.負荷

1)運動負荷

2)薬物負荷

5.目的別評価法

1)左室局所壁運動異常の評価

2)弁膜疾患の重症度評価

6.報告書作成

V.負荷心エコー検査に必要とされる知識と技術

VI.負荷心エコー検査の今後

C.コントラストエコー検査

1.コントラストエコー法の基本原理であるハーモニクスイメージング法

2.超音波造影剤の種類とイメージング法

3.超音波造影剤の本体は微小気泡

4.コントラストイメージング法

5.コントラストエコー法の臨床応用

1)ドプラ信号の増強

2)心腔の造影ならびに左室心内膜面の同定

3)心筋コントラストエコー

D.冠動脈血流検査

1.冠動脈血流検査の基礎

1)検査の体位

2)冠動脈血流の描出法

3)冠動脈血流描出の条件設定

4)冠血流シグナルの特徴

5)左前下行枝血流の描出方法

6)右冠動脈後下行枝血流の検出

7)左回旋枝後側壁枝血流の検出

8)パルスドプラ法による冠動脈血流速度測定

9)パルスドプラ法による冠動脈の同定

10)冠動脈血流が同定しにくい場合

11)冠動脈血流検出率の向上のために

2.冠動脈血流検査の実際

1)冠動脈血流速波形の計測

2)冠血流予備能検査

3.冠動脈バイパス術後のグラフト評価

4.冠動脈再灌流後の虚血評価

5.冠動脈血流予備能の問題点

E.心臓再同期療法への応用

1.心エコー検査を用いたdyssynchronyの検出法

1)心室間同期不全

2)左室内同期不全

3)房室間同期不全

F.リアルタイム3Dへの応用

I. 探触子の構造

II. 3Dエコーのモード

1.Live(リアルタイム)3Dモード

2.Live3Dズームモード

3.フルボリュームモード

4.カラードプラモード

5.マルチプレーンモード

III. 解剖学的構造の観察

IV. 心機能評価への応用


索引


ひとくちメモ

・tissue harmonic imaging

・患者の向きと超音波診断装置の配置

・ストレイン,ストレインレート

・バルサルバ負荷による左室流入血流速波形のパターン変化

・post systolic shortening

・梗塞の拡大と進展

・気絶心筋と冬眠心筋

・subepicardial aneurysm

・相対的逸脱

・valve tethering

・sphericity

・PISAとvena contracta

・大動脈弁逆流の形成術

・心エコーでの大動脈弁間圧較差(peak gradient)と心臓カテーテル法による圧較差(peak to peakgradient)の違い

・ドブタミン負荷の有用性

・スタックバルブ(stuck valve)

・パンヌス(pannus)

・抗凝固療法とPT-INR

・patient-prosthesis mismatch(患者-人工弁のサイズミスマッチ)

・高血圧症による左室壁厚と心筋重量との関係

・左室壁厚と突然死の発生率および予後との関係

・左室流入血流速波形でみられる三相性波の臨床的意義

・心室肥大と心拡大,容量負荷と圧負荷,心不全と代償機序

・心筋症の定義と分類

・DCDA(delayed closure of ductus arteriosus)

・stretched foramen ovale(stretched ASD)

・生理的肺動脈狭窄

・50% ルール

・左上大静脈遺残

・三尖弁閉鎖症

・Taussig-Bing奇形

・Eisenmenger症候群

・心室中隔の奇異性運動

・IABP(intra-aortic balloon pumping:補助循環用バルーンポンプ駆動装置)

・PCPS(percutaneous cardiopulmonary support:経皮的心肺補助装置)

・卵円孔開存の診断方法

・心筋バイアビリティ

・レボビストRの効果的利用法

・内胸動脈の評価

・septal beak

・モーションアーチファクト


ワンポイントアドバイス

・depthの調整

・検査の説明

・検査の体位

・呼吸のさせ方

・プローブのあて方・持ち方のコツ

・左室計測を行う場合の留意点(1)

・左室計測を行う場合の留意点(2)

・僧帽弁血流速から等容性拡張期時間(IRT)を求めるには

・連続波ドプラのフォーカスポイントはどこに置くか

・肺静脈血流時の流速レンジ設定のコツ

・パルス組織ドプラ法とカラー組織ドプラ法の情報の違い

・僧帽弁輪部速度の計測部位

・画像をみるだけが検査ではない

・Mモード法では拡張末期と収縮末期では左室の異なる部分をみている

・壁運動異常を見落とさないために

・パルスドプラ法におけるサンプルボリウム位置の設定

・PISAの形態

・多方向からのアプローチ

・バルサルバ洞周辺各部位のサイズ

・解離性大動脈瘤における大動脈弁逆流

・下大静脈径による右房圧の推定

・僧帽弁口面積測定の注意点

・多方向アプローチが重要

・機械弁のアーチファクト

・機械弁の連続波ドプラは最高流速をとらえる

・心筋と心室内構造物とを鑑別する

・S字状中隔例における心室中隔の壁厚の計測部位

・心尖部から壁厚を計測する

・左室流出路における圧較差の推定および左室流出路と僧帽弁逆流のドプラ波形の鑑別点

・心アミロイドーシスでみられる油滴状の輝き(granular sparkling)エコーの判別方法

・心エコー検査による左室の大きさの評価

・病歴聴取,心エコー検査前・検査後の情報収集

・慢性肺血栓塞栓症と原発性肺高血圧症の鑑別

・短絡血流と紛らわしい心房への流入血流

・下大静脈の観察

・心尖部の観察

・経食道心エコー法用探触子の操作

・探触子の洗浄と消毒

・運動負荷とドブタミン負荷法の壁運動の違い

・レボビストRを効果的に使うために

・Yu index

・薄い構造物の描出のコツ

特記事項

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お客さまからの声 

★★★★☆ 製品アンケートより
投稿者:匿名 (2016年5月13日 15:51)

まさに教科書といった内容でエコーに必要な情報がまとまっているが、初心者としてはイメージがわかず理解できないところも多いと思う。分かりやすい参考書と併せて購入するのがおすすめです。

★★★★☆ 製品アンケートより
投稿者:匿名 (2014年4月14日 11:54)

もともとの書籍からそうなのですが、弁膜症の重症度評価の値などが表だったり文章だったりとまとまっていなくて、調べ物をするときにはやや不便です。心エコーを勉強するため一通り読むには非常に良い本だと思います。アプリとしての使いやすさは申し分ありません。

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