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Heart View 2020年6月号 Vol.24 No.6 心不全の心臓リハビリテーション -進行を抑えQOL・症状を改善する治療法-

  • ページ数 : 96頁
  • 書籍発行日 : 2020年5月
  • 電子版発売日 : 2021年8月27日
¥3,080(税込)
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商品情報

内容

特集:心不全の心臓リハビリテーション-進行を抑えQOL・症状を改善する治療法-
1 身体所見から心臓リハビリテーションの効果とリスクを予測する
2 採血結果から心不全の状態を評価する
3 運動の危険性を心エコーから予測する
ほか

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序文

企画にあたって

安達 仁(群馬県立心臓血管センター副院長)


心不全治療の目標は胸水をとって酸素化を改善すること,そして,慢性期治療に必要な薬は適切な利尿薬,若い先生がたのなかにはこのように考えているかたがいるかもしれません。自分の持ち場が病棟やICU,あるいはカテ室が中心で,外来心不全患者をみる機会が少ないと,このような考えになることは仕方ないかもしれません。

しかし,一昨年の心不全ガイドラインにあるように,心不全は急性増悪と緩解を繰り返し,一度増悪すると元のレベルには戻れない症候群であり,また,心不全を「よくする」ということは,運動耐容能をよくさせることであります。そのため,急性期同様,心不全慢性期の管理も重要であり,心機能のみならず運動耐容能を改善させる治療を中心に行う必要があります。その意味で,入院から外来で継続して実施される心臓リハビリテーションは,心不全治療に必要不可欠なものです。心不全に対して心臓リハビリテーションが実施すべき内容は多彩で,運動療法,食事療法,生活習慣の改善,抑うつ状態への介入のほか,生活環境への介入までをも行う必要があります。文字通り,包括的な心不全管理が心不全に対する心臓リハビリテーションです。

ところで,心不全をステージで考えたとき,発症リスクのあるステージA からエンドステージであるステージD まで,その病態は多彩で,ステージが上がるごとにCKD,貧血,うつ状態などの併存症の影響も考慮する必要が出てきます。心臓リハビリテーションも,やはり,ステージA からD まで切れ目なく実施されるべきものですが,ステージごとに目標と実施法が異なってきます。

本特集では,心臓リハビリテーションの観点からみた心不全の病態の把握法,心不全患者の運動生理学,そしてステージごとの心臓リハビリテーションの実施法について明らかにしたいと思っています。近年の高齢心不全患者激増に伴い,心不全の「心臓リハビリテーション」から「心臓」がとれた「リハビリテーション」が脚光を浴びていますが,本特集では心不全治療手段としての心臓リハビリテーションを解説したいと思います。

目次

特集:心不全の心臓リハビリテーション-進行を抑えQOL・症状を改善する治療法-
企画・構成/安達 仁

診る

1 身体所見から心臓リハビリテーションの効果とリスクを予測する  白石裕一,栗本律子,的場聖明

2 採血結果から心不全の状態を評価する  石田岳史

3 運動の危険性を心エコーから予測する  新谷康広,瀬尾由広

4 運動中の心不全の病態をCPX で評価する  村田 誠

識る

5 不安定呼吸を制して心臓リハビリテーションを実践する  藤本直紀,土肥 薫

6 運動中の血行動態  沖田孝一

7 【Expertise】病期ごとの心不全チーム医療  佐藤幸人

治す

8 ステージA,Bの心臓リハビリテーション  木庭新治

9 ステージC の心臓リハビリテーション  絹川真太郎

10 ステージD の心臓リハビリテーション  簗瀬正伸

11 心不全傘寿者のためのリハビリテーション  和泉 徹,小幡裕明,阿部 暁

12 【Expertise】心不全のステージ別栄養管理  衣笠良治,山本一博

連載

・【英語による 自信がもてる学会発表の技術 プレゼンの方法からパワポの作り方まで】

Chapter 2 スライド・ポスターを作成しよう

 5 ポスター作成

 Section 取りと配置 フォントサイズ  上嶋徳久,加藤祐子

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書籍情報

  • ISBN:9784008102406
  • ページ数:96頁
  • 書籍発行日:2020年5月
  • 電子版発売日:2021年8月27日
  • 判:A4変型
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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