臨床画像 2018年3月号 副腎の画像診断・IVR

  • ページ数 : 120頁
  • 書籍発行日 : 2018年2月
  • 電子版発売日 : 2019年9月25日
¥2,750(税込)
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商品情報

内容

画像医学,画像診断に携わる放射線科医や一般臨床医を対象に,画像診断の重要かつ最新のテーマ,話題のトピックスを取り上げて解説する総合画像医学雑誌。【特集】副腎の画像診断・IVR

■特集:副腎の画像診断・IVR:診断に必要な基礎から臨床まで
 序説
 副腎の病理
 副腎疾患のCT/MRI診断
 副腎疾患の核医学診断
 ほか

序文

序説

本号の特集として,副腎疾患の画像診断から治療までをテーマに取り上げた。副腎病変の画像診断は,局所の画像を熟知しなければならないことに加え,ホルモン産生臓器ゆえに多彩な全身症状を引き起こし,それに伴う画像所見も十分に理解する必要があるまた,副腎腫瘍の治療も従来の外科的手術のみならず,RFAなどのIVR治療も積極的に行われるようになってきた。

本特集号では,副腎の病理,副腎疾患のCT/MRI診断,副腎疾患の核医学診断,副腎疾患の内科的診断治療,副腎疾患の外科的治療,副腎静脈サンプリング法,副腎疾患のIVRなどを取り上げ,腫瘍を中心とする副腎疾患を総合的に理解することを目的とした。

病理では東美千代先生に病理診断におけるさまざまな診断基準法,Ki67測定法の再考と遺伝子変異解析の可能性について述べていただいた。CT/MRI診断は寺田大晃先生,核医学診断は神宮司メグミ先生らに特徴的画像診断と最新の知見を交えて解説いただいた。寺田先生には形態からみたCT/MRI診断をわかりやすく解説いただき,神宮司先生には機能からみた核医学診断をpitfallを交えて解説いただいた。

内科的解説は佐藤文俊先生,副腎静脈サンプリング法は清治和将先生らに執筆いただいた。両先生方はわが国における副腎疾患の診療研究のトップである東北大学グループであり,豊富な経験に基づく解説をいただいた。

外科的治療法は座光寺秀典先生,IVR治療は山門亨一郎先生に執筆いただいた。座光寺先生には放射線科医に腹腔鏡下手術の到達点や副腎摘出剥離ラインなど空間的なイメージなど洞察を与えていただいた。山門先生においては豊富な経験と研究から得られた副腎RFAを含めたIVR治療のテクニックや治療経過について詳説いただき,これから副腎IVRを始めようと思われている先生方の鳥瞰図になると思われる。

今回の特集が副腎疾患の病理・画像診断・臨床治療法をすべて網羅した内容となるだけでなく,先生方に副腎疾患により一層興味を抱いていただければ幸甚である。最後にご多忙のなか,ご執筆いただいた先生方に本欄をお借りしてお礼を申し上げる。


馬場康貴

目次

特集:副腎の画像診断・IVR:診断に必要な基礎から臨床まで

序説

副腎の病理

副腎疾患のCT/MRI診断

副腎疾患の核医学診断

副腎疾患の内科的診断治療

副腎疾患の外科的治療

副腎静脈サンプリング法

副腎腫瘍のIVR治療

Current Topics

・運動器カテーテル治療(IVR)の実際

1.総論

2.難治性凍結肩に対するイミペネム・シラスタチンを用いた経動脈的微細血管塞栓術の実際

3.運動器カテーテル治療の膝関節への応用

連載

・特集アドバンストコース[Vol.33,11月号特集]

脳脊髄液動態異常の病態と画像所見:新しい概念と最新の診断・治療

・頭蓋病変の画像診断[第8回]

頭蓋内圧亢進に伴う頭蓋の変化

・悪性リンパ腫の"appearances"[第3回]

肺・縦隔・胸膜

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書籍情報

  • ISBN:9784008003803
  • ページ数:120頁
  • 書籍発行日:2018年2月
  • 電子版発売日:2019年9月25日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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