
小児科 2016年5月臨時増刊号 57巻 6号 小児と感染症 ―この10年間のアップデート【電子版】
福永 慶隆, 河野 陽一, 中西 敏雄, 岡部 信彦, 高橋 孝雄 (編集)
金原出版 株式会社
338 頁
(2016年5月)


ここ10年で大きく進化した小児感染症の幅広い知識を、まとめてアップデートできる1冊です。
今回は少し切り口を変え「10年間のアップデート」として,この10~15年の小児感染症の変化を中心にそれぞれのエキスパートにまとめていただきました.
本特集が,子どもたちの感染症の予防,治療,良好な改善,そして感染症研究の発展に少しでも役立つことを願っております.
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製品説明
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AndroidOS 5.0 以降 |
原則、国内キャリア経由で販売される端末につきましてはサポートする方針で対応を行っております。端末固有の問題が発生した場合には実機を入手し動作確認を行います。なお国内キャリア経由の販売であっても、Google Play Store非対応の端末ではアプリ本体のダウンロードがいただけないため、お使いいただけません。 | |
外部メモリ:68.6MB以上(インストール時:146.0MB以上) *コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。 *コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcherが必要です。 *AndroidOSでの導入方法の詳細は こちら |
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iOS 5.0 以降 |
対応機種: iPad 、 iPod touch第4世代 、 iPad Air 、 iPad Air2 、 iPad mini 、 iPad mini 3 、 iPad mini 4 、 iPad mini Retina 、 iPad2 、 iPad第3世代 、 iPad第4世代 、 iPhone4 、 iPhone4S 、 iPhone5 、 iPhone5c 、 iPhone5s 、 iPhone6 、 iPhone6 Plus 、 iPod touch第5世代 | |
外部メモリ:18.7MB以上(インストール時:47.3MB以上) *コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。 *コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcher 2.3.0以降が必要です。 *iOS/iPhoneOSでの導入方法の詳細は こちら |
![]() |
iOS/iPhoneOSについては諸般の事情により、対応が遅れております。大変申し訳ございません。現在のところ、8月下旬の対応を予定しております。大変恐縮ですが、今しばらくお待ちいただければ幸いです。 |
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この10~15年間におけるパソコン・携帯電話などの普及は著しく,大人も子どももキーボードを叩きあるいはパネルタッチなどをして,しきりに画面をのぞき込んでいる風景はいたるところで見られるようになりました.
小児の感染症も,この10~15年で大きく変化してきています.最大の変化ともいえるのが,ITの発達とともに拡大した感染症に関する情報の変化でしょう.誰もがどこにいても,日常の感染症の推移の情報が得られるだけではなく,インフルエンザパンデミック(A/H1N1 pdm 2009)や突然と現れた国内でのデング熱の広がり,今目の前にはないが身近に来るかもしれないエボラやMERS,ジカ熱などの情報がいち早く入手できるようになりました.情報を得るということは一方では情報を出すということも必要であるという認識,またこれを分析する能力・役割の向上すなわちサーベイランスの重要性は飛躍的な変化をし,臨床の現場に大きな影響を与えていると思います.
診断の場では,病原体検査としての迅速診断キットが普及し,遺伝子診断も決して特殊な検査ではなくなり,網羅的な検索が行える次世代シークエンサーなども登場してきました.各種の治療法の進歩と工夫は,感染症からの回復に大きく寄与してきていますが,一方新たな抗菌薬の開発に関してはそれほどの進歩はなく,むしろ耐性菌の拡大傾向とその対策が世界的な課題となり,2016年の伊勢志摩サミットの中でも検討されるテーマの一つとなっています.予防医学の面では,国内でのワクチンギャップはかなり改善され,新たに導入されたワクチンによってVaccine Preventable diseases(VPD)の疫学状況は劇的な変化をしてきており,外来・入院を問わず,小児の医療の内容や形態にも大きな変化が出てきています.ただし,なんといっても子どもや親・保護者の話をよく聴き,五感を澄まして診察をして,丁寧な説明をする,という小児の診療の基本は全く変化するものではないと思います.
小児の感染症に関する特集は本誌でもたびたび取りあげ,またトピック的に本誌の通常号でもしばしば取り扱ってきておりますが,今回は少し切り口を変え「10年間のアップデート」として,この10~15年の小児感染症の変化を中心にそれぞれのエキスパートにまとめていただきました.
本特集が,子どもたちの感染症の予防,治療,良好な改善,そして感染症研究の発展に少しでも役立つことを願っております.
「小児科」編集者一同
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I 総論-この10年間の変化
1 21世紀の国際的な感染症の動向
2 国内の感染症の動向-把握の方法と概要について
3 国・国際レベルの感染症サーベイランス
4 地域における感染症サーベイランス
5 外来における感染症の診断 -呼吸器感染ウイルスを中心に
6 入院医療機関における感染症の診断
7 病原診断法-細菌・真菌感染症
8 病原診断法-ウイルス・リケッチア感染症
9 病原診断法-寄生虫感染症
10 外来における感染症の治療
11 入院医療機関における感染症の治療
12 感染制御
13 感染症法の動き
14 予防接種法の動き
15 学校保健安全法・学校感染症の動き
II 特殊な状況下での診断と治療
16 免疫不全状態と感染症
17 移植と感染症
18 輸血と感染症
19 喘息と感染症
20 一次・二次救急での感染症
21 高度救急救命における感染症
22 母子感染症
23 新生児における感染症
24 成人・高齢者から小児への感染症
25 スポーツと感染症
26 海外旅行・海外長期滞在と感染症
27 小児と動物の共通感染症
28 輸入感染症
III 感染症各論
29 発疹性疾患
30 呼吸器感染症
31 神経系感染症-脳炎・脳症・脊髄炎
32 神経系感染症-髄膜炎
33 消化管感染症
34 循環器系感染症
35 腎泌尿器系感染症-尿路感染症:海外のガイドラインを中心に
36 運動器感染症
37 皮膚感染症
38 耳鼻咽喉科系感染症
39 眼感染症
40 歯科系感染症
41 小児外科系感染症
42 小児婦人科感染症-外陰と腟の感染症
特記事項
※今日リンク、YNリンク、南山リンクについて、AndroidOSは今後一部製品から順次対応予定です。製品毎の対応/非対応は上の「便利機能」のアイコンをご確認下さいませ。
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