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- Heart View 2018年12月号 Vol.22 No.13 新時代到来を予感させる循環器遠隔医療
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序文
企画にあたって
筒井裕之(九州大学大学院医学研究院循環器内科学教授)
遠隔医療には,専門医療機関と地域医療機関・主治医を連携する遠隔診断および遠隔相談・支援・教育(医療者間:D to D)と地域医療機関・主治医と患者を直接結ぶ遠隔診療・遠隔管理(医療者-患者間:D to Pや医療者-看護師-患者間:D to N to P)が含まれます。近年の情報通信技術(ICT)の進歩は目覚ましく,循環器疾患の診療においても遠隔医療の導入・普及に大きな期待が寄せられています。心血管画像の読影を行う遠隔画像診断や遠隔相談(コンサルテーション)・遠隔支援や教育(カンファレンス)など医療者同士(D to D)の遠隔医療はすでに現実のものとなっています。
遠隔医療は,わが国の医療の効率化による患者ばかりでなく医療従事者の負担の軽減,医療の標準化による医療の質の向上,さらには医療コストの軽減や地域医療格差の是正など社会・経済に大きく貢献すると期待されています。さらに遠隔医療の発展とともに,その基盤となるデバイスモニタリング,ICTやIoT,さらには医療ビッグデータやAI(ディープラーニング)などを中心とした科学技術イノベーションが加速化されることも期待されます。
一方で,本年4月より医療制度改革の一環として「オンライン診療」の制度化が実施されましたが,循環器疾患診療における遠隔医療の普及は十分とはいえません。そのような背景には遠隔医療がみとめられる範囲などの課題もありますが,その安全性,有効性,経済性の評価・分析が十分ではなく,標準医療として確立されていないという現状もあると考えられます。
本特集では,循環器疾患に対する遠隔医療の最前線を紹介いただくとともに,遠隔医療全体の課題や遠隔医療とともにその発展が期待されるキーテクノロジーであるIoT,さらにはAIやビッグデータなどのイノーベ―ションに関する最新情報についても取り上げました。外来,入院,在宅医療に次ぐ第4の医療として遠隔医療がまさに到来している新時代を感じ取っていただければ幸甚に存じます。
目次
特集:新時代到来を予感させる循環器遠隔医療 企画・構成/筒井裕之
診る
1.ウェアラブルデバイスで何を診るか 住友和弘,田中聖人,佐藤孔亮,早川直希,長谷部直幸
2.モバイルクラウド心電図と救急医療 藤田英雄
3.デバイスモニタリングによる不整脈診断 石橋耕平,草野研吾,繁平和子
識る
4.循環器医療における遠隔診療の位置づけ 武藤真祐
5.ディープラーニングの医学への応用 三宅 淳
6.[Expertise]医療ビッグデータ:次世代医療への扉を開く鍵 二瓶秋子
治す
7.家庭血圧テレモニタリングを基本とした高血圧遠隔医療の現状と課題 谷田部淳一,市原淳弘
8.遠隔医療としての冠動脈インターベンション 足利貴志,梅本朋幸,植島大輔,磯部光章
9.ICTによる心不全の疾病管理 横田 卓
10.侵襲的モニタリングによる心不全マネージメント 西井伸洋,伊藤 浩
11.肺高血圧症診療における遠隔医療 田村雄一
12.[Expertise]植込み型補助人工心臓装着患者の在宅管理の現状と遠隔医療への期待 藤野剛雄,加来秀隆,筒井裕之
連載
・【責任冠動脈を追え!PCIエキスパートになるための25カ条】
第11条:OCT guide PCI:エキスパートの視点を学ぶべし 前島信彦,日比 潔
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書籍情報
- ISBN:9784008102213
- ページ数:92頁
- 書籍発行日:2018年11月
- 電子版発売日:2021年10月20日
- 判:A4変型
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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