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- Heart View 2021年7月号 Vol.25 No.7 不整脈薬物治療を考える -ガイドライン改定を踏まえて-
商品情報
内容
1 ガイドライン改訂における主な変更点 小野克重
2 徐脈性不整脈の診断と治療戦略 草山隆志,加藤武史
3 Narrow QRS tachycardiaの薬物による鑑別診断 丸山光紀
ほか
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序文
企画にあたって
清水 渉(日本医科大学循環器内科主任教授)
日本循環器学会/ 日本不整脈心電学会「2020年改訂版 不整脈薬物治療ガイドライン」は,COVID-19の感染が拡大するなか,京都で開催予定であった第85回日本循環器学会総会が中止となったため,2020年3月13日に,日本循環器学会のホームページ上で公開された。不整脈薬物治療に関するガイドラインの歴史は,2004年の「不整脈薬物治療に関するガイドライン」初版にはじまり,2009年にその改訂版が公開された。また,2011年に直接経口抗凝固薬(DOAC)の登場により,心房細動の抗凝固療法に大きな変革がもたらされたため,2013年に心原性塞栓症に対する抗凝固療法を含め心房細動の薬物治療に特化した「心房細動治療(薬物)ガイドライン」が公開された。本ガイドラインは,2009年と2013年のガイドラインを統合する形で,「不整脈薬物治療に関するガイドライン」として11年ぶりの改訂となった。この間,特に心房細動の抗凝固療法については,大規模臨床試験などで多くのエビデンスが蓄積された。また,不整脈治療として,心房細動に対するカテーテルアブレーションや致死性心室性不整脈あるいは心不全に対する植込み型除細動器付き両心室ペースメーカ(CRT-D)などの非薬物治療の進歩と普及が著しい状況である。しかし,そういった状況下でも,薬物治療は不整脈治療の基本であり,その立ち位置をしっかりとさせることが重要である。
「2020年改訂版 不整脈薬物治療ガイドライン」の公開から1年以上が経過し,多くの先生方,特に不整脈専門医はすでに本ガイドラインに目をとおされ,臨床の現場で活用されていることと思われる。本ガイドラインでは,推奨表や図表をできるだけ多く取り入れ,また,フローチャートについては上下方向で治療選択の流れがわかるように統一するなど,作成にあたっても,実臨床で使用しやすいように工夫を行った。
本特集「不整脈薬物治療を考える −ガイドライン改定を踏まえて−」では,この「2020年改訂版 不整脈薬物治療ガイドライン」を執筆された先生方に加えて,実臨床の現場で不整脈治療にあたられている若手の不整脈専門医の先生方にも執筆をお願いし,ガイドライン改訂を踏まえたうえで,不整脈薬物治療のポイントを解説していただいた。
目次
特集:不整脈薬物治療を考える-ガイドライン改定を踏まえて-企画・構成/清水渉
診る
1 ガイドライン改訂における主な変更点 小野克重
2 徐脈性不整脈の診断と治療戦略 草山隆志,加藤武史
3 Narrow QRS tachycardiaの薬物による鑑別診断 丸山光紀
4 特発性心室頻拍の鑑別診断 黒木健志,関口幸夫
5【Expertise】リスク評価(塞栓症・出血)に基づく心房細動抗凝固薬(DOACとワルファリン)の使い分け 廣田尚美,鈴木信也
識る
6 発生機序から考える頻脈性不整脈の治療戦略(心房細動を除く) 永嶋孝一
7 抗不整脈薬の分類/作用機序と薬物動態(吸収/分布/代謝/排泄) 辻 幸臣
8 心房細動の疫学・病態・電気生理学的機序からみた治療戦略 井上耕一
9【Expertise】遺伝性不整脈診断up-to-date 診断技術はどこまで進歩したか 江花有亮,古川哲史
治す
10 心房細動における薬物治療 薬物治療の意義とアブレーションとの棲み分け(抗凝固療法を除く) 近藤祐介
11【Expertise】併存疾患合併心房細動患者における抗凝固療法 深谷英平
12 心房細動患者における観血的手技の周術期抗凝固療法管理 鈴木 敦,武居明日美
13 心室頻拍における薬物治療の位置付け(遺伝性不整脈を除く) 中原志朗
14 遺伝性不整脈の薬物治療up-to-date 森田 宏
15 心室細動による心停止に対する救急処置と急性期薬物治療 田原良雄
連載
・心臓の解剖【知っておきたい知識 -疾患の病態生理から治療へつなげる解剖学-】
第4回 右室の基本構造と疾患に伴う構造変化 井川 修
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書籍情報
- ISBN:9784008102507
- ページ数:120頁
- 書籍発行日:2021年6月
- 電子版発売日:2021年7月28日
- 判:A4変型
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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