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- Heart View 2019年5月号 Vol.23 No.5 心臓リハビリテーション -患者別のシミュレーションで考える治療戦略-
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序文
企画にあたって
牧田 茂
(埼玉医科大学国際医療センター心臓リハビリテーション科教授)
心臓リハビリテーションが注目されている。心疾患治療において疾病管理や身体機能向上の重要性が認識されてきている。心疾患の重症化予防,再発・再入院予防のためにはこのような視点が必要となることはいうまでもない。とくに高齢者にあたるときは必要となる。治療や手術をして心臓はよくなったが,歩いて帰れないとか介護が必要になったとかいう事例は日々経験することである。循環器医や心臓血管外科医が昼夜問わず奮闘して,一生懸命治療をしてもこれでは医師の努力が報われないし,第一患者自身が不幸である。
そこで,登場するのが心臓リハビリテーションということになる。これをすれば患者がみるみるうちに元気になるというわけではないが,やはり急性期治療とともに是非とも心臓リハビリテーションの力を認識してもらいたいという思いで企画にあたった。心臓リハビリテーションは,心臓疾患の再発・増悪・再入院を予防し,患者の体力レベルを高めてQOLの高い生活を長く続けられることを目的にしており,疾病管理のために多職種が長期にわたりサポートする予防医学といってもいいかもしれない。
本特集では,「診る」については,心臓リハビリテーションを行ううえでの身体所見や画像所見の見かたをわかりやすく解説していただき,患者の身体機能評価の中心となる運動負荷試験についても述べていただいた。「識る」では,心臓リハビリテーションのエビデンスやチーム医療について理解を深めていただくよう配慮した。また,トピックスとして心肺運動負荷試験やレジスタンストレーニングの重要部分を解説していただいた。「治す」については,本特集のテーマに通じる患者別のシミュレーションを設定し,疾患ごとにどのように患者を評価し,リハビリテーションを進めていくかについて実践例をまじえて詳しくお書きいただいた。在宅に戻り往診・訪問看護のなかで心臓リハビリテーションをどのように活かしていくかについても記していただいた。どの執筆者もこの分野に秀でた臨床経験のある先生がたにご登場願った。
明日からの診療に役立つように工夫したので,是非とも患者のために心臓リハビリテーションを臨床に十分活用していただきたいと願っている。
目次
特集:心臓リハビリテーションー患者別のシミュレーションで考える治療戦略ー 企画・構成/牧田 茂
診る
1.心臓リハビリテーションに活かすフィジカルイグザミネーション 白石裕一,栗本律子,的場聖明
2.心エコー図と冠動脈CTを心臓リハビリテーションに活かす 石田岳史
3.心疾患患者における運動負荷試験と運動処方の決定方 大宮一人
識る
4.心臓リハビリテーションのエビデンスはどこまで確立しているか? 井澤和大,笠原酉介
5.チーム医療はどのように進めていくのか 長山雅俊
6.【Expertise】心肺運動負荷試験のトピックス 安達 仁
7.【Expertise】レジスタンストレーニング 高橋哲也,藤原俊之,横山美帆,島田和典,代田浩之
治す
8.急性心筋梗塞のリハビリテーション 中西道郎
9.心不全の心臓リハビリテーション 絹川真太郎,角谷尚哉
10.開心術後のリハビリテーション 小笹寧子
11.末梢動脈疾患の治療における運動療法の要点 岩倉具宏,安 隆則
12.大動脈疾患のリハビリテーション 小山照幸
13.【Expertise】心不全患者の訪問リハビリテーション 鮫島光博,弓野 大
連載
・【責任冠動脈を追え!PCIエキスパートになるための25カ条
第16条:Retrograde approachが望ましい症例を見極めよ 村松俊哉
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書籍情報
- ISBN:9784008102305
- ページ数:93頁
- 書籍発行日:2019年4月
- 電子版発売日:2021年9月22日
- 判:A4変型
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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